便秘薬の服用を考えている方は要チェック! 便秘薬の種類・副作用について

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便秘が毎日続くと、体がだるくなり、スッキリしませんよね。
何とか便を排出しようと、「便秘薬」を飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
ドラッグストアに行くと、さまざまな便秘薬が発売されています。
どの便秘薬を選べば良いのか、悩んでいる人は必見です。
これから、便秘薬の種類・便秘薬による排便のメカニズム、副作用、デメリットについて説明します。
便秘薬の服用を考えている人も、必ずチェックしてください。
どのように分類されるのか、一緒にチェックしましょう。

目次

  1. 便秘薬の種類
  2. 便秘薬の副作用
  3. 便秘薬のデメリット・注意点
  4. まとめ

1.便秘薬の種類

さまざまな便秘薬が数多くのメーカーから発売されています。
便秘薬の種類は、決してひとつだけではありません。
それぞれ種類によって、特徴や排便のメカニズムが異なります。
自分の体質や便秘に合った便秘薬を選ぶためには、種類について把握することが大切です。

1-1.大腸・小腸刺激性下剤

便秘薬の中でも比較的多いタイプが、“大腸刺激性下剤”です。
大腸刺激性下剤は、大腸に刺激を与える成分が豊富に含まれています。
老廃物や毒素、便がたまっている大腸に刺激を与え、排便を促す仕組みですね。
大腸刺激性下剤は、効果が現れるまでおよそ6~8時間ほどかかると言われています。即効性がないので、朝に便を出したい場合は、前日の就寝前に飲んだ方が効果的でしょう。
一方、小腸刺激性下剤も便秘薬のひとつです。
小腸刺激性下剤は、大腸ではなく、小腸へ刺激を与えます。
便を排出する“ぜん動運動”が活性化されるでしょう。ぜん動運動を活性化させることで、便の排出を促すのです。
そして、小腸刺激性下剤の効果は、およそ2~4時間後にやってくるでしょう。
大腸刺激性下剤よりは、効果が早いです。
便秘薬によって、効果の発現が異なるのも、チェックしておくと良いでしょう。

1-2.浸透圧性下剤

便秘薬の種類は、ほかにもたくさんあります。
最近、よくドラッグストアで見つけるのが“浸透圧性下剤”です。
浸透圧性下剤は、緩下作用が期待できます。腸内で吸収されにくい成分が含まれているので、吸収されずにたまっていくでしょう。
新党圧性下剤の成分が腸内にたまると、浸透圧が急上昇します。浸透圧が上がると、水分が吸収されるのです。
そして、水分が吸収されれば、緩下作用が生まれます。
このような仕組みが、浸透圧性下剤の発生メカニズムになるので、覚えておいてくださいね。

1-3.膨張性下剤

便秘薬の種類には、“膨張性下剤”もあります。
膨張性下剤の特徴は、大腸を刺激する仕組みです。
排便のメカニズムは、便秘薬によって異なります。
膨張性下剤は、大腸に刺激を与えることで排便を促すのです。
詳しく説明すると、膨張性下剤を服用したとたん、大腸にある水分を吸収します。
そして、吸収された水分がすべて便に浸透するのです。浸透することで、腸内にある内容物を膨張させることができます。
内容物が大きく膨らめば、大腸を刺激し、便が排出できるでしょう。
仕組みは、大腸刺激性下剤と似ていますね。
便秘薬は、主に以上の3種類にわかれるので、必ずチェックしてください。

2.便秘薬の副作用

2-1.必ず知っておきたい便秘薬の副作用

便秘薬には、副作用があります。
便秘薬を利用する前に、必ず副作用を知っておかなければなりません。
副作用を知らなければ、後でトラブルになってしまうので注意してくださいね。
便秘薬の副作用は、主に次のとおりになります。

  • 流産、早産の危険性
  • 腸閉塞、虚血性大腸炎になる
  • 高マグネシウム血症の危険性
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 下痢
  • 食欲不振

