膝を曲げると痛い!膝が痛む原因と普段からできる予防方法をご紹介

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膝に痛みを感じることはありませんか?曲げると痛むのは、さまざまな原因が考えられます。膝は、腰に続いて体を支えている場所です。時には、歩行困難に陥ることもあり、放置しておくわけにはいかない症状だと考えられます。
症状の原因が思い当たらない。どんな病気なのか心配。不安に感じる気持ち、非常によくわかります。よくある関節痛ではないかと見逃すこともあるでしょう。しかし、実ははっきりした原因があるのです。どのような状態で痛みが発生するのかで疾患が変わるため、自分なりの対処法や病気の知識を身につけておきましょう。
今回は、膝を曲げると痛い原因や症状について解説していきます。

  1. 膝の役割
  2. 膝を曲げると痛いときの原因とは? 
  3. 膝上が痛む場合
  4. 膝の内側または外側が痛む場合
  5. 膝の前側または裏側が痛む場合
  6. 膝の中心部または関節が痛む場合
  7. 膝が痛むときに考えられるほかの病気とは? 
  8. 曲げると膝が痛むときの対処法
  9. 膝痛予防のための生活習慣
  10. 膝の痛みでよくある質問
  11. まとめ

この記事を読むことで、膝の痛みへの不安を解消でき、医療機関での治療を受けるきっかけになるでしょう。生活習慣の改善で予防できることもあります。今後の生活にぜひ生かしてみてください。


1.膝の役割

痛みの原因を探るためには、膝の役割やどのようにして痛みが起こるのかを理解することが大切です。

1-1.膝はどのような役目を持っている? 

膝(しつ)関節は、人間の体で1番大きな関節です。曲げる・伸ばすを行う関節で、歩行をスムーズに行うために重要な役割を担っています。膝に痛みがあるだけで、姿勢が崩れて全身のバランスにも影響をおよぼす可能性もあるのです。

1-2.膝のメカニズム

膝は可動関節の1つで、関節と関節が重なり合って構成されています。膝にある膝蓋(しつがい)骨は三角形で、大腿(だいたい)骨と関節を支える機能を持っているのが特徴でしょう。骨と骨がつながっている状態です。柔軟に動くためには、関節の間にクッション材となる滑膜や関節包と呼ばれる組織が存在します。加齢や何らかの原因ですり減っていくとされているのです。

1-3.膝の関節に痛みが起こるメカニズム

膝(しつ)関節にケガを負った・損傷・変形・炎症が出た場合、痛みを感じやすくなります。腫れて痛むことも、水が溜(た)まることもあるでしょう。先天性の異常が原因で起こることもわかっています。加齢ともに起こる痛みは、変形によるもの。関節リウマチが原因で痛みを発症することもあるのです。

2.膝を曲げると痛いときの原因とは? 

膝の痛みは、加齢・スポーツ損傷・生活習慣によるものがあります。

2-1.膝の痛みとなる主な原因や病気

膝の痛みがケガなのか、病気なのかわからないときもあるでしょう。考えられる原因や病気について触れていきます。

2-1-1.鵞足炎

鵞足炎の原因となるのは、スポーツでのオーバーユースです。疲労が溜(た)まり、膝周辺の筋肉や靭帯(じんたい)に炎症が起こります。ランニングや屈伸で膝に痛みを感じることが多い症状です。

2-1-2.半月板損傷

膝軟骨組織である半月板が傷つき、水が溜(た)まるようになります。外傷・加齢による変形などが原因です。歩行が困難になるケースもあり、症状の重さによっては手術と判断されます。膝の痛みがある間は、サポーターで固定しましょう。

2-1-3.スポーツ外傷

スポーツで傷ついたものを、スポーツ外傷といいます。靭帯(じんたい)を損傷するケースがほとんどで、着地を誤ることで起こるでしょう。腫れて動きが制限され、慢性化したら水が溜(た)まることもあります。

2-1-4.変形性関節症

変形性関節症は、加齢によって軟骨がすり減る病気です。症状が進むごとに、屈伸や歩行時の痛みが増していきます。日常生活にも影響が出やすく、膝がギシギシと鳴ることもあるでしょう。女性に多い疾患です。

2-2.膝の痛みを発症しやすい人

膝の痛みは、足の形状が関連しています。X脚だと重心が外側へと傾き、O脚だと内側に重心が寄るため、重心がかかる方の軟骨がすり減っていくのです。曲げたときの痛みは、軟骨の減少が発生しているためだとされています。
変形性関節症では、加齢が原因であるため、中年期以降の特に女性が発症しやすいでしょう。肥満傾向の方も発症しやすい疾患ですので、体重管理はしっかり行ってください。

2-3.変形性関節症の患者は全国でどのくらい? 

