便秘気味なら知っておくべき!腸の老化やその症状

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食事はいつも腹八分を心がけているのに、なぜかおなかが張ってしまう、または、最近いつも身体がだるいというような症状があるなら、その原因は腸にあるかもしれません。
顔のようにしわができたり、髪の毛のように白髪が出てきたり目に見える変化がないために、老いを感じにくい腸の衰え。
実は、身体の中でジワジワと腸の老化が進行しているかもしれません。そこで、この記事では、腸の老化による症状や原因について解説していきます。

  1. 腸ってどんな働きをするところ?
  2. 腸の老化の原因は?
  3. 腸の老化を食い止めるには

1. 腸ってどんな働きをするところ?

私たちの身体は脳の指令によって日々動かされています。手足を動かす行動だけでなく、味覚だってそう。仕事の合間に口にするスイーツがあんなに、ほっこりと心にしみるのも、脳の幸せ中枢をつかさどる左前頭葉がうまく反応しているからなのです。
しかし、私たちの身体の器官はすべて脳の指示のもと動いているわけではありません。自主的に行動する臓器があります。
それは「腸」です。
今までは、口に入れた食べ物を消化する器官として扱われていましたが、そのミラクルな働きに「第2の脳」とか、「腸能力」なんて言葉も出てくるほど。
ここでは、腸の主な働きについて紹介します。

1-1. 腸は何をするところ?

腸は大きく分けて、約5〜6mの長さを持つ小腸と約1.5mの長さを持つ大腸に分かれています。
小腸は、胃である程度消化された飲食物を細かく分解し、身体に必要な栄養素や水分を吸収する営みを日々繰り返しているのです。そして、大腸では、小腸で吸収した内容物を細かく再チェックし、小腸の消化で吸収しきれなかった栄養や水分をさらに吸収していきます。また、この段階で残った身体の不要物を排せつ物として貯蔵するのも、大腸の仕事の一つです。
腸が食べ物を消化するときの筋肉の動きは、蠕動(ぜんどう)運動と呼ばれ、まるで蛇が地上をはうような動き方をします。その蠕動(ぜんどう)運動とともに、腸液を分泌しながら食べ物を消化・吸収するのですが、実は、この動きには脳の指令が介入していません。
また、食中毒など異物が身体に入ってくると、おなかを下してしまったり、吐いてしまったりするのも、腸が独自に異物を判断した生理的反応からきています。
脳との臓器の連係プレーを待っていられないとばかりに、異物を体外に出そうとする腸が早急な対応を下した結果なのです。
この事例からも、腸は脳と同じように物事を判断する、考える能力が備わっていることがわかります。

2. 腸の老化の原因は?

日々、私たちの身体を独自の決断システムで守ってくれる腸ですが、いつでも健康というわけではありません。
腸の老化は加齢にも関連性がありますが、それ以外にも、間違った生活習慣や、無理なダイエットに起因し、年齢に関係なく衰えてしまうことがあるのです。
ここでは、腸の老化の原因について解説していきます。

2-1. 肉食など偏った食生活

便秘の原因とも言われる腸内の悪玉菌は肉や脂肪など、動物性のタンパク質が大好き!肉食に偏った生活を送っていると、腸内で善玉菌の数が減り、悪玉菌が優勢な状態になってしまいます。このような状態がつづくと、やがて、腸内バランスは崩れ、腸を老化へと導いてしまうでしょう。

2-2. 無理なダイエット

食べたいものを食べることができない無理なダイエットは精神的にはもちろん、身体にもつらいもの。
たまった精神的ストレスは便意をコントロールする自律神経に作用し、腸の動きを鈍くします。便秘で老廃物がたまった腸は加速度的に衰えてしまうでしょう。

2-3. 腸に休憩を与えていない

私たちが毎日口にする食べ物を栄養に変えるために、小腸・大腸は、休まず動き続けています。口から入ったものが小腸に届くまで約4時間かかると言われ、そのあとさらに大腸での消化が始まるのです。
しかし、絶えずものを口に運んでいると、腸は常に動き続けている状態!超過勤務で悲鳴をあげてしまいます。正しい食事の間隔を保ちながら、腸に適度な休憩を与えてあげましょう。食事の間隔は6〜8時間くらい開けるのがベストと言われています。

2-4. 腹筋が衰える

日頃デスクワークばかりで、運動不足になってしまうと、筋力は著しく低下し始めます。それは、自然な排せつを促すための腹筋にまで影響し、やがて便秘の原因となってしまうでしょう。腸内環境が悪化すると腸年齢を左右する善玉菌が減り、悪玉菌が優勢な状態に。腸内に長期間停滞した排せつぶつは、腸壁を傷つけ出血を招くこともあり、腸の老化だけでなく病気にさえ進展するおそれがあります。

3. 腸の老化を食い止めるには

腸内環境を整えれば、身体に不調をきたす腸の老化を食い止めることができます。ここでは、腸の老化を防ぐ美腸生活に着目してみましょう。

3-1. 発酵食品を毎日の食卓に登場させる。

便秘を引き起こす腸内環境は、悪玉菌といった悪者が優勢な状態で生息しています。腸内に老廃物を停滞させ、有毒物質やガスを発生し、腸内バランスを乱しているのです。
腸年齢を若返らせるには、善玉菌が多くし、悪玉菌が少ない腸内環境を作りましょう。
生まれてまもない乳児のときには、善玉菌が95%以上を占めていますが、大人になれば、15〜20%にまで減り、老年期になると数%にまで激減してしまうのです。
そこで、腸内を乳児のときのように若返らせるには、善玉菌の量を増やすことが肝心!善玉菌はヨーグルトや漬物、味噌汁や納豆など、日本の伝統的な食材にたくさん含まれています。
毎日少しずつ発酵食品を食べましょう。
また、食べ方にもひと工夫を!腸の働きが最も活発と言われる夜10時から夜中の2時に合わせ、夕食後にヨーグルトを食べまししょう。そうすることで、腸内環境の改善が期待できます。

3-2. ストレスフリーな生活を心がける

ストレスは、簡単に処理できない感情が気付かぬうちに心にたまってしまうもの。
しかし、このまま放っておくと、腸環境と密接にかかわりがある自律神経に不協和音がでてきてしまいます。
好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりなど、自分の好きや楽しいと思うことで、うまく感情をコントロールするようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? この記事では、腸の老化原因と改善法について解説しました。

  1. 腸ってどんな働きをするところ?
  2. 腸の老化の原因は?
  3. 腸の老化を食い止めるには

以上の事柄で、 腸の老化をストップさせることや、便秘がちな腸内環境の改善方法を知ることができるでしょう。実年齢よりも若々しい人の年齢は腸がキレイと言われています。
こちらの記事を参考に、さっそく、アンチエイジングな美腸生活を始めてみませんか?

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