海藻は苦しい便秘に効果あり!効率よく便秘解消する食べ方をご紹介

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痩せると美しくなれると思う方は、ダイエットに励むことがあるでしょう。さまざまなダイエット法があり、メディアでも取り上げられる機会が増えました。食事療法を取り入れることがありますが、食事量を制限してしまい、便秘がちになって苦しい思いをします。
また、低カロリーのものを中心にした料理で、食物繊維を取りすぎるとお腹(なか)がゆるくなることもあるでしょう。便秘も悩ましい問題ですが、きちんと定期的な便の排出がされず、健康を維持できなくなってしまいます。
数ある中でも、海藻を使った便秘解消方法にも関心が高まっていますが、食べ過ぎると弊害もあるので注意が必要です。今回は、海藻の効果や正しい食べ方についてご紹介します。便秘解消に生かしてみてください。

  1. 海藻の便秘解消効果
  2. 過剰摂取によるリスク
  3. 海藻の取り方や目安
  4. まとめ

1.海藻の便秘解消効果

古くから、海藻には多くの食物繊維が含まれていると知られ、腸内環境をきれいにしてくれる働きがあるといわれています。女性は腹筋が弱いため、便秘に悩む方が多いものです。便秘が続くとさまざまな症状を引き起こし、深刻な疾患に発展する恐れもあります。
海藻を取り入れたダイエットを始める前に、どのような作用や効果があるか知っておくと安心です。

1-1.水溶性食物繊維

食物繊維は、水溶性と不溶性の2種類があります。海藻は水溶性食物繊維で、便の排出を促す効果が期待できる食物です。水溶性食物繊維の特徴は、水分を吸収して便を柔らかくする作用を持っていること。便が硬くなって出にくい場合、腸内での滑りが悪くなって排出の妨げとなることがあります。水溶性食物繊維である海藻は、便の詰まりに悩んでいる方にとって強い味方となる食物です。

1-2.ぬめりが便秘に効く

海藻には独特のぬめりがありますよね。昆布やもずくなどの海藻のぬるぬるした感触は、水溶性食物繊維の特徴の1つです。水溶性食物繊維が善玉菌の繁殖を助け、腸内環境を正常化します。整腸作用があり、便秘解消に効果を発揮するのです。便の排出と同時に、過剰に取りすぎた塩分・有害物質も排出し、不飽和脂肪酸・EPAが血中コレステロールを下げてくれます。

1-3.食物繊維以外の栄養素

海藻の持つ栄養素は、食物繊維だけではありません。カルシウム・鉄分・カリウムなどミネラル成分が豊富に含まれています。
ビタミンも多く含まれているため、美肌効果も期待できる食物です。海藻にはヨウ素という成分がありますが、髪にツヤが出て健康的な美を意識する場合、積極的に取るようにしましょう。ヨウ素は体脂肪燃焼を促し、効率よく脂肪を消費してくれます。

1-4.大腸ガンになるリスクを下げる

海藻に含まれるフコイダンやアルギン酸ナトリウムという成分がガン細胞に働きかけ、大腸ガンになるリスクを軽減してくれます。大腸ガンは日本人の死因第3位に入る、軽視できない疾患です。特に女性に多く発症する傾向があります。

2.過剰摂取によるリスク

体にいいとされている食物でも、取りすぎることはトラブルのきっかけになります。健康を維持するためには、適度な摂取を心がけることが大切です。
偏った食生活は、便秘を引き起こす要因。どのような食べ方をするといいかを知っておくと安心です。

2-1.甲状腺疾患のある方は特に注意

もともと甲状腺疾患があると、海藻を多く食べることで体調不良を起こすことがあります。海藻に含まれるヨウ素を過剰に取り、甲状腺機能亢進(こうしん)症・甲状腺ホルモン異常・甲状腺肥大などを発症してしまうのです。甲状腺疾患が悪化することもあり、食べる量には注意しなければなりません。