曲げると痛む症状を訴える中で、最も患者数が多い疾患は変形性関節症です。自覚症状がある患者は1000万人とされていますが、痛みを自覚していない患者は3倍いるとされています。高齢者ほど発症しやすく、女性は男性の2倍近い発症率です。

3.膝上が痛む場合

膝上は、スポーツ後に発症しやすい痛みです。骨が弱くなって起こることもあり、高齢者・妊産婦も注意すべきでしょう。

3-1.膝上が痛む症状

膝のぐらつきや腫れを伴うこともあり、早めの受診が必要です。膝上の痛みは、股関節や臀部(でんぶ)にかけて広がることもあります。股関節の可動域が制限され、歩行困難になる可能性もあるでしょう。

3-2.膝上が痛む原因

スポーツで膝に負荷がかかって発症する場合もあります。ランニング時は、膝をテーピングで固定すると予防になるでしょう。肥満体型で負荷がかかることもあります。
骨がもろくなりやすい高齢者・妊産婦も発症しやすく、バランスのいい食事と膝を鍛える習慣を持つようにしてください。

3-3.膝上が痛む場合に考えられる病気は? 

膝上の痛みは、変形性股関節症・膝蓋(しつがい)大腿(だいたい)関節症などが考えられます。変形性股関節症は中年期以降の女性に多く、股関節異常をもともと持っている方にも発症しやすい病気です。膝蓋大腿関節症は加齢に伴って起こり、膝の皿がずれるような感覚を抱きます。

3-4.膝上が痛む場合の対処法

膝を鍛えるためには、負荷の少ない水泳などがおすすめです。運動をする方は、悪化しないようにテーピングで固定します。固定したら痛みも少し楽になるでしょう。骨がもろくなると重症化しやすいため、カルシウムは積極的に取るようにしてください。

4.膝の内側または外側が痛む場合

膝周辺の痛みは、スポーツで発症するものがほとんど。また、 O脚かX脚かでも影響を受けます。

4-1.膝の内側または外側が痛む症状

内側だと、コツコツと膝の中であたるような音がし、ひっかかる違和感を抱くでしょう。
外側だと、ランニング時に痛みを感じ、膝の皿に圧迫痛を感じることもあります。膝(しつ)関節周辺に腫れがある場合は要注意です。

4-2.膝の内側または外側が痛む原因

先天性の異常もありますが、多くは膝の使いすぎによるものです。激しい運動で衝撃を受けた場合も発症します。ひねる動作を行った後に痛みを感じることもあるでしょう。

4-3.膝の内側または外側が痛む場合に考えられる病気は? 

膝の内側が痛むようなら、鵞足炎・タナ障害が想定されます。外側の場合、腸脛(ずね)靭帯(じんたい)炎(別名:ランナー膝)・有痛分裂膝蓋(しつがい)骨を発症しているでしょう。内側・外側どちらも腫れを伴うようなら、靭帯(じんたい)損傷を疑うべきです。

4-4.膝の内側または外側が痛む場合の対処法

膝の内側や外側の痛みには、ストレッチが効果的です。ランニングの前後は必ずストレッチで体を柔軟にし、痛みが出ないようにしましょう。ストレッチは関節を和らげ、動きをしなやかにしてくれます。ケガ予防のため、運動するときは取り入れてください。

5.膝の前側または裏側が痛む場合

膝の前側が痛いというのは、成長期に起こりやすい症状です。また、靭帯(じんたい)損傷を起こしている可能性も視野に入れ、痛み具合を確認していきましょう。

5-1.膝の前側または裏側が痛む症状や原因

靭帯(じんたい)損傷している場合、強い痛みで歩行はおろか、体重をかけることもできなくなります。膝(しつ)関節の可動域が狭くなるでしょう。視診でも、損傷部の落ち込みを確認することができます。成長に伴う痛みは、スポーツでのオーバーユースが原因です。大腿(だいたい)四頭筋が引っ張られ、軟骨から剥(は)がれて骨が隆起していきます。安静にすることで回復しますが、隆起した骨は戻ることはありません。

5-2.膝の前側または裏側が痛む場合に考えられる病気は? 

