知るべき便秘が続く危険性~腸閉塞の症状や便秘との見分け方について~

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便秘は長く続けば続くほど非常に危険な症状です。
そのため、便秘になっている人はできるだけ早めに解消しなければなりません。
しかし、便秘の中には正体が「腸閉塞」という危険なケースもあるのです。
似ているようでまったく異なる「腸閉塞」について詳しく説明します。
便秘の危険性や糞便(ふんべん)性イレウスとは、便秘と腸閉塞の見分け方を一緒にチェックしていきましょう。

目次

  1. 便秘の危険性や症状
  2. 糞便(ふんべん)性イレウスとは
  3. 便秘と腸閉塞の見分け方
  4. まとめ

1.便秘の危険性や症状

便秘が長く続くといったいどのような悪影響をもたらすのでしょうか。
便秘の危険性や症状について詳しく説明します。
便秘の危険性について把握すれば、危機感を見につけることができるでしょう。

1‐1.死をもたらす「大腸がん」になる可能性が高い

便秘は体の中に不要なものがたくさん詰まっている状態です。
老廃物や毒素が詰まっているので、体のさまざまな機能が弱くなってしまいます。
腸の働きはもちろんのこと、血液の流れも悪くなってしまうのです。
体中が疲れやすくなる、冷え性が悪化する、ホルモンバランスが乱れるなど心身ともにさまざまな症状が起こります。
便秘はできるだけ早めに解消しなければなりません。
放置すればするほど最も怖いと言われている「大腸がん」になる可能性が高まります。大腸がんは初期症状がわかりやすく、すぐに改善すれば治る病気です。
便秘の段階で大腸がんを防いでおかなければなりません。
実際、便秘を放置したせいで大腸がんになり入院した人もたくさんいるのです。
非常に危険性の高い症状だと覚えておきましょう。

1‐2.生活習慣病や痔(じ)・アレルギー症状

便秘の危険性はさまざまなところに潜んでいます。
解消しても再び便秘になる慢性の症状は「痔(じ)」がつきものです。
非常に硬い便になっているのできれ痔(じ)になる人がたくさんいます。
きれ痔(じ)は便を出そうとするとき痛みがひどい特徴を持っており、大変です。
ほかにも「いぼ痔(じ)」や「痔(じ)ろう」などさまざまな症状があります。
また、高血圧などの生活習慣病、アレルギーになる危険性もあるのです。
何とか硬い便を出そうと思いっきりいきんでしまうでしょう。
しかし、いきむことが高血圧を引き起こしてしまいます。
高血圧は脳卒中や動脈硬化の原因でもあるので要注意です。
そして、常に老廃物や毒素がたまっている状態の腸内では有害物質がアレルギーを起こす可能性があります。
花粉症などのアレルギーに悩む日々が続くでしょう。

1‐3.妊娠中の便秘は危険なリスクを負っている

便秘は男性よりも女性に多い悩みです。
肌荒れや体調不良などさまざまな悪影響をもたらしてしまいます。
しかし、最も危険なのは「妊娠中の便秘」です。
便秘が日常の1つになっていると妊娠したときに困ってしまいます。
妊娠中は子宮が赤ちゃんの大きさに合わせてどんどん大きくなるでしょう。
そこへ、便秘が合わさってしまうと腸内がさらに圧迫してしまいます。
胎児の成長によって圧迫しているのにもかかわらず、さらに負担が増えてしまうのです。
また、便秘は血液の巡りが悪くなってしまいます。
おなかの中にいる赤ちゃんに必要な栄養素を送ることができなくなるでしょう。
母体だけでなく、赤ちゃんにも悪影響をもたらしてしまうので便秘は要注意です。

