食欲不振の原因と対処法

食欲不振の原因と対処法を一挙公開!便秘が原因になるって本当?

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

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今の時代、ストレスが原因で食欲不振に陥る人は非常に多いでしょう。しかし、原因はストレスだけではないのです。特に考えられる原因として便秘があります。食欲不振のほかに腹部膨満感や残便感がある場合は、便秘が原因で食欲不振になっている可能性が高いでしょう。便秘が原因で食欲不振になるメカニズムを知り、対処法を考えていく必要があります。「食欲不振が続いて困っている」「食欲不振の原因にはどのようなものがあるのか?」「食欲不振と便秘の関係を知りたい」そんな悩みにお答えします。


  1. 食欲不振の原因
  2. 食欲不振と便秘の関係
  3. 食欲不振の対処法
  4. 食欲不振と便秘に対するよくある質問
  5. まとめ

1.食欲不振の原因

食欲不振に陥る原因には、大きく分けて2つあります。「日常生活が原因」のものと「病気が原因」である場合です。具体的にご説明しましょう。

1-1.精神的ストレスと身体的ストレス

精神的・身体的なストレスにより心身への負担が続くと、自律神経の交感神経が過剰に刺激を受けます。その結果、消化吸収を促進する副交感神経の働きが抑えられてしまうのです。食欲が起こりにくくなり、心がリラックスできないために食事を受け付けない状態になってしまいます。

精神的なストレスとは、人間関係や仕事のプレッシャーといった心の悩みや不安のこと。小さな子供でも、両親の不仲など家庭環境の悪化がストレスにつながることがあります。身体的なストレスとは、過労や事故・ケガ、さらには音や光、温度などの環境によるものです。引っ越しをして慣れない環境での生活にストレスを感じ、食欲不振に陥る人も少なくありません。

1-2.不規則な生活習慣

人間は、体のエネルギーが不足すると、食事をとってエネルギーを補給するよう脳から指令が出ます。普通ならこのような仕組みで食欲が起こるのです。しかし、睡眠不足など不規則な生活を続けていると、自律神経が乱れ、胃腸の不調や食欲不振を引き起こしてしまいます。

また、運動が不足することでエネルギーが消費されず、補給の必要がなくなることも原因の1つです。

1-3.消化器の機能低下

夏バテによって食欲不振に陥る人も多いでしょう。夏場に高温多湿の環境が続くと、体が対応できなくなります。体温調節がうまくいかなくなり、過剰な発汗によって体の水分が不足するのです。夏バテによって体調不良を起こすと、自律神経が乱れて食欲不振に陥ることがよくあります。

1-4.便秘

便秘が続くことも食欲不振の原因になります。便秘は食欲不振以外にも、さまざまな体調不良の原因になるため、自分に合った対処法を考える必要があるでしょう。便秘と食欲不振の関係については、次項でご紹介します。

1-5.そのほかの原因

上記以外にも食欲不振を引き起こす原因はたくさんあります。たとえば、アルコールの飲みすぎが挙げられるでしょう。体内に入ったアルコールは、肝臓で解毒されます。アルコールを飲みすぎると肝臓の働きが低下し、吐き気や全身の倦怠感を引き起こすのです。その結果、食欲の低下へとつながります。

ほかにも、消化器に炎症や潰瘍、腫瘍などの疾患が起きたとき、胃下垂などにより機能が低下したときに食欲が低下しやすくなるでしょう。消化器以外にも、甲状腺や脳の疾患が原因で食欲不振に陥る可能性もあります。

2.食欲不振と便秘の関係

食欲不振と便秘は密接な関係にあります。そのメカニズムや原因についてまとめてみましょう。

2-1.便秘が原因で食欲不振が起こるメカニズム

便秘により便が腸内にたまると、腸に食べ物を送ることができなくなります。そして、胃の中に残ってしまい、食欲がわかなくなるのです。

また、便秘により腐敗ガスが充満すると、そのガスが血液中に浸透し、体全体をめぐります。その結果、吐き気や体のだるさを引き起こし、食欲不振にもつながってしまうのです。食欲不振になると、今度は便を形成するための栄養が不足します。そして、さらに便秘が悪化するという悪循環が生まれてしまうのです。

2-2.便秘の原因

では、便秘になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか? 私たちが普段の生活で何気なく行っていることが便秘の原因になっていることもあるのです。まず、一番の原因は運動不足でしょう。普段の生活で体を動かすことが減り、おなか周りの筋力が低下してしまっているのです。便秘を解消するために、ジョギングやウォーキングを取り入れている人も多いでしょう。しかし、毎日同じ筋肉ばかりを動かしていても便秘の解消はできません。精神的にも解放された中で、思いきり体を動かす必要があるのです。