成長期に起こりやすい病気は、オスグッド病と呼ばれるものです。飛ぶ・蹴るといった急な動作がきっかけで発症します。
膝の裏側が痛むのは、後十字靭帯(じんたい)損傷の恐れも。ほかから圧力を受けたことで損傷するのです。ベーカー嚢腫(のうしゅ)と呼ばれる、蓄積した水が膝の裏側にこぶをつくる病気も考えられます。

5-3.膝の前側または裏側が痛む場合の対処法

なるべく安静にし、痛み止めを服用しましょう。整形外科を受診してください。靭帯(じんたい)損傷に合うサポーターの着用もおすすめです。テーピングで固定する方法もいいでしょう。いずれの場合も、整形外科で指導を受け、正しく使用することが大切です。

6.膝の中心部または関節が痛む場合

膝の中心や関節が痛む場合、階段の上り下りが辛(つら)くなります。スポーツのやりすぎとは原因も異なるので、ご自身の症状と比べてみてください。

6-1.膝の中心部や関節が痛む症状や原因

膝には軟骨があり、加齢などの原因ですり減っていきます。軽症なら、膝の動作に伴う痛みに留(とど)まるでしょう。しかし、重症化した場合、安静にしていても痛みを感じるようになります。

6-2.膝の中心部や関節が痛む場合に考えられる病気は? 

膝にある軟骨がすり減り、やがて膝(しつ)関節の変形へと変わっていきます。変形性膝関節症と呼ばれる病気です。歩行時の痛み・階段の上り下りで違和感を抱くことがあります。中高年は特に注意すべき疾患です。

6-3.膝の中心部や関節が痛むときの対処法

リハビリ療法がメインとなりますが、運動は控えるようにしてください。整形外科を受診し、内服・外用の両方で治療をしていきます。進行しているようなら、装具や杖(つえ)などで転倒防止策を講じることもあるでしょう。

7.膝が痛むときに考えられるほかの病気とは? 

外傷などが原因ではなく、関節痛を引き起こす疾患もあるので、痛みに思いあたる節がないようなら、ほかの病気を疑ってみましょう。

7-1.膠原(こうげん)病・関節リウマチ

全身に炎症を起こす疾患である膠原(こうげん)病は、関節痛も引き起こします。ほかにも気になる症状を併発しているはずですので、普段とは違うなと感じたら、専門医療機関を受診してください。
関節リウマチの場合、関節の破壊と変形を伴い、朝の目覚めでこわばりを感じるでしょう。

7-2.放置した場合どうなる? 

膠原(こうげん)病と関節リウマチは国の特定疾患に該当する難病です。放置しても治ることはありません。症状が悪化し、全身に炎症が広がる恐れが高いでしょう。日常生活を正常に送れなくなり、全身にだるさや発熱を感じるようになります。

8.曲げると膝が痛むときの対処法

膝は、歩く・座る・立つといった動作のすべてにかかわっており、異常があるだけで生活に影響が出てしまいます。痛いと思ったら、すぐに整形外科を受診しましょう。

8-1.膝が痛みは病院で治す

運動をした直後に痛みを発症したといった、原因が明確なものは様子見でも問題ありません。しかし、いつまでも痛みが引かない場合は、整形外科を受診した方が安心です。膝の問診・視診を行い、必要に応じて炎症範囲を特定するため、レントゲンやMRIを行います。
重症ではないなら、内服・外用・注射などの処置を行い、数回の通院で回復するでしょう。一連の治療で成果が出ない場合、関節鏡を使った手術を行います。関節鏡は切開せずにでき、体への負担も少ない手法です。