2.糞便(ふんべん)性イレウスとは

2‐1.便秘と密接な関係を持っている「糞便(ふんべん)性イレウス」

「糞便(ふんべん)性イレウス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
便秘で悩んでいる人はぜひチェックしてほしい内容です。
糞便(ふんべん)性イレウスとは「腸閉塞」の種類になります。
腸閉塞とは腸内の流れを防いでしまう状態のことです。
原因はさまざまですが、体の中に入った食べ物がスムーズに肛門(こうもん)へと運べなくなってしまいます。
腸閉塞の1種になる「糞便(ふんべん)性イレウス」は原因が便になっている腸閉塞のことです。
便が小腸・大腸に詰まることで腸閉塞を起こした状態になります。
つまり、便が長く腸内に滞在すればするほど糞便(ふんべん)性イレウスになる確率が高くなるでしょう。
便秘の末期症状としてよく起こる病気ですね。

2‐2.知っておきたい糞便(ふんべん)性イレウスの症状

便秘が原因で起こる腸閉塞「糞便(ふんべん)性イレウス」の症状について説明します。便秘で悩んでいる人は自分の症状と似ているところがないかチェックしてください。
糞便(ふんべん)性イレウスは急におなかが痛くなるなどの症状は起きません。
便秘の進行と同時に少しずつ悪化するのが特徴的です。
そのため、少しずつ体に変化が現れるでしょう。最初はおなかの膨張や食欲不振から始まります。
少しずつ体調不良が続き、最終的には嘔吐・激しい腹痛がやってくるでしょう。
最初の症状は普通の便秘と変わらないため「いつものこと」と判断してしまいがちです。
しかし、激しい腹痛や吐き気がやってきた場合はすぐに病院へ行かなければなりません。糞便(ふんべん)性イレウスになっている可能性が高いでしょう。

3.便秘と腸閉塞の見分け方

3‐1.おなかの痛みで見分ける

糞便(ふんべん)性イレウスをのぞき、ほとんどの腸閉塞は腸の病気やできものが原因になっています。
便秘で腸閉塞になるのは糞便(ふんべん)性イレウスだけです。
しかし、便秘と腸閉塞の症状は似ているところがあります。
おなかの膨張や吐き気などは共通している症状です。
便秘・腸閉塞どちらともおなかの張りがひどくなるので、一見どちらになっているのか判断しにくいでしょう。
毎回便秘になっている人ほど腸閉塞の可能性は考えません。
けれども、腸閉塞になっている可能性も決してゼロではないのです。
便秘と腸閉塞の見分け方としては「おなかの痛み」に注目してください。
便秘・腸閉塞どちらとも腹部の痛みはありますが、痛みの度合いがまったく異なるのです。
激しい腹痛がやってきたときは腸閉塞と考えてください。
便秘よりも激しい腹部の痛みが特徴的になります。
日常生活が難しいほどの痛みがやってきたときは、すぐ病院へ行きましょう。
腸閉塞と便秘の区別は「腹部の痛み」で判断してくださいね。

3‐2.便秘を未然に防ぐことが大切

腸閉塞や糞便(ふんべん)性イレウスなどの症状について説明してきました。
最終的に、便秘はできるだけ早めに改善したほうが良いです。
便秘が長く続くほど糞便(ふんべん)性イレウスになってしまいます。
また、便秘は快適な生活を送ることができません。
疲れやすい体になる、太りやすい体質になるなど健康・美容・ダイエットにも悪影響を与えてしまいます。
便秘が長く続いている人は生活習慣を1度改めてみてください。
意外と不規則な生活習慣が原因になっている人が多いのです。
規則正しい生活習慣を送るだけでも便秘の症状がやわらぐでしょう。

4.まとめ

便秘の危険性や症状、糞便(ふんべん)性イレウスとは、便秘と腸閉塞の見分け方について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
便秘は大腸がんやアレルギーなどさまざまな悪影響をもたらします。
少しずつ生活を改善しながら便秘を解消していきましょう。

  • 死をもたらす「大腸がん」になる可能性が高い
  • 生活習慣病や痔(じ)、アレルギーになる
  • 妊娠中の便秘は非常に危険
  • 便秘と密接な関係を持っている「糞便(ふんべん)性イレウス」
  • 最終的には激しい腹痛や吐き気が起こる
  • おなかの痛みで見分ける
  • 便秘を未然に防ぐことが大切

以上のポイントはぜひ押さえておいてくださいね。

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