偏頭痛、その原因はお腹にあるかも! 頭痛と便秘の関係性とは

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腹が張って苦しくなる便秘。しかし、常に便秘になっていると腹以外にも異常が出てきます。その部位の1つに頭があるのをご存じでしょうか。実は、便秘と頭痛には大きな関係があるのです。この記事では、頭痛と便秘の関係についてまとめました。

  1. 便秘と頭痛の関係
  2. 便秘による頭痛を解消する方法
  3. まとめ

1.便秘と頭痛の関係

便秘と共にやってくる頭痛。その関係性についてチェックしておきましょう。

1-1.便秘で頭痛になる原因

便秘とは、体の中でできた便を体外へと出すことができない状態です。腹の中に排せつ物がたまってしまい体にさまざまな問題を起こします。その問題の中に頭痛があるのです。
腸内にたまった便は次第に腐敗します。その腐敗の中で「スカトール」と「インドール」という悪質なガスが出るのです。このガスは、血液に溶け込んで体中に毒素をまき散らします。ガスが体中を巡ると筋肉や臓器の動きが低下するのです。
体中の機能が低下すると血液量が減ります。その結果、頭に送られる血液量も減ってしまうのです。
また、流れてくる血液の質が悪いため筋肉が収縮します。その収縮によって頭を締め付けられるのです。

1-2.自律神経の乱れが便秘を引き起こす

便秘の原因には食生活・生活習慣と共にストレスが挙げられます。現代社会で便秘になるのは、このストレスも大きな原因となっているのです。
大きなストレスと受けると自律神経が乱れます。特に、大腸の運動に関係している副交感神経の動きを鈍くして収縮・ひきつけ・過敏へとつながるのです。このストレスによって便秘になることを「けいれん性便秘」と言います。
「けいれん性便秘」は、大腸の動きが過度になり便秘と下痢が交互にやってくるのが特徴です。また、下腹部に痛みが走り硬くコロコロした便になります。

1-3.便秘と共に頭痛も起こりやすくなる

自律神経が乱れると便秘だけでなく頭痛も起こりやすくなるのです。
頭痛の中に「偏頭痛」と呼ばれるものがあります。この偏頭痛とは、頭の片側半分だけが一定の周期で痛むのが特徴です。また、頭が脈打つのに併せて痛み出します。症状としては吐き気や目まい、耳鳴りなどが挙げられるのを知っておきましょう。
この偏頭痛が起こる原因は、まだ現代の医学では完璧に解明されていません。現段階では、血管の収縮・拡張を自律神経によってコントロールできないため起こると言われています。
自律神経が乱れて便秘になると偏頭痛になる可能性も高くなると思いましょう。ストレスが消すことが便秘・頭痛を消すことの近道です。

1-4.自律神経から来る頭痛・便秘に薬は効く?

頭痛や便秘がひどいと薬を飲むかと思います。しかし、ストレス性の便秘や頭痛には、薬の効果は薄いと思いましょう。
自律神経から来る便秘や頭痛は、ストレスが原因です。体の調子が悪くなって起こっているわけではありません。そのため、体に直接働きかける便秘薬や頭痛薬では効果がないと思いましょう。特に、便秘薬は使い過ぎるとクセになって薬がないと腸が働かなくなるのです。
また、風邪薬や頭痛薬、常用薬のほとんどが便秘になる副作用を持っています。病院でもらう頭痛薬をもらうときは、腹を守る薬も処方されるもの。これは、頭痛を抑える薬の副作用によって腸の動きが悪くなるからです。
さらに、風邪薬に多く含まれる「抗ヒスタミン系」の成分は鼻水を止めます。しかし、この成分は消化器関係の働きを抑えて便秘となることが多いのです。薬を使っても偏頭痛には対抗できない上に便秘もすすんでしまいます。