8-2.膝の痛みをセルフケアする

病院を受診した方でも、様子見の方も、ご自宅でセルフケアをしてみてください。

8-2-1.患部を冷やす

まず、無理に動こうとしないこと。安静は早期回復に必要です。腫れや痛みがある部分をアイシングしていた後、湿布で炎症を鎮めるといいでしょう。

8-2-2.おすすめのサプリメント

膝の軟骨は、コラーゲンが主成分です。軟骨の再生促進のため、サプリメントを摂取してみましょう。サプリメントには、コラーゲンを効率よく体内に吸収できる成分も配合してあります。良質なものは多少値が張りますが、効果も高いのです。サプリメントは薬ではありませんので、継続して服用することをおすすめします。
グルコサミンやコンドロイチンが関節に効くとのサプリメントも流通していますが、なかなか効果が出ずに悩む方もいるでしょう。Ⅱ型コラーゲンという関節や軟骨を再生する機能がある成分を配合したサプリメントはいかがですか? 
おすすめのサプリメントは、「楽らく歩」。1日2粒の服用で十分な効果を発揮し、ほかのサプリメントで効果を実感できなかった方からも痛みが和らいだと好まれています。楽らく歩の購入は、下記のサイトを参考にしてください。
http://www.my99box.com/膝痛でお悩みの方へ

8-3.膝の痛みを予防する

膝の痛みは、普段から鍛えることで予防できます。運動不足・肥満・偏った食事は避けてください。肥満は、膝以外に腰にも影響し、生活習慣病にもかかりやすくなります。水泳は膝への負担が少ない運動法ですから、水中で歩くというのもおすすめのトレーニングです。
また、急な運動は避け、運動前後のストレッチは徹底して行いましょう。体をほぐし、柔軟にすることが膝の痛み予防に効果的です。

9.膝痛予防のための生活習慣

膝の痛みは、生活習慣を改めるだけでも予防となります。注意すべきことをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

9-1.膝の痛みを防ぐために気をつけたい生活習慣

体を鍛えるようにしましょう。足の筋力低下は、膝の痛みを発症しやすく、急な動作にも弱いのです。筋トレやスクワットを行い、普段から無理のない範囲で運動を心がけてください。

9-2.膝痛のときにやってはいけないこと

体に負担がかかる姿勢は避けてください。重たい荷物を持ち上げる際に、膝を伸ばしたまま持ち上げると、腰や膝に痛みを発症しやすくなります。膝を屈曲もゆっくり行いましょう。
膝に痛みがある間は、負担がかかる正座はしないようにしてください。変形性関節症だと、痛みや違和感で正座ができなくなります。靴も自分の足に合うものにし、かかとはなるべく低いものを選ぶことが大切です。

10.膝の痛みでよくある質問

膝が痛いだけで、日常生活に支障をきたします。動きにくい・座るだけでも辛(つら)い。生活習慣の改善だけでも予防できますから、よくある質問を参考に生かしてみてください。

10-1.膝に痛みがあるときは椅子の方がいい? 

床にしゃがむ・正座するといった動作は、痛みを強くしてしまいます。なるべく椅子を利用し、膝への負担を軽減するようにしましょう。

10-2.膝の痛みを感じやすい季節は? 

気温が低くなると、関節の動きが悪くなり、筋肉も萎縮してしまいます。冬は膝の痛みを感じやすくなりますから、ストレッチを取り入れ、柔軟性を取り戻すように意識してみてください。

10-3.膝の痛みは慢性化する? 

運動後に膝の痛みを一時的に感じることがありますが、しっかり治さないと悪くなり、慢性化することがあります。生活習慣改善で膝への負担を軽減し、無理な姿勢は取らないようにしてください。長引くようなら、早めに受診しましょう。

10-4.膝裏の骨がふくらんでいる

成長期に多いオスグッド病の場合、膝裏や膝下の骨が出ることがあります。多くの場合は手術を必要とせず、保存療法で終わる病気です。専門医を早めに受診し、痛み止めや湿布を処方してもらいましょう。必要に応じて、レントゲンやMRIを行うことがあります。

10-5.サポーターを購入するときのポイントは? 

ご自身で膝痛対策をされる方は、サポーター選びに迷うこともあるでしょう。市販のサポーターもさまざまな種類がありますが、膝の痛みに特化したものを選んでください。着用時に汗で蒸れない素材だと、快適に使うことができます。

11.まとめ

いかがでしたか?膝の痛みは、普段の生活を改めるだけで予防できることをご理解いただけたかと思います。急な動きをしない・筋トレで膝を鍛える・肥満を避ける・バランスの取れた食事を意識してください。スポーツ後の一時的な膝の痛みはしっかり治し、慢性化しないようにすることが大切です。長引くようなら、早めに整形外科を受診しましょう。関節と軟骨を補うⅡ型コラーゲンを配合したサプリメントを服用し、すり減った軟骨の再生を促して痛みを克服できます。セルフケアも普段から取り入れてみてください。

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