また、姿勢も便秘の原因になります。猫背になって体の中にある内臓が圧迫されると、腸が窮屈な状態になるのです。スマホの使用が増えたことで猫背の人が急増している今の時代、姿勢を正すための対策が必要になってくるでしょう。もちろん、食生活も便秘に大きな影響を及ぼします。外食やファーストフードばかりの食事が続いていると便秘になりやすくなるでしょう。

3.食欲不振の対処法

では、食欲不振を改善するためにはどうしたらよいのでしょうか。対処法をいくつかご紹介します。

3-1.便秘を解消する

食欲不振の原因が便秘にある場合、対処法は便秘を解消することしかありません。自分の便秘がなぜ起こったのか、原因を突き止めることから始めましょう。適度な運動と規則正しい生活習慣、栄養バランスのとれた食事を心がけることで便秘解消の効果は十分にあるはずです。自然に便秘を解消するサプリメントを利用するのもよいでしょう。

3-2.ストレスをためない

食欲不振の原因になるストレスは、便秘を引き起こす要因でもあります。普段からストレスがたまりやすい人は、自分に合った解消法を見つけておきましょう。「体を動かす」「趣味を見つける」「ゆっくりとお風呂に入る」など、ストレス解消法にはさまざまなものがあります。睡眠の質を高めるために、寝室や寝具の環境を見直すことも大切です。たっぷりと眠ることでストレスを取り除きましょう。

3-3.食事の内容に気をつける

食欲不振のときは、できるだけ消化の良い食べ物を食べましょう。脂肪分の高いものや乾物・海藻・ナッツ類などは消化が悪く、食欲不振がひどくなる可能性があります。果物は柔らかく消化吸収も良いイメージがありますが、ナシ・カキ・ブドウ・イチゴなどは、消化が悪いので食欲不振の際は控えましょう。おすすめはリンゴやモモ・バナナです。特にバナナは安価で1年中手に入るので、食欲不振の場合は重宝します。

また、食べ物の温度も重要です。冷たい食べ物・飲み物は胃腸の働きを悪くします。夏は冷たい物を食べがちになる季節ですので、特に注意しましょう。水やお茶も常温がおすすめです。どうしても冷たい物が食べたい場合は、温かいお茶などと共にごく少量にしてください。

3-4.薬やサプリメントについて

サプリメントや薬は、あくまでの補助的に用いるものです。食欲不振だからといって、栄養ドリンクを食事代わりにしてはいけません。どうしても食欲が出ない場合は、栄養補助食品を食べましょう。薬は、医師の指示に従って服用してください。空腹時に飲むと消化器官に負担がかかるものもあります。自己判断で市販の薬を使わないようにしましょう。

4.食欲不振と便秘に対するよくある質問

Q.便秘がひどく、すぐに解消したい場合はどうしたらいいでしょうか?
A.浣腸など、即効性がある便秘薬を使用する方法もあります。高齢者や子どもの便秘がひどい場合は、一度内科を受診しましょう。

Q.水を大量に飲むと、便秘は解消しますか?
A.一時期塩水を大量に飲んで便秘を解消する方法が話題になりましたが、健康に悪影響がありますのでやめてください。起き抜けにマグカップ1杯程度の白湯を飲むのはおすすめです。

Q.果物は便秘解消に効果的でしょうか?
A.果物に含まれる「ペクチン」という水溶性食物繊維は、便秘解消に効果的です。果物は甘くて柔らかく食べやすいため、子どもや高齢者の便秘解消にも積極的に利用しましょう。

Q.食欲不振の場合は、食事を抜いてもかまいませんか?
A.体力のある成人の場合は、1、2回食事を抜いても問題ないでしょう。しかし、子どもや高齢者はすぐに栄養不足になってしまいますので、野菜ジュースや果物をすりおろしたものなどを食べてください。

Q.甘いものは消化に悪いのでしょうか?
A.ケーキやアイスクリームは脂肪分が多く、食べやすいわりには消化に悪いです。甘いものを食べたい場合はゼラチンを少量使用したゼリーや甘酒などにしておきましょう。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか? 「食欲不振はダイエットのチャンス」と思う人も多いはずです。しかし、そのような状態では健康的に痩せることはできません。食欲不振は体調不良のサインであり、早めに対処法を見つける必要があるということを覚えておきましょう。