【必見】排便困難・排便障害から解放されるポイントをご紹介!

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「便秘が長く続いてつらい」「排便が困難」など、便秘で悩んでいる方は多いでしょう。特に、女性は2人に1人の割合で便秘に悩んでいるといわれています。女性にとって便秘は悩みの1つになっているはずです。そんな困った状態から解放されるためには、便秘の原因を知らなければなりません。そこで、排便が困難になる病気や便秘との関係性・排便困難の解消方法など詳しく説明します。

  1. 排便が困難とは
  2. 排便が困難になる病気
  3. 排便困難と便秘について
  4. 排便困難の解消法について
  5. 排便困難と病院について
  6. 排便困難にかんしてよくある質問

この記事を読むことで、排便が困難な生活から抜け出すことができます。排便困難について知りたい方や便秘を解消したい方は、ぜひチェックしてください。


1.排便が困難とは

排便のコントロールができなくなる状態を「排便困難」といいます。排便が困難になっている状態から抜け出すには、排便の仕組みや原因を把握することが大切です。

1-1.排便の仕組み

私たちが食べたものは胃に送られ消化されます。消化されたものは十二指腸をとおって小腸に運ばれるのです。小腸では胃で消化できなかったものを消化して栄養素を吸収します。吸収後に残ったカスは大腸へと送られて便になるのです。水分を含んだ内容物が便として固まり、直腸に運ばれた後、脳に排便の指令が送られます。そして、便意が起こるのです。便意が起こった後は、直腸が収縮して便が押し出されます。

1-2.主な症状

排便困難に伴う主な症状は、便意がない・腹痛・下痢・便に血が混ざるなどです。便意がない日が続けば続くほど、便秘も長期間続いてしまいます。症状が1か月~3か月続いてしまうと、慢性便秘に陥りやすくなるので注意しなければなりません。やっと便が出たかと思えば血が混ざったり、激しい腹痛が起きることもあるでしょう。

1-3.主な原因

排便困難や便秘の主な原因は「腸の働き」です。直腸の収縮が正常に働いているからこそ、排便ができます。直腸の収縮が弱くなると便を送り出す力もなくなるのです。便意を感じない・便が出にくいタイプは直腸の働きが原因だと思ってください。また、腸の働きを低下させている原因には、ストレス・生活習慣の乱れ・運動不足・偏った食生活などが挙げられます。

2.排便が困難になる病気

排便の困難は、病気が関係している可能性もあります。一体、どんな病気が考えられるのでしょうか。

2-1.どんな病気が考えられるか

考えられる病気としては「便秘症」「排便困難症」「大腸がん」「直腸瘤(ちょくちょうりゅう)」の4つが挙げられます。それぞれどんな病気になるのか、詳しく説明しましょう。

2-1-1.便秘症

排便回数が週に3回以下と排便困難が続く場合、「便秘症」が考えられます。便が硬くなっているので排便時には痛みがあり、便に血液が混ざる確率が高いです。硬い便や便秘以外にも、残便感・腹痛・吐き気などの症状も出てきます。

2-1-2.排便困難症

排便困難症は便秘症とよく似ている病気です。排便障害には「水道管の問題」と「蛇口の問題」の2つがあります。便秘症が水道管の問題になるでしょう。水道管の問題はクローン病や潰瘍性大腸炎・感染症なども疑われるため、すぐ病院を受診してください。一方、蛇口の問題は直腸が関係しています。直腸がんやポリープなどの原因が考えられるでしょう。

2-1-3.大腸がん

最も怖い病気といえるのが「大腸がん」です。大腸がんの症状には便通異常・排便障害が大きなポイントになります。腫瘍によって腸の内側にある空洞が狭くなると、内容物がスムーズに排出できません。そのため、便秘になりやすいのです。ただの便秘だと間違える方が多いので、1週間~2週間以上続く場合は病院へ行ってください。

2-1-4.直腸瘤(ちょくちょうりゅう)

直腸瘤(ちょくちょうりゅう)は排便でいきんだ際、直腸に圧が加わってふくらむ状態を指しています。直腸と膣(ちつ)の間にある壁が弱くなることで起こりやすい病気です。直腸瘤(ちょくちょうりゅう)は中高年の女性に多く、いきんでも出にくいタイプの便秘が続いている方に見られます。

