腸内細菌についてわかる6つの心得! 腸内環境を改善する菌の種類

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近年、腸内環境を良好にすることが健康に直結するという考えが定着してきました。
腸内細菌に関心が持たれ、その種類が多岐にわたることを皆が認知しています。併せて、原因が生活習慣やストレス環境によることも知られているでしょう。
ですが、生活習慣をいますぐに激変させることは困難です。
だからこそ、発酵食品ブームが起こり、乳酸菌強化のドリンクやサプリなどの需要が高まっているのでしょう。少しでもよい腸内細菌を取り入れ、腸内環境を良好にたもとうと努めているのです。
しかし、一方でただ漫然と「健康にいいのだから」と認識している方も多いと思います。腸内細菌について正しく理解することは、より自分に効果的な方法で腸内環境を整えることができるということに気付いていないのです。
そこで、この記事では腸内細菌にまつわる事柄を一挙にまとめてみました。腸内環境を改善したい方も、ただ知りたいという方も、ぜひ最後までお付き合いください。

  1. 腸内細菌~基礎知識~
  2. 腸内細菌の構成とは?
  3. 腸内細菌~人間とのかかわり~
  4. 腸内細菌と病気とは?
  5. 腸内細菌~便秘との関係~
  6. 腸内細菌と健康について
  7. 腸内細菌にかかわるよくある質問
  8. まとめ

記事を読むことで「腸内細菌を増やす」ということが何を意味しているのか、真相が明らかになります。順を追ってみていきましょう。


1.腸内細菌~基礎知識~

腸内細菌とは一体なんなのでしょうか? 最初の項では基礎知識を押さえていきます。なぜ腸内細菌が重要視されているのか正しく理解しましょう。

1-1.腸内細菌とは?

人間はだれしも腸内細菌と共存関係にあります。互いに補い合うことで環境に適応し、生き永らえているのです。そのことを述べる前に、まずは腸内細菌について知っておいてください。
人間の体を構成する細胞は60兆個ほどといわれています。けれど、腸に生息している菌は細胞の数を上回る「100兆個以上」にのぼるとされ、重さに変えると1.5kgにもなるのです。
そして、当然ながら腸内細菌は生きています。
生きるためには栄養が必要であり、腸内細菌は人間の体内に住むことで養分を得ているのです。つまり、腸内細菌は宿主である人間に健康でいてもらう必要があります。
そのため、免疫機能の向上を始め、さまざまな「体調管理」に一役買っているのです。

1-2.働き

腸内細菌の「細菌」という言葉に、「体に害を及ぼすのでは?」というイメージがわくと思います。ですが、途方もない数の腸内細菌には「種類」があると覚えておきましょう。
悪いものでも基準値を上回らなければ免疫機能の向上に一役買い、よいものは肌荒れや風邪予防などに貢献しています。
そのほか、老化予防にも大きな影響を与えていますので、「腸内環境が悪い=健康に直結する」ということは間違いありません。

1-3.重要性

免疫機能の「7割」を担っているのは腸です。前述したように、腸内細菌が免疫細胞を刺激することで、外部の菌から体を守っています。
また、疲労回復に役立つビタミンB群を生成しているので、腸内細菌が衰えてしまうと疲れやすくなり、いままでかからなかった病気を発症しやすくなるのです。
腸内環境を改善することで体の調子がよくなるといっても過言ではなく、人間が生きるうえで非常に重要な存在となります。

2.腸内細菌の構成とは?

前項で腸内細菌の種類について触れましたが、この項では具体的に説明していきます。順を追ってみていきましょう。

2-1.腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と腸内フローラは一緒?

「小腸の終わり」から「大腸」にかけて、腸内細菌が「腸内の壁面」に細かく付着している状態を腸内細菌叢と呼びます。
また、そのさまが野に群生する花畑を連想させることから「腸内フローラ」と呼ばれ、この二つは名前こそ違いますが同じものです。生活習慣やストレスによって腸内フローラは著しく変動し、生息する菌は3種に大別できます。

2-2.代表的な3種の菌について

年齢によって、主要な3種の腸内細菌は割合を変えると覚えておいてください。
本来、人間が生まれるとき、母体内で胎児は無菌状態にいます。ですが、生まれて母乳を飲むようになると「90%」の乳児がビフィズス菌優位の腸内環境になるのです。黄色い便がわかりやすい特徴でしょう。
それから、離乳食を食べ始め、大人の菌叢(きんそう)へと変化していきます。
成人になると乳児のころに比べてビフィズス菌は激減し、腸内にいるのは「10~20%」が一般的です。
そして、高齢になるといままで検出されなかったウェルシュ菌などの「有害菌」が目立つようになります。要するに、年とともに腸内環境は悪化するということです。
具体的に3種の腸内細菌を下記に述べます。

