プチ断食が便秘解消に効果がある理由とは?

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「プチ断食」とは、週末などを利用して短期間で行う断食のこと。
ダイエットに効果的なだけでなくデトックス効果や便秘解消効果もあるということで、人気を集めています。
では、なぜプチ断食を行うと便秘が解消するのでしょうか?
そこで、今回はプチ断食による便秘解消効果についてご説明します。
効果的なプチ断食の方法も、ご紹介しましょう。
プチ断食に興味があるという方や、プチ断食を利用して便秘解消をしたいという方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. プチ断食って何?
  2. プチ断食はどのように行うの?
  3. 断食をしたい場合はどうすればいいの?
  4. おわりに

1.プチ断食って何?

プチ断食の便秘解消効果をご紹介する前に、まずはプチ断食とは何かということをご説明しましょう。
普通の断食とどこが違うのでしょうか?

1-1.プチ断食の定義とは?

そもそも、「断食」というのは3日以上水分以外の食物を摂取しない行為を指します。
といっても、単に食事を抜けばよいというわけではありません。
そのような行為は、絶食といい体に悪影響が出る可能性があるのです。
断食に入る前は食事の量を減らして胃腸を空腹感にならし、断食が終わったら「回復食」と呼ばれる流動食から食事を開始しなくてはなりません。
素人が自宅で行うのは難しいです。
しかし、プチ断食は18時間程度だけ断食を行います。
ですから、空腹による胃腸へのダメージが少なく、回復も簡単でしょう。
素人でも家庭で行うことができます。

1-2.プチ断食の効果とは?

現在、私たちの周りには食べ物があふれています。
「何日もご飯が食べられなかった」という経験がある方はほとんどいないでしょう。
逆に、たいしておなかがすいていないのにだらだら食べ過ぎてしまったという方や、ストレス解消につい暴飲暴食をしてしまうという方も多いと思います。
実は、人間はつい近年まで飢えと戦い続けてきました。
毎日おなかいっぱい食べ物が食べられるようになったのは、ごく最近のことです。
ですから、人の胃腸は入ってきた食べ物をすべて消化して吸収しようとします。
また、おなかがいっぱいになったら脳は幸せを感じるようになっているのです。
ですから、たくさんものを食べても胃や腸は消化しようとがんばります。
プチ断食はそんなオーバーワーク気味の胃腸を休ませる効果もあるのです。

1-3.なぜ、プチ断食が便秘解消に効果があるの?

便秘の原因はさまざまですが、その中のひとつに「腸の運動機能の低下」があります。
腸は胃と同じように自分から運動して、内容物を直腸へ送るのです。
大腸は、そんな内容物が最後に行きつくところ。
栄養をすっかり吸収されつくした食べ物は、便になって腸の運動によって外に排出されるのです。
しかし、腸の動きが弱まると便はなかなか直腸へたどりつけません。
また、外に押し出す力が弱ければ排出もされにくいでしょう。
腸の動きが弱まる原因のひとつに、消化器官のオーバーワークがあります。
つまり、常に食べ物を食べ続けていれば、胃腸が疲れて動きが鈍くなるのです。
ですから、プチ断食をして胃腸を休ませてあげれば、再び活力を取り戻すでしょう。
また、半日以上食べ物が入ってこないと、胃腸は次に入ってきた食べ物の栄養を逃すまいと活発に活動を始めます。
つまり、便秘が解消しやすくなるのです。

2.プチ断食はどのように行うの?

では、プチ断食はどのように行えばよいのでしょうか?
この項では、その方法をご紹介していきます。

2-1.プチ断食は3日間かけて行う

プチ断食で、実際に断食を行うのはおおよそ半日です。
しかし、準備と回復の期間をいれると3日間かけて行うことになります。
断食を行う前日は、食べる量を普段の3分の2程度にしておきましょう。
消化吸収のよいものを食べ、揚げものなど重たいものはさけます。
アルコールも控えてください。
断食当日は、朝から取ってよいのは水分だけです。
水分として酵素ドリンクを飲んでもよいでしょう。
断食中でも水分を取らなければ脱水症状になります。
ですから、3~4時間おきに意識して水分を取ってください。
朝から日没まで水分のみで過ごしたら、夜は具の少ない野菜スープを食べます。
おなかはペコペコにすいているはずですが、がまんしておわん一杯程度にとどめておきましょう。
翌日は、朝から回復食として八分粥(かゆ)やヨーグルトを食べます。
お昼から夜にかけて徐々に食べる量を増やして断食は終了です。
ただし、この日まで揚げものや脂っこいもの、アルコール類は控えてください。

2-2.教本などを参考にしよう

本屋に行けば、プチ断食に関する本がたくさん並んでいます。
具体的なメニューを知りたい方は、このような教本を参考にしてください。
また、インターネットを検索してもたくさんのメニューがヒットするでしょう。
ただし、中には自己流でメニューを作っている人もいますので、初挑戦の方は信頼できる人が監修をしている教本をお手本にしてください。

2-3.断食を行ってはいけない人とは?

糖尿病など食事療法が必要な人や、妊婦、10代前半の方は断食を行ってはいけません。
特に、育ち盛りの10代は断食を行うと体に必要な栄養が不足してしまいます。
そのほか、健康面に不安のある方は断食をしてもよいか医師に相談してから行いましょう。

3.断食をしたい場合はどうすればいいの?

「プチ断食になれたので、本格的な断食にチャレンジしたい」という方もいるでしょう。
しかし、3日以上の断食は準備と回復にも専門的な知識が必要です。
また、自己流の方法で何日も食事を絶ち、いきなり普通の食事にもどすと胃腸に負担がかかりすぎて、最悪の場合命の危険があります。
ですから、「3日以上の本格的な断食を行いたい」という場合は、専門の施設を利用しましょう。
最近は、断食プログラムを行っているペンションや宿坊もたくさんあります。
このような施設は、専門の知識を持ったトレーナーや医師が指導に当たってくれるでしょう。
ただし、単に便秘を解消したいだけならば、半日断食でも十分です。
まずは半日断食にチャレンジしてみて、便秘解消以外にもいろいろな効果を実感できた人は、本格的な断食にチャレンジしてみましょう。
また、この断食も持病がある方などはできません。注意してください。

4.おわりに

いかがでしたか?今回はプチ断食の便秘解消効果についてご紹介しました。
まとめると

  • プチ断食を行うと胃腸が休まる。
  • プチ断食をすると、胃腸の動きが活発になる。
  • プチ断食を行うのは半日ほどだが、準備や回復期間をいれて3日間行おう。

ということです。
しかし、便秘の原因は単に生活習慣の乱れだけではありません。
重大な病気の症状のひとつかもしれないのです。
ですから、「たかが便秘」と侮(あなど)ってはいけません。
特に、今まで便秘にあまりなったことがなく、生活習慣も変えていないのに急に便秘になったという場合は、病気の可能性があります。
その状態のまま2週間以上便秘が解消しなければ、一度病院を受診しましょう。
また、プチといっても断食は断食です。正確な知識を仕入れて行ってください。
自己流の方法でプチ断食を行えば、かえって便秘が悪化する可能性もあります。

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