睡眠不足で便秘になるって本当?その原因と対処法とは?

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運動不足やダイエットなど、便秘の原因はさまざまです。
しかし、睡眠不足でも便秘になることは、あまり知られていません。
なぜ、睡眠不足で便秘になるのでしょうか?
今回はその原因と解消法をご紹介します。
また、睡眠不足になる原因と解消法も一緒にご紹介しましょう。
睡眠不足による便秘は、子どもでもなる可能性があります。
ですから、子どもの便秘で悩んでいる方は、もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。
ぜひこの記事を読んで解消法の参考にしてください。

  1. 睡眠不足がお通じに与える影響とは?
  2. スマホやゲームが睡眠不足の原因?
  3. 質のよい睡眠をとり、便秘を解消する方法とは?
  4. 便秘を解消することも大切
  5. おわりに

1.睡眠不足がお通じに与える影響とは?

睡眠は、単に体と脳を休めるだけのものではありません。
眠っているときには、「副交感神経」という自律神経が活発になります。
副交感神経が活発になると、内臓の動きも同じように活発になるのです。
ですから、消化された食べ物が小腸から大腸へと運ばれやすくもなります。
つまり、便は寝ている間に作られるのですね。
しかし、睡眠時間が短かったり眠りが浅かったりすると副交感神経が十分に働きません。
その結果、便がうまく作れなかったり、大腸にある便がうまく直腸へ送られなくなったりして便秘になります。
便が作られなくても便秘になるの?と思う方もいるでしょう。
便はある程度の量がないと直腸がぜん動せず、便意が起こりません。
ダイエットで食事量を減らすと便秘しやすいのは、そのためです。
ですから、便が作られなくても便秘になります。

2.スマホやゲームが睡眠不足の原因?

睡眠時間が長いからといって、睡眠不足にならないとは限りません。
睡眠は長さではなく質が大事です。
睡眠は、浅い眠りと深い眠りを交互にくりかえして目覚めへと向かいます。
たとえ長時間眠っても深い眠りに入れなかったり、深い眠りからいきなり目が覚めてしまったりすると、すっきりと目覚められません。
副交感神経も活発にならず、睡眠不足になるのです。
睡眠が浅くなる原因はストレスや運動不足もありますが、ブルーライトの影響も大きいでしょう。
ブルーライトというのは、液晶画面を内側から照らす光のこと。
室内灯を消してパソコンやスマートホンなどを見ると、青みがかって見えます。
これがブルーライトなのです。
ブルーライトは、脳を活性化させる効果があります。
つまり、せっかく眠ろうとしているときにスマートホンやテレビを見てしまうと、脳が活発になって深い眠りに入れなくなるのです。
また、携帯ゲーム機の照明もブルーライトが使われています。
ですから、子どもが寝る直前までゲームをしていると睡眠不足になりがちでしょう。
今は子どもの便秘も増えているそうですが、原因は睡眠不足という可能性もあるのです。

3.質のよい睡眠をとり、便秘を解消する方法とは?

では、睡眠不足と便秘を同時に解消するにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。ぜひ実行してみてください。

3-1.運動不足を解消してみる

現代では、体を動かさなくても生活ができます。
特に、デスクワークをしていると1日中机に座りっぱなしという方も多いでしょう。
このような生活をしていると、脳は疲れていても体は元気、ということになります。
ですから、寝ようと思っても眠りが浅くなりがちです。
1日10分でもいいですから、体を動かしましょう。
エレベーターやエスカレーターの使用を控え、階段を利用するだけでも運動になります。
また、もし時間があるならば寝る前にウォーキングなどをしてみてもよいでしょう。
体を動かすと内臓の動きも活発になり、より便秘が解消しやすくなります。

3-2.寝る前にものを食べない

仕事などで忙しいと、帰宅してからご飯を食べてすぐに眠る、という方もいると思います。
しかし、内臓が活発に消化活動をしていると睡眠中でも休めません。
内臓が休めないと、脳も休まらないのです。
ですから、深い眠りに入れません。
難しいかもしれませんが、寝る前はできるだけ空腹でいるように心がけましょう。
おなかがすいて眠れないという場合は、温かい牛乳を飲むと満足できます。
また、残業で夜遅くなる場合は、残業中におにぎりなどを食べて空腹を満たしてください。
味気ないかもしれませんが、夜遅くに食べてすぐ寝るよりも、内臓の負担が軽くなります。

3-3.ストレスをためない

ストレスがたまっていると、眠りも浅くなります。
ですから、気分転換の方法などを考えて、ストレスをためないようにしましょう。
また、ストレスを紛らわそうと飲酒をして眠るのもよくありません。
お酒を飲むと眠くなりますが、深い眠りにはなりにくいのです。
しかも、お酒には耐性があります。
お酒の力を借りて眠るとだんだん量が多くなり、アルコール依存症になる可能性もあるのです。
ですから、眠れない場合は心療内科を受診して、睡眠薬を処方してもらいましょう。
用法や用量を守れば、こちらの方が安全です。

3-4.寝る前にスマートホンを見ない

ベッドの中でスマートホンや携帯ゲーム機をいじるのをやめましょう。
どうしても脳が活性化して、眠りが浅くなります。
眠りに付くまでが退屈だという場合は、静かな音楽やラジオをかけるのも効果的です。
また、アロマオイルを加湿器などに入れてもよい香りが安眠を誘うでしょう。
最近は、より遅くまで受験勉強をする小学生も増えていますが、遅くとも日付が変わるまでには布団に入ってください。
子どもの睡眠不足は大人よりも深刻な影響を与えます。

4.便秘を解消することも大切

すでに便秘になっている人の場合は、おなかの張りが安眠を妨げることもあるでしょう。
そのような場合は、便秘薬を利用してまずは便秘を解消してください。
便秘が長引くほど、便の中の睡眠が失われて、便は硬くなります。
すると、ますます便が出にくくなるのです。
おなかの中に便がたまりすぎると、張りや痛みに苦しむ人もいるでしょう。
これでは、眠るどころではありません。
ですから、1週間以上便秘が続いた場合は、まずは薬の力を借りてでも解消してください。
それから改めて便秘にならない生活を心がけてもよいのです。
便秘薬は錠剤や浣腸(かんちょう)タイプなどいろいろありますが、すぐに便秘を解消したい場合は浣腸(かんちょう)を、自然な便通が欲しい場合は錠剤タイプや漢方薬を利用してください。

5.おわりに

いかがでしたか?今回は睡眠不足と便秘の関係をご紹介しました。
睡眠不足でも便秘になるとは意外に思う方もいるでしょう。
しかし、睡眠不足は生活の乱れの第一歩です。睡眠不足になれば、朝も起きられません。
その結果、朝ご飯を食べずに学校や仕事に行くことになる方もいるでしょう。
朝ご飯を食べなければ、腸が十分に動かず便意も来ません。
これもまた、便秘になる原因なのです。
どうしても朝に食欲がなく固形物が食べられないという場合は、温かい飲み物を飲みましょう。
牛乳を温めてはちみつやきな粉を溶かせば、カロリーや食物繊維もとれます。
また、ゼリータイプの健康飲料などを利用してもよいですね。
おなかが空っぽでは、昼まで活動するエネルギーもありません。
たとえ少量でも何か食べていきましょう。
子どもの場合も同じです。
小さなおにぎりやサンドイッチにしてあげると、小食の子どもでも食べやすいでしょう。

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