2-2-1.有用菌(善玉)

  • ビフィズス菌
  • 乳酸菌

有用菌はビタミンB群などの合成を始め、消化吸収の補助を担います。免疫機能を高め、ウイルスなどの感染も予防してくれるので、「味方の菌」と認識していただいて構いません。
「健康維持」や「老化防止」に力を発揮してくれるでしょう。

2-2-2.有害菌(悪玉)

  • ウェルシュ菌
  • ブドウ球菌
  • 大腸菌

有害菌は腸内を腐敗させ、毒素を生み出す「敵対する菌」です。有毒ガス・発がん物質が発生するので、健康は著しく損なわれます。老化を促進し、さまざまな病気の引き金になっていると覚えておきましょう。

2-2-3.日和見菌(ひよりみきん)

  • 大腸菌
  • 連鎖球菌
  • バクテロイデス

日和見菌は魔性で、「健康なとき」は大人しく沈黙しています。ただ、体が弱ってくると本性を現し、腸内を害する働きをするのです。

2-3.つまり健康を害するのは?

上記のことからわかるとおり、有害菌が増えると「腸内腐敗」が進行し、人の健康を害する物質が次々と生成されていきます。「おならが臭い」という軽微な症状にとどまらず、ときには臓器に支障をきたし、生活習慣病の原因にもなるのです。

3.腸内細菌~人間とのかかわり~

人間の腸には「個性ある腸内細菌」が住み着いていることは前述しました。それでは、実際にはどのように人間とかかわっているのでしょうか?

3-1.さまざまな影響

腸内細菌の理想的なバランスは、「2(有用菌)対1(有害菌)対7(日和見菌)」とされています。「有用菌」と「有害菌」のどちらが優位に立つかで健康が左右するといっても過言ではないでしょう。
前述したとおり、有害菌が増えると健康を害する菌が腸内で生成されます。毒素は腸で吸収され、血中を介して臓器や全身に巡るのです。
悪いものが体内を占めると病気は簡単に引き起こされます。そのほか、ホルモンバランスを大きく崩して老化を促進させることになるでしょう。

3-2.重要なこと

腸内細菌と共存する大前提が「不摂生な生活を続けないこと」になります。
腸内環境を意識した睡眠・食事を心がけることが非常に大切だと肝に銘じておきましょう。免疫機能などを担う腸は体の健康に直結します。「腸を労わること」が結果として「日々の健康につながる」と認識を改め、日ごろの生活を改める必要があるでしょう。

4.腸内細菌と病気とは?

腸内細菌のバランスで病気は容易に引き起こされます。この項では「代表的な病気の種類」にも触れますので、一つずつ目を通していきましょう。

4-1.どうなると病気になりやすいか?

前述したとおり、「有害菌」が優位に立つと病気のリスクが高まります。腸内細菌は体の健康と密接しており、さまざまな諸症状のほか「精神病」にまで影響すると覚えておきましょう。

4-2.主な病とは?

腸内細菌の悪化によって生じる病気を下記に列挙していきます。「腸内環境が悪化している=免疫力が低下している=病気にかかりやすい」ということを踏まえて見ていきましょう。

4-2-1.皮膚障害

腸内環境の悪化によって有害な腸内細菌が増えると、腸から吸収された毒素が体を巡ります。ところが、人間の体は有能です。体外に放出しようと働き、皮膚は体臭を伴いながらも毒素を外に出そうと努めます。
ただ、本来の「肌の機能」に、清潔であろうと古い角質などを破棄する役目があるのです。絶え間なく毒素を放出していると、本来の機能に手が回りません。よって、肌の衛生面が悪化し、結果として皮膚障害を生じるのです。

4-2-2.がん

腸内にある免疫細胞の一つに「NK細胞」というものがあります。ナチュラルキラー細胞と呼ばれるものです。がん細胞を攻撃し、やっつける役目を担う重要な細胞といえるでしょう。
ところが、劣悪な腸内環境で育ったNK細胞は弱く、がん細胞に負けてしまいます。
そして、この間も血中を介して体に巡った毒素は、臓器に吸収され、脳に届けられ、体の機能を低下させていくでしょう。弱った体ではがん細胞に立ち向かうことができません。その結果、「がん」を発症してしまうことになります。

4-2-3.心臓病

上記に挙げたとおり、腸内で吸収された毒素は血液を汚しながら体を巡ります。
心臓近くにある「冠動脈」という太い血管の血流が悪くなれば「狭心症」となり、詰まってしまうと「心筋梗塞(しんきんこうそく)」になるのです。
胸に少しでも圧迫感を覚えるようでしたら、初期症状である可能性が高いので早急に医療機関を受診してください。

4-3.病気にならないためには?

