固い便がなかなか出ない!!スムーズに出す方法を紹介!

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おなかの中で固い便ができてしまい、出そうで出ない。そんな経験をしたことがある方も多いでしょう。特に、肛門(こうもん)付近でつまってしまうとより苦しいですし、無理に出そうとすると切れ痔になる可能性もあるのです。

そこで、今回は固い便をスムーズに出す方法をご紹介しましょう。便秘に悩んでいる方は多いですが、デリケートな問題ですからなかなか誰かに相談することもできないと思います。しかし、固い便を無理に出し続けようとすれば、肛門(こうもん)も大変なことになるかもしれません。

固い便に悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで対策の参考にしてください。

  1. 便が固くなる原因は?
  2. 固い便のデメリットとは?
  3. 便が出ないときの対処法
  4. 便を固くしないようにする方法
  5. おわりに

1.便が固くなる原因は?

健康な便は適度な柔らかさがあり、便意を感じるとすぐに排出できます。しかし、一度便が体の中で固くなってしまうと、いきんでもなかなか出ません。また、出てもウサギのフンのように黒いコロコロとした小さいもので、不快感が残る方も多いでしょう。

便が固くなる最大の原因は、便秘です。直腸についたばかりの便は水分がたくさん含まれています。しかし、それが排出されないと直腸の中でどんどん水分は失われ、固い便になるのです。固いだけでなく圧縮されて太くなることもあるでしょう。

また、水分不足でも便が固くなることがあります。その他、食物繊維の取りすぎでも便が固くなることがあるでしょう。食物繊維といえば、便秘解消の効果が高い成分です。しかし、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。このうち、野菜に含まれている不溶性食物繊維は、腸の中の水分を吸収して倍以上の大きさに膨らむのです。その結果、腸の運動が促されて便秘が解消します。

しかし、食物繊維がたくさん含まれた便は太いうえに固くなることが多く、排便するときに痛みを感じる人も少なくありません。

2.固い便のデメリットとは?

便が固いと、いきんでもなかなか排出できません。また、長い間いきんでいるとお尻に圧力がかかりすぎて、切れ痔の原因になります。さらに、直腸で固い便がつまっている場合は、便意ばかりが強くなっておなかが痛くなることもあるでしょう。また、固い便は一度で出ることは少ないです。そのため、便が出てもすっきりした感じがせず、不快感が続きます。固い便が腸の中にとどまり続けることにより、便秘が解消しにくくなるのです。

3.便が出ないときの対処法

では、固い便をできるだけスムーズに出すには、どうしたらよいのでしょうか? この項では、その一例をご紹介します。

3-1.便意を感じたらすぐにトイレに行く

固い便を出すには、いきむだけでは難しいです。腸の動きに合わせていきむと出やすいでしょう。ですから、便意を感じたらすぐにトイレに行ってください。そうすれば、出やすくなります。

3-2.お尻付近を暖める

皮膚は血行がよくなると緩みやすいです。肛門(こうもん)も同じ。ですから、下半身に冷えを感じる場合は、暖めてください。そうすれば腸も動きやすくなるでしょう。

特に、温かい飲み物を飲むと、内臓から暖まってくれます。内臓が空っぽのほうが暖まりやすいため、朝起きてすぐに白湯(さゆ)を飲むとよいでしょう。逆に、冷たい水を一気飲みすると、腸がけいれんして腹痛を起こしやすくなります。

3-3.ウォシュレットを使う

現在のウォシュレットは、いろいろな機能がついています。その中に、お尻を優しく刺激して、便意を高めるというものがあるのです。肛門(こうもん)に水が入ると反射的に便意を感じます。また、水でマッサージをされると肛門(こうもん)の筋肉が緩みやすくなるでしょう。ですから、ちょっと長い時間をかけてウォシュレットで刺激をしてみてください。

ウォシュレットがないという方は、シャワーでも同じことができます。下半身の衣類を脱いで、肛門(こうもん)付近をシャワーで刺激してみましょう。

3-4.便秘薬を利用する

市販の便秘薬には、固い便を柔らかくする作用を持つものがあります。何をやっても便が出ないという場合は、市販薬に頼りましょう。時間がたつほど便は固くなります。早く出さなければ、より出にくくなるでしょう。

また、肛門(こうもん)のすぐ近くで便がつまっている感じがする場合は、飲み薬よりも浣腸(かんちょう)液の方が効果はあります。今のような寒い季節に使う場合は、少し暖めてあげるとおなかも痛くなりにくいでしょう。

どうしても薬に頼りたくないという方は、医療用手袋をして、少しだけ便をほじりだしてあげると出やすくなります。摘便という医療行為ですが、健康な方なら少しだけでも効果がるでしょう。

4.便を固くしないようにする方法

いつまでもウォシュレットなどに頼っていては、排便がスムーズにいきません。切れ痔になる心配もあります。そこで、最後に便を固くしない方法をご紹介しましょう。ぜひ参考にしてください。

4-1.水分をたくさん取る

水分をたくさん取ると、便が固くなりにくいです。今は、水よりもお茶やコーヒー、清涼飲料水で水分を取る方が多いでしょう。しかし、便を柔らかくするには、やはり水が一番です。特に、前述した白湯(さゆ)は、内臓を暖める効果があるので便秘予防にも効果的でしょう。

4-2.腸内環境を整える

腸内環境が悪いと、便秘になりやすくなります。特に、おならが臭い方は要注意。悪玉菌が繁殖して腸内環境が悪化している可能性が高いのです。

腸内環境を整えるには、善玉菌の栄養となるビフィズス菌や乳酸菌をたくさん取りましょう。ヨーグルトなどが有名ですが、キムチや納豆などの発酵食品も乳酸菌がたくさん含まれています。
また、日本の伝統的な食品であるぬか漬けの酸味も、乳酸菌由来なのです。ですから、毎日納豆とぬか漬け、野菜のみそ汁といった食生活をしていれば、腸内環境は整ってくるでしょう。

4-3.水溶性食物繊維と油分を取る

水溶性食物繊維とは、水に溶ける食物繊維のこと。海藻や果物・こんにゃくなどにたくさん含まれています。ですから、便秘の方は野菜だけでなくこれらの食品も取りましょう。

水溶性食物繊維は、便を水分でくるんで滑りをよくしてくれます。さらに、油分も同じような効果があるのです。ダイエット中の方は油分の摂取を控えがちですが、全く取らないと便秘になりやすいでしょう。特に、オリーブオイルは食物繊維も含まれていますので、便秘解消に大変効果的です。

最近お通じがあまりないという方は、とりあえずオリーブオイルを大さじ1杯飲んでみてください。それだけで解消する場合もあります。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は固い便をできるだけスムーズに出す方法をご紹介しました。これ以外にも、適度な運動やおなかのマッサージなども効果的です。のの字を書くようにマッサージしてみましょう。

便秘が慢性的になると、大腸がんのリスクもアップします。また、肌荒れなども起こしやすくなるでしょう。なお、切れ痔になってしまった場合は、できるだけ早く適切な治療を受けてください。固い便を出し続ける限り、切れ痔は再発しやすいです。切れ痔をくりかえすといぼ痔、痔瘻(じろう)などに病気は悪化していきます。そうなると、手術をしないと改善しないこともあるでしょう。

なかなか便が柔らかくならない場合は、医師に相談してみてください。

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