2-2.軟便になることもある

海藻を食べ過ぎると、便秘が解消すると同時に軟便になってしまうことがあります。アルギン酸ナトリウムの過剰摂取が原因で、食べる量には十分注意しなければなりません。
便秘解消やダイエットを目的に海藻を取り入れても、体を壊すような食べ方はしないようにしてください。

2-3.妊娠中は胎児への影響もある

妊婦は自身と胎児の健康を考え、ヘルシーな食事を意識している方も多いと思います。低カロリーな食事は、妊娠中の体重増加を抑えてくれるため、妊婦にとって海藻は低カロリーで嬉(うれ)しい食物です。
しかし、妊婦の過剰摂取による胎児の影響はとても深刻であり、お腹(なか)にいる間に胎児が先天性甲状腺機能低下症にかかってしまう恐れがあります。海藻に含まれるヨウ素が甲状腺ホルモンに影響するためです。
妊娠20週までの初期は、特にヨウ素の影響を受けやすい時期であり、過剰摂取は控えるようにしてください。

3.海藻の取り方や目安

海藻はとても体にいい食品ですが、食べる量には注意しなければ健康に影響を与えてしまいます。特に、1度にたくさん食べるのは避けるべきでしょう。毎日の食事に、適度に取り入れるように心がけてください。

3-1.しっかり噛(か)む

海藻は、消化吸収しにくい食物です。海藻を細かく砕いて、水溶性食物繊維を取り込みやすくする必要があります。海藻をそのまま飲み込んでしまい、消化吸収されずに体外へ排出されることが多いのです。
海藻で便秘解消を目指すなら、よく噛(か)んで食べるようにしてください。

3-2.水分を合わせて取る

おやつ昆布など乾燥した海藻を食べるなら、水分を同時に取ることを忘れずに行ってください。海藻に含まれる水溶性食物繊維は、水分を吸収してより高い効果が得られるものです。乾燥した粉末寒天をご飯に加えて炊く方法も注目されていますが、水分を含んで効率よく食物繊維を取れるようになっています。

3-3.海藻サラダが便秘解消に効果的

食物繊維には、海藻などの水溶性食物繊維・キャベツやレタスなどの不溶性食物繊維の2つがあります。海藻サラダはとても理にかなった食べ方で、不溶性食物繊維が便の量を増やし、水溶性食物繊維が便を柔らかくして排出しやすくしてくれるのです。
ドレッシングのオリーブオイルは便の滑りをよくする効果があり、食物繊維摂取とともに意識して取り入れるようにしてください。

3-4.妊婦は上限を覚えておこう

ヨウ素の過剰摂取は、胎児の甲状腺機能に影響を与えてしまいます。厚生労働省は、妊娠中のヨウ素上限を2200μgと発表しているので、食べ過ぎには注意してください。昆布などを使った出汁(だし)・貝類にもヨウ素が含まれています。
ヨウ素の平均摂取量は、日本人で1日1500μgですので、極端に食べ過ぎない限り、過剰摂取にはつながらないでしょう。

4.まとめ

海藻の便秘解消効果についてご紹介しました。

  • 海藻の便秘解消効果
  • 過剰摂取によるリスク
  • 海藻の取り方や目安

海藻は水溶性食物繊維で、便を柔らかくする作用を持っています。 過剰摂取は軟便になる恐れもあるため、適度な量を食べるように心がけましょう。
特に妊娠中は食べ過ぎには注意が必要で、妊娠20週までは胎児が海藻に含まれるヨウ素の影響を受けることが多いものです。先天性甲状腺機能低下症を防ぐためにも、大量に食べ続けないようにしてください。
海藻サラダは効率よく食物繊維を食べることができる方法で、便秘解消にはおすすめです。海藻の水溶性食物繊維で便を柔らかくし、キャベツやレタスなどの不溶性食物繊維が便の量を増やしてくれます。健康的な食生活を意識している方は、ぜひ取り入れてみてください。

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