以上のような副作用が考えられるので、使用上の注意点は必ず読まなければなりません。
妊娠中に便秘薬を飲むと、薬の成分がそのまま胎盤に流れる恐れがあります。
流産・早産の危険性があるので、できるだけ妊婦さんは服用を控えましょう。
また、腸閉塞や虚血性大腸炎、高マグネシウム血症など、大きな病気につながる可能性もあります。
便秘薬を服用している人の中で、よくありがちな副作用が、腹痛・吐き気・下痢・食欲不振などの体調不良です。
自分の体質に合っていない便秘薬を服用すると、副作用が現れるでしょう。すぐに服用をやめてくださいね。

2-2.すべての便秘に効果があるとは限らない

便秘薬にもさまざまな種類があり、ほとんどの便秘が薬を飲めば解消できるでしょう。
しかし、「痙攣性便秘」に限っては、市販の便秘薬は逆効果になってしまうケースが多いので注意しなければなりません。
「痙攣性便秘」は、腸内のぜん動運動が活性化している状態の便であり、腸内が敏感になっています。
ほとんどの便秘薬は、ぜん動運動を活性化させるために成分が構成されているのです。
そのため、痙攣性便秘の人が便秘薬を服用すると、逆効果になってしまうでしょう。
便が排出されず、逆に、腹痛や吐き気、下痢などの副作用が引き起こされるのです。
便秘薬は、すべての便秘に効果があるとは限らないことを、必ず知っておいてくださいね。

3.便秘薬のデメリット・注意点

3-1.便秘薬に依存する可能性が高い

副作用があることも便秘薬のデメリットですが、「依存する可能性が高い」点もデメリットのひとつになります。
実際に、便秘になるたびに便秘薬を飲んでいる人が多いです。
便秘薬がなければ便が排出できなくなる状態になると、非常にやっかいなので注意しなければなりません。便秘薬に依存している証拠になります。
依存してしまうと、根本的に便秘が解消されないでしょう。
体はどんどん薬に侵されてしまいます。
便秘薬を服用するのは良いですが、依存しないように適度に利用することが大切です。

3-2.過剰な摂取は腸の負担になる

ほとんどの便秘薬は、腸に刺激を与え排便するメカニズムになっています。
たくさん摂取した方が効果的だと感じますが、過剰な摂取は逆効果になるので注意してください。
過剰な摂取は、腸の負担になるのです。
排出すべき便もスムーズに出なくなってしまいます。
便秘薬を服用するときは、説明書に記載されている1日の摂取量を必ず守ってくださいね。
摂取量を守った方が、便秘をスムーズに解消できます。

4.まとめ

便秘薬の種類や副作用、デメリットと注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。便秘薬はあくまで、一時的な解消法になることを覚えておいてください。根本的に改善できるわけではありません。
便秘薬を飲めば、便秘が解消できるので「治った」と勘違いする人が多いのです。
しかし、再び便秘はやってくるでしょう。
便秘を完全に解消したいのなら、生活習慣や体質を改善しなければなりません。
便秘薬は一時的に解消するだけだと覚えておきましょう。

  • 大腸、小腸刺激性下剤
  • 浸透圧性下剤
  • 膨張性下剤
  • 知っておきたい便秘薬の副作用
  • 痙攣性便秘には逆効果
  • 便秘薬に依存すると危険
  • 過剰な摂取は絶対にしない
  • 1日の摂取量を守る

以上のポイントは、ぜひ抑えておきたいですね。
便秘薬の服用を考えるなら、どの排便メカニズムが自分に合っているのか、しっかり考えてください。
そして、服用する前に必ず説明書を読みましょう。
説明書には、1日の摂取量や注意点、副作用の危険性など、大切な内容が記載されています。きちんと正しい方法で飲まなければ、逆効果になってしまうので注意しなければなりません。
服用する前に、しっかり説明書を読み、便秘薬の注意点・副作用の危険性を、把握してくださいね。

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