2-2.どんな人がなりやすいか

ストレスを感じやすい人や冷え性持ちの女性・腸の働きが弱まっている高齢者が便秘・排便困難になりやすいです。ストレスは自律神経が乱れる要因の1つで、身体が緊張状態になる交感神経を活性化させます。結果、便を押し出す“ぜん動運動”が弱まってしまうのです。また、冷え性は血液の流れが悪くなっています。そのため、腸の働きも低下しがちです。

2-3.セルフチェック法

排便の異常は自分たちでチェックできます。簡単にできるセルフチェック法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

  • 1日3食をきちんと食べないことが多い
  • ニキビなど肌トラブルが多い
  • 野菜を食べない
  • ダイエットをしている
  • ストレスを感じることが多い
  • 急な体温変化が多い
  • 口臭が気になる
  • 水分をとることが少ない
  • 浴槽につかることが少ない
  • 運動不足

以上の項目に2つ以上当てはまる方は「便秘予備軍」です。5個以上の方は便秘・排便困難が習慣化してしまう恐れがあります。すぐに生活習慣を改善したほうがいいでしょう。

3.排便困難と便秘について

排便困難と便秘は密接に関係しています。「結腸型排便障害」や「直腸肛門(こうもん)型排便障害」について詳しく説明しましょう。

3-1.結腸型排便障害

「2‐1‐2.排便困難症」にも登場した水道管の問題が「結腸型排便障害」です。水道管と蛇口をイメージしてみてください。水道管に障害が起きると、蛇口をひねっても水が出てこなくなります。直腸へとつないでいる腸に問題が起きている証拠です。結腸型排便障害は、ストレスが原因の過敏性腸症候群が原因になっている可能性もあります。

3-2.直腸肛門(こうもん)型排便障害

蛇口の役割を果たす直腸に問題のある排便障害を「直腸肛門(こうもん)型排便障害」といいます。肛門(こうもん)を締めるための筋肉が低下して力まないと便が出ない、しかし、力むと直腸脱が悪化する悪循環に陥りやすいです。また、出産や加齢によって直腸と膣(ちつ)の間が弱まると、直腸膣壁弛緩症(レクトシール)が発症しやすくなります。

3-3.そのほか

肛門(こうもん)疾患が原因の排泄(はいせつ)障害もあります。代表的な肛門(こうもん)疾患は「痔(じ)」です。肛門(こうもん)付近の静脈の中に血液が停滞し、痔(じ)ができることで肛門(こうもん)がふさがってしまいます。結果、便が出にくくなるのです。また、外傷や出産・骨盤内臓器下垂なども原因の1つになります。

4.排便困難の解消法について

排便困難の原因を把握すれば、治療法もわかります。治療法にはどんな方法があるのでしょうか。主な治療法をいくつか紹介するので、ぜひチェックしてください。

4-1.食事

排便困難の原因には「偏った食生活」があります。毎日、脂っこいものや甘いもの・コンビニ弁当・レトルト食品・お菓子類を食べていると便秘になりやすくなるのです。特に、野菜不足が続いている方は排便困難になりやすいので注意してください。野菜には腸内をキレイにする食物繊維が含まれています。便秘に良い食べ物としては野菜・ヨーグルトが挙げられるので、積極的に摂取していきましょう。食事が偏りやすい方は、サプリメントもおすすめです。

4-2.生活習慣

あなたは今、乱れた生活習慣を送っていませんか?寝不足・昼夜逆転の生活は腸内環境を悪化させる原因です。規則正しい生活習慣を心がけるだけでも、腸の働きがもとに戻ります。自律神経を整えることができるため、乱れている方は少しずつ改善してください。睡眠時間を増やし、体内時計を正常に戻していきましょう。

4-3.運動

運動不足は腸のぜん動運動を低下させる要因です。そのため、運動を日常に取り入れることも排便困難の治療法になります。運動が苦手な方でもウォーキングやストレッチで十分です。お風呂あがりは身体が柔らかくなっているのでストレッチがしやすくなるでしょう。エスカレーターではなく、階段を使うなど、少しでも身体を動かしてください。

4-4.緩下剤(かんげざい)

