便秘解消のえのきの効能とは?

便秘解消効果のある「えのき」の効能とは?効率的なとり方について

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便秘で悩んでいる人は非常に多いです。
特に、便秘をくりかえしている人は胃腸に大きな負担がかかっています。
さまざまな方法はありますが、きのこの1種「えのき」にも便秘解消効果があるのです。
そこで、えのきの便意解消効果や効能、効率的なとり方、便秘解消以外のえのきの効果について説明します。
植物繊維が入っている食べ物は便秘解消に効果的です。
できるだけ早めに解消するためにも基礎知識を身につけておきましょう。

  1. えのきの便秘解消効果・効能
  2. えのきの効率的なとり方
  3. 便秘解消以外のえのきの効果
  4. まとめ

1.えのきの便秘解消効果・効能

便秘解消効果が期待できる食べ物はたくさんありますが、中でも「えのき」はさまざまな面でいい効果をもたらします。
いい効果の中でも特に大きいのは「便秘解消効果」です。
えのきの便秘解消効果・効能について詳しく説明しましょう。

1‐1.植物繊維の1つである「キノコキトサン」

えのきには植物繊維が豊富に入っています。
植物繊維は胃腸の中にたまっている老廃物や毒素をすべて洗い流してくれるのです。
便秘になりやすい人ほど腸内に不要なものがたくさんつまっています。たまっている老廃物や毒素を排出しなければ便秘は解消しません。
普通の食材よりも食物繊維が入っているえのきは、「キノコキトサン」という成分が大きなポイントになります。
キノコキトサンはキノコ類に入っている植物繊維です。キノコキトサンの効能によって、便のかさが増し排便をうながすことができます。
えのきはスーパーで気軽に手に入るため、誰でも食べやすい食材です。
ぜひ日々の食生活にえのきを取りいれてみてはいかがでしょうか。

1‐2.栄養豊富な部分はえのきの下部

えのきを調理する際、下の部分を捨てている人は多いでしょう。
しかし、えのきの栄養がたっぷり入っているのは普段カットする下の部分です。
ほかの部分よりも栄養が豊富に入っているため、捨てないで料理に使ってください。
「使える料理はあるの?」と思いがちですが、きざんで鍋にいれるだけでもいいです。鍋にいれるとおいしくなります。鍋にするとえのきの水分がとけるでしょう。
水分の中には豊富な植物繊維が入っています。鍋の汁も飲み干してくださいね。
えのきは生で食べることができません。加熱しても成分はなくならないので安心してください。

1‐3.植物繊維以外にも豊富に入っている栄養素

えのきの便秘解消効果は豊富に入っている「植物繊維」だけではありません。
植物繊維のほかにも、ナイアシンやカリウム、葉酸など人間にとって必要な栄養素がたくさん入っています。
普段の食生活からでもなかなか摂取できない成分ばかりです。
便秘になりがちな人ほど、必要な栄養がたりていません。
不規則な食生活になっている人は、えのきを摂取しながら食生活も正しくしていきましょう。
規則正しい生活が便秘解消の基盤になります。
不規則な生活を送りながらえのきを摂取しても、なかなか十分に摂取できません。
植物繊維はもちろん、葉酸やカリウムも便秘解消に必要な成分です。
便秘の効能を発揮するためにも、規則正しい生活習慣が大切になるでしょう。

2.えのきの効率的なとり方

2‐1.発酵食品と一緒に摂取する

便秘解消効果のある「えのき」を摂取し続けると、自然に便秘が解消します。
もちろん、えのきを食べるだけでもいいですが、もっと効率的なとり方があるのです。えのきの効率的なとり方とは、「発酵食品と一緒に摂取する」方法になります。
ヨーグルトやみそ、キムチなどの発酵食品はえのきと同じく便秘解消に効果的です。
便秘解消効果のあるダブル食材で効能も倍になるでしょう。
えのきの成分も効率的に摂取できます。
やっかいな便秘になっている人は、ぜひ発酵食品とえのきを一緒にとってください。
たとえば、キムチ鍋やみそ汁の中にえのきをいれるといいでしょう。ご飯を楽しみながらえのきの成分を摂取するといいですね。

2‐2.毎日えのきを摂取し続ける

えのきの効率的なとり方は、「できるだけ毎日摂取し続けること」です。
えのきの便秘解消効果はすぐに現れるわけではありません。サプリメントや漢方薬も同じですが、毎日すぐに効果が発揮するものはほとんどないのです。
本当に効果があるものは毎日続けることで現れます。
よって、できるだけ毎日えのきを摂取し続けてください。
えのきが苦手な人や食べることができなかった人はサプリメントを利用するといいでしょう。
サプリメントを毎日飲み続けることで、体の中に必要な成分がたまっていきます。
そして、自然と排便の力を取り戻し解消できるのです。
えのきを摂取し続けてきた人の中には、およそ2週間で効果が現れた人もいます。
2週間は早いほうですが、最低でも1か月は摂取し続けていきましょう。地道な努力が効果を発揮します。

3.便秘解消以外のえのきの効果

3‐1.便秘解消以外にもさまざまな効果がある

実は、えのきは便秘解消効果だけではありません。
ほかにも健康・美容など効果を発揮する万能な食材です。
たとえば、便秘解消効果と同じく「デトックス」や「ダイエット」効果も発揮します。体内にたまっている老廃物や毒素が排出できるため、痩せやすい体質になるでしょう。体のめぐりがよくなっている証拠です。
えのきに入っているキノコキトサンはβグルカンが入っています。βグルカンはダイエット効果を高める大切な成分です。
さらに、えのきには「免疫力向上」効果が期待できます。コレステロール値が下がる、細胞が活性化するなど健康にいい効能があるのです。
また、最近ではえのきに「がん細胞抑制」の効能があるとわかりました。
体の中にあるがん細胞をいち早く取りのぞくことができるのです。

3‐2.生活習慣病の防止

えのきに入っているキノコキトサンには、高血圧や中性脂肪の予防効果があるのを知っていましたか?
最近、食生活や生活習慣の乱れによって「生活習慣病」にかかる人が続出しています。生活習慣病は非常にやっかいなものです。
初期であればすぐに改善できるでしょう。しかし、症状が悪化すれば時間がかかってしまいます。
生活習慣病は日ごろの生活が大切です。
生活習慣病を防止する「えのき」を積極的に取りいれていきましょう。
また、肝臓やじん臓の機能向上にもつながります。
私たちの体においてじん臓・肝臓はとても大切な部分です。
機能が向上すると健康的な体になります。疲れづらい体質になるので疲れやすい人にもおすすめしたい食材です。
さらに、えのきに入っているトレハロースには「美肌効果」を持っています。
乾燥しやすい皮膚やしわを防いでくれるでしょう。お肌のうるおいを取り戻したい人にもえのきはおすすめです。

4.まとめ

えのきの便秘解消効果や効能、えのきの効率的なとり方、便秘解消以外の効果について説明しました。いかがでしたでしょうか。
えのきには豊富な植物繊維のキノコキトサンが入っています。
キノコキトサンの効能によって、体内の老廃物や毒素が排出できるでしょう。
さらに、βグルカンやトレハロース、葉酸、カリウムなど必要な栄養素が豊富に入っています。
便秘解消効果だけでなく、健康・美容さまざまな面での効果が期待できるのです。
できるだけえのきの成分を摂取するためにも、毎日とり続けてください。
発酵食品と一緒に摂取すると吸収しやすくなるでしょう。