有用菌である「善玉菌」を腸内に多くたもつことが肝心でしょう。最後の項で挙げる「健康維持の方法」を参考に、日ごろの生活を見直してみてください。

4-4.注意点

体臭やおならのにおいが気になりだしたら「腸内環境」のことを考えましょう。
いまは病院で検査することができ、自分でできる「キット」も存在するので、ぜひ検討してみてください。腸内細菌にも遺伝子があるため、検便で調査すると腸内での勢力図を把握することが可能となります。

5.腸内細菌~便秘との関係~

腸内細菌の「有害菌が増える」ということは「腸内環境が悪い」ということです。そこで、懸念されるのが「便秘」でしょう。

5-1.多くの人が悩む便秘

腸内細菌の有害菌は「アンモニア」や「硫化水素」などの有害物質を生成します。
有害物質は腸の働きを抑制するので、腹痛や便秘を引き起こす要因になると覚えておいてください。
腸内にたまった便は3日ほどで腐敗し、有毒物質をさらに生成し続けます。体は有害物質を排出しようと抵抗しますが、「便秘=排泄(はいせつ)機能がうまく働かない」という事態のせいで排便ができません。結果、慢性的な便秘に悩まされることになります。
なお、便秘と腸内環境の悪化はどちらも起因になりえる関係といえるでしょう。便秘のせいで腸内環境が悪化することもあれば、腸内環境が悪化したせいで便通が滞ることにもなるのです。

5-2.便秘解消のポイント

生活習慣の改善が一番の近道です。事項にまとめた内容を参考に努めてみてください。
また、いつもストレスにさらされている人は要注意です。早急に発散場所を見つけましょう。
すぐにできる対処法としては、寝る前に腹部をマッサージするのが効果的です。あお向けになり、手の平で軽く下腹部を押しながら円を描いてみましょう。コツは体から力を抜いて、呼吸をゆっくりとすることです。

6.腸内細菌と健康について

本項まで「腸内細菌の種類」や「悪化した際に心配される病気」についてまとめてきました。ですが、最後の項では「今日からできる対処法」について触れていきます。ぜひ生活に取り入れ、腸内環境の改善に努めてみましょう。

6-1.バランスが重要

体の調子が悪いとき、原因はさまざまなことに起因するのが人間です。
「食事」「睡眠」「運動」など、何かが欠けたことによってホルモンバランスが乱れ、腸内環境が悪化して「ほかの症状」を併発するでしょう。
そのため、一つだけを改善するのではいけません。可能な限り「全部を少しずつ改善していく」というのが理想となります。「そんなの無理!」と思うでしょうが、下記にまとめた事柄を参考に、ぜひ挑戦してみてください。僅かなことの積み重ねで可能となります。

6-2.食べ物

食べ物には多くの種類があり、人によって好みも千差万別でしょう。ですが、腸内環境の改善に適しているものは絞られます。

  • 「キムチ・チーズなど」の発酵食品(有用菌自体が多く含まれています)
  • 「玉ネギ・キノコなど」に含まれるオリゴ糖(ビフィズス菌の栄養になります)
  • 「海藻やキャベツなど」の食物繊維(腸内清掃に役立ちます)

上記の食べ物をなるべく取るように心がけ、スナック菓子や刺激物を毎日のように食べるのは控えてください。脂っこい食べ物は有害菌のエサとなります。

6-3.運動

腸内環境がストレスから影響することは前述しました。
そこで、おすすめしたいのが運動です。「体を動かすこと」「太陽の光を浴びること」で幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が体内で生成され、ストレスを緩和してくれます。
なお、逆にセロトニンが不足していると、憂鬱(ゆううつ)な気分になったり、体が疲れやすかったりしてくるでしょう。無理のないペースで構いませんので、定期的な運動を心がけ、精神と体の健康を気にかけてください。