緩下剤(かんげざい)は下剤の一種です。塩類下剤ともいわれており、酸化マグネシウムでできています。下剤の使用はおすすめしませんが、どうしてもというときは利用してください。頑固な便秘・排便困難が解消できるでしょう。ただし、下剤は作用が強いため、乱用はしないでください。最終手段として使用しましょう。

5.排便困難と病院について

排便困難の状態によっては、すぐ病院に行かなければなりません。排便困難が長引くほど、身体に大きな負担がかかってしまいます。後悔しないためにも、受診すべき症状や検査方法を把握しておきましょう。

5-1.受診すべき症状

長期間の排便がなく、腹痛がひどい場合はすぐに受診してください。便秘の症状の中でもひどい腹痛は症状が悪化している可能性が高いです。さらに、症状が進行すると歩行が困難になるほどの痛みが出てきます。排便障害によって、肛門(こうもん)などに感覚障害が起こることもあるのです。肛門(こうもん)の締まりが悪くなると、便失禁になる可能性も出てきます。

5-2.検査方法

排便困難や便秘の診断・検査方法は、注腸X線検査や超内視鏡検査などが主となります。排便障害の症状がひどい場合は、より具体的な精密検査をおこなうこともあるでしょう。大腸がん・直腸がんの恐れもあるため、大超内視鏡検査も必要です。慢性便秘を詳しく調べる検査には、X線マーカー服用による大腸通過時間の検査・バリウムによる模擬便での排便造影検査などがあります。

5-3.治療方法

治療方法は主に、食事や生活習慣の改善指導・緩下剤(かんげざい)などの保存的治療法です。保存的治療を続けながら便秘をコントロールしていきます。病院での専門治療を受ける際は、便秘の原因を把握したうえでどんな治療内容なのか説明をきちんと受けてくださいね。また、直腸瘤(ちょくちょうりゅう)による排便障害の場合は、手術での治療になります。

5-4.薬について

市販薬での治療が不安な方は、病院から処方された薬を使用してください。医療施設で処方される薬には、便を柔らかくするタイプ・大腸を刺激するタイプ・腸内環境を整えるタイプ・便のかさを増やすタイプの4種類があります。排便困難の場合は大腸を刺激するタイプがほとんどでしょう。薬を処方された場合はどんな種類なのか、必ず確認してください。

5-5.そのほか

ほかの方法としては「サプリメント」や「漢方薬」があります。サプリメントは薬よりも刺激が少なく、毎日必要な栄養素が吸収できると好評です。また、便秘薬は便秘になりやすい体質そのものが改善できます。

6.排便困難にかんしてよくある質問

排便困難にかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。便秘で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

6-1.便秘の種類について知りたい

大腸の筋肉がゆるむ「弛緩性(しかんせい)便秘」、ストレスが原因の「痙攣性(けいれんせい)便秘」、器官の疾患による便秘の「器質性(きしつせい)便秘」があります。

6-2.便通をうながすツボとは?

便通をうながすツボ「合谷(ごうこく)」があります。合谷(ごうこく)は親指と人差し指の付け根の中間にあるツボです。頭痛・肩こり・精神不安などにも効果があるので、ぜひゆっくり押してみてください。

6-3.便通の効果がある飲み物とは?

食べ物だけでなく、便秘に効果的な飲み物もあります。それは、オオバコ茶・ドクダミ茶などの中国茶です。中国茶には脂肪分解・整腸作用にも効果があります。

6-4.何日排便がないと便秘になるのか?

一般的に、3日間排便がないと便秘になります。3日間以上便秘が続く際は、生活習慣を見直したほうが良いでしょう。今まで、どんな生活を送っていたのか振り返ってみてください。

6-5.排便困難の予防法とは?

排便困難の予防法としては、規則正しい生活習慣や食生活・運動の3点セットです。毎日の地道な努力が便秘予防につながります。

まとめ

いかがでしたか?便秘・排便困難は長期化するほど重たい病気を起こしてしまいます。便秘かも…と感じたときは、すぐに改善策を実践していきましょう。そして、便秘解消には原因を知ることが大切です。便秘の症状や原因に合った解決策を見つけて治療してください。もし、便秘+激しい腹痛が起きている際はすぐ病院へ行きましょう。できるだけ、早めの対処が必要です。

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