2.便秘による頭痛を解消する方法

便秘によって起こる頭痛は、風邪などの頭痛とは全く違う原因で発生しているもの。そのため、解決方法も変わってくるのです。その方法について確認しておきましょう。

2-1.頭痛薬を止める

頭痛がひどいと薬に頼る方も多いかと思います。しかし、頭痛薬を使うと便秘が進んでしまうので逆効果です。便秘が悪化して頭痛もひどくなります。
頭痛薬を使っているときは、薬を止めるところから始めましょう。ひどいときはちょっとづつ量を減らします。徐々に量を減らして便秘を解消するとことから始めるのがベストです。

2-2.お風呂に入る

便秘薬・頭痛薬を使うのを止めてお風呂に入る習慣を付けましょう。便秘と共に頭痛が発生するのは、自律神経の乱れが原因です。体が温まることで自律神経が自然と穏やかになります。
また、体が温まると血液循環が良くなるもの。血液が体中を巡ることで老廃物を外部へ押し出そうとするのです。
さらに、お風呂に入ると体の力が抜けて腸の動きが活発となります。お風呂に入ると浮力によって全身の力が抜けて自然体となるもの。その結果、腸に掛かっている無駄な力が無くなります。
便秘がひどいときは、休みの日に1日2~3回ほど入ってみましょう。半身浴よりもたっぷりお湯を張ってリラックスできる環境を作ります。

2-3.ストレスを解消できる時間を作る

ストレスが原因で便秘となっているときは、自分がリラックスできる時間を確保しましょう。無理な運動は、ストレスから来る便秘・頭痛には逆効果です。自分ができる運動を行うことが重要となります。
また、運動も激しいものではなくて森の中を歩くだけで効果があるのです。森林浴は人をリラックスできる成分が含まれているのでおすすめの方法となります。

2-4.筋トレをする

腸の動きが悪いときは、筋トレを行いましょう。特に、腹筋運動を行えば腸内の運動を促進する効果があります。
筋トレは、腸の動きを活発にするだけでなくストレスにも強くなる効果があるのです。体の根幹から変えることで意識的にも強くなれます。精神的にも強くなれば便秘の再発防止にもつながるのでおすすめです。

2-5.便秘・頭痛に効く食べ物を摂取する

便秘と頭痛を軽減したいときは、マグネシウムを含んだ食べ物を摂取しましょう。マグネシウムは、血管の収縮を抑えるだけでなく腸内に水分を集めます。血管の収縮減少と水分収集の効果は便秘・頭痛のどちらにも効果的です。

  • 納豆
  • にんじん

この2つは、便秘と頭痛がひどいときに摂取してみましょう。特に、納豆は、マグネシウムが豊富で水溶性食物繊維も含んでいます。また、納豆菌が腸内の腐敗した便やガスを分解してくれるのでおすすめです。

2-6.ココアを飲む

便秘と頭痛の両方に困っているときは、ココアを飲んでみましょう。
ココアには頭痛を和らげてくれるカフェインが含まれています。また、リグニンと呼ばれる腸内の善玉菌を増やす成分も含まれているのです。
カフェインが含まれているのであれば「コーヒーでもいい」と考える方もいるでしょう。しかし、コーヒーは腸の動きを刺激して状態を悪くするのでおすすめできません。また、アルコール類を含んだ飲み物も頭痛を悪化する原因となります。

3.まとめ

いかがでしたか? この記事では便秘と頭痛の関係性についてまとめました。
便秘によって起こる頭痛は、腸内にたまった便から出るガスが原因と言われています。その悪質なガスが血液と共に体中へ流れることで頭痛も発生するのです。また、ストレス性の便秘であれば自律神経の乱れによって偏頭痛も起きやすくなります。
自律神経が乱れるのは、ストレスが原因。頭痛薬や便秘薬で治そうと思っても逆効果です。ストレスを解消するために筋トレ・お風呂に入るのが最も効果的な解消方法となります。また、納豆やココアを飲むのがおすすめです。

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