6-4.生活環境について

腸内細菌は生活環境で決まるといってもよいでしょう。
「10時~翌朝2時」はゴールデンタイムと呼ばれ、この時間帯に人間は一日の疲れを癒(い)やし、傷ついた体や細胞を回復させます。そのため、不規則な生活を日々送り、いつも夜中に起きているようではいけません。どうしても徹夜をしなくてはいけないとき、せめてゴールデンタイムは就寝し、早朝から活動するようにしてください。

6-5.薬・サプリ・漢方薬について

腸内細菌の有用菌を増やすことに、頼もしい味方が「漢方薬」や「サプリ」です。
腸に定着しやすい商品が数多く販売されており、「忙しくて食事がおろそかになってしまうとき」「偏った食事の日」などには手軽に不足した栄養を摂取できます。
いまは一日に必要な栄養を自分でコントロールできる時代です。
常に「常備薬」として持っておくとよいでしょう。
また、「必要な栄養を摂取するサプリ」とは異なり、「漢方」は症状を治癒することよりも、体本来の機能を取り戻すことで諸悪の根源を取り除こうとします。そのため、自分の力で健康を維持したいという方には漢方がおすすめです。

6-6.注意点

当たり前のことですが、何事も適度を心がけましょう。
たとえば、便秘だから海藻ばかりを過剰に食べていても深刻な病気をもたらすことはありません。ですが、おそらく栄養が偏って物事に集中できなくなり、排便できても便が緩くてすっきりしないでしょう。
本項の最初で述べたように「バランス」が大切です。

7.腸内細菌にかかわるよくある質問

この項ではインターネットを介して寄せられるお問い合わせ内容をまとめてみました。腸内細菌についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.タバコも腸内環境に影響する?
A.タバコには4000種類以上の化学物質が含まれています。「百害あって一利なし」です。
タバコを吸うと血流が悪くなり、腸では腸内細菌が衰えてしまうと覚えておいてください。

Q.便秘におすすめの漢方はあるのでしょうか?
A.弊社では「熊の胆のう」を原料とする「熊胆(ゆうたん)」をおすすめしています。
排泄の「機能を回復する」働きがあるため、結果として腸内環境の改善にもつながるのです。全額返金保証を実施していますので、よろしければご検討ください。
複方熊胆円(ふくほうゆうたんえん)

Q.腸内環境の改善にはヨーグルトを食べるといいって聞きますが?
A.ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれているので、ぜひ毎日の食事に取り入れてください。可能なら「フルーツ」も一緒に取るとよいでしょう。
そして、意外と知られていないのが食べるタイミングです。食事と一緒に食べると胃酸で乳酸菌が死んでしまう可能性があります。そのため、夕食後に食べましょう。
また、腸内フローラは人と決して同じではありません。ヨーグルトは種類の違うものを試し、自分の腸内細菌が喜ぶものを食べるようにしましょう。「なんだか体調がいい!」など、腸内細菌は健康を示して「好物」を伝えてくれるはずです。

Q.歳をとっていても腸内環境は改善可能でしょうか?
A.生活習慣で改善することが可能です。食生活が第一で、記事で述べたように発酵食品や野菜中心の食事を心がけ、不足しがちな栄養は漢方やサプリで補いましょう。

Q.体の不調はすべて腸内環境が原因なのですか?
A.すべての諸症状が腸内環境のせいとは限りませんので、なんらかの症状に悩んでいる方はどうか早めに医療機関を受診してください。
ただ、腸内環境の悪化がきたす症状は非常に多いです。ちょっとした疲労感でも、腸内が荒れていることが原因であることは十分にあり得ます。体は腸を中心に回っていると認識しても構わないでしょう。そのため、日ごろから腸内環境は「重要視するべき」ということは、この場でも断言できます。

8.まとめ

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
腸内細菌は3種類であり、有用菌が私たちの体を健康にたもってくれることを理解していただけたでしょうか? 腸内環境が悪化してしまった場合、すぐに改善するのは難しいです。
特に、現代は「ストレス社会」といわれます。少なからず不満やいらだちを抱えている人が多いことでしょう。
脳と腸は密接に関係し、精神的・物理的なストレスは直接腸内環境に影響します。
つまり、腸内環境改善の第一歩は「ストレス発散」といえるでしょう。
もちろん、かといって暴飲暴食などの発散方法は腸に好ましくありません。記事で述べた食生活改善と併せ、運動などの健康的な発散方法でストレスを改善しましょう。
精神を健やかにたもつことがよい腸内環境の維持につながり、病気にかかりにくい体作りを可能とします。

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