便秘の原因は腸が動かないこと

便秘の原因は腸にあった? 腸の動きを良くする5つの方法を紹介!

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

「残便感がある」「お腹(なか)が張って苦しい」「便秘が続く」など、あなたはこのような症状にお悩みではないでしょうか?腸は体の健康を維持するために重要な器官です。その腸が何らかのサインを出しているということはあなたの腸内環境にトラブルが起きている可能性があるでしょう。腸内環境が悪くなり腸が動かなくなると、肌荒れや便秘を引き起こします。このまま放置していれば腸閉塞やガンになるリスクも高まるのです。そこで、この記事では腸が動かなくなる原因と腸内環境を改善する方法についてご紹介します。

  1. 腸の基礎知識
  2. 腸が動かないってどういうこと?
  3. 腸を動かす方法と注意点
  4. 腸に関するよくある質問

腸の環境をよくすることは健康だけではなくアンチエイジングなど美容効果も期待できます。この記事を読んで腸を健康に保つ秘訣(ひけつ)を知り、健康的な体を手に入れましょう。辛(つら)い便秘でお悩みの方はぜひチェックして見てください。


1.腸の基礎知識

私たちの健康を保っているのは”腸”と言っても過言ではありません。昔から、腸の健康は体全体の健康につながると考えられているのです。特に最近では腸管にある最も大きな免疫器官「腸管免疫」による働きが注目されています。体の免疫力の70%が腸に集中しているとわかってきました。腸内環境を整え免疫力を上げることは、これからの人生を健康に生きられるかどうかを左右するほど重要なことなのです。この項では、腸の働きや種類について詳しく解説していきます。知っているようで知らない腸についてしっかり学びましょう。

1-1.腸とは?

腸とは食べ物や飲み物から栄養を吸収し、細菌やウィルスから体を守る役割がある器官です。腸が吸収した栄養で、血液の質や体質が決まります。腸は私たちの生命を維持する大事な場所です。

1-1-1.腸は第2の脳

腸は独自の神経機能を持っていて、消化や排泄などの活動を行います。腸内に入ってきたものを良いか悪いか判断して記憶する機能があるのです。 さらに、脳の神経伝達物質「セロトニン」の95%が腸にあることがわかっています。セロトニンは”幸せホルモン”とも呼ばれ人間の精神的安定をつかさどるホルモンです。 三大神経伝達物質の一つでドーパミンやアドレナリンと同じく脳や中枢神経で働きます。そのセロトニンが腸で生成されているのです。このことから、腸は「第2の脳」と言われています。腸の活動は脳と密接につながっており、人が幸せに・健康に生きるための機能に大きな影響を与えているのです。

1-2.腸の種類と働き

腸は小腸と大腸に分かれています。それぞれの特徴と働きについて見ていきましょう。

1-2-1.小腸の働き

小腸は全長約6mにも及ぶ体内で最も長い臓器です。小腸は胃の出口から続く”十二指腸””空腸””回腸”の3つの部分に分かれています。小腸の重要な働きは、消化・吸収です。内壁は絨毛(じゅうもう)と呼ばれるヒダ状になっています。このヒダから栄養を吸収し毛細血管を通して全身に運ばれているのです。また、小腸は細胞の生まれ変わりが早いため、剝(は)がれ落ちた古い細胞は大腸へ運ばれ便として排出されています。

1-2-2.大腸の働き

大腸は全長1.5~2mもの長さがあり”上行結腸””横行結腸””下行結腸””直腸”に分けられています。小腸で消化・吸収しきれなかった残りカスから水分を吸収し、便を形成するのが大腸の役割です。小腸と大腸は盲腸でつながっています。盲腸には6㎝ほどの虫垂があり無数のリンパ組織が生体防御の働きを行っているのです。食物を介して体内に侵入するさまざまな細菌やウィルスに対応する機能を持っています。防御反応が強すぎると虫垂炎を引き起こす場所です。盲腸を通じて上行結腸に流れてきた液状の残りカスは、横行結腸で水分が吸収され泥状になります。下行結腸ではさらに水分やナトリウム電解質の吸収が行われ、すでに半固形状態です。便は直腸へと進み固形となり、こう門から便として排出されます。

1-2-3.便について

便はその8割が水分です。残りの2割は消化されなかった残りカスや腸内細菌の死骸・食物繊維が含まれています。良い便は熟したバナナ型で黄土色やこげ茶のものです。食物繊維が多く含まれた食物を食べると健康的な良い便になります。逆に下痢や泥状・コロコロした硬い球状の便は水分が少なく悪い状態です。色は薄茶や白・黒褐色をしています。肉食の人は食物繊維不足で悪い便になりやすいでしょう。水分の少ない便はスムーズに排便できず、便秘や痔(じ)を引き起こす原因になります。

1-3.腸の重要性について

健康な腸は便の色や状態も良く、ある程度溜(た)まると腸のぜん動運動で体外に排出されます。しかし、腸内環境が悪い場合大腸内に溜(た)まった便が腐敗してしまうのです。腐敗が起きると有毒な物質が発生し血液に乗って全身に運ばれます。その結果、体に大きな悪影響を及ぼしてしまうのです。腐敗が進むと大腸の粘膜を刺激しガンの原因になるとも言われています。腸内では腐敗より発酵が重要です。発酵が起きて善玉菌が増えれば、腸内環境を改善されてさまざまな健康効果が期待できます。

1-3-1.腸内の環境は腸内細菌で決まる

腸にはなんと600兆個~1000兆個、重さにして1.5キロにもなる腸内細菌がいます。腸内細菌の種類は”善玉菌””悪玉菌””日和見菌”の3つです。この3つの細菌のバランスが腸内の発酵と腐敗を進めます。善玉菌は発酵を促す良い菌で、悪玉菌は腐敗を起こす悪い菌です。日和見菌は、どっちつかずの性質をしています。善玉菌か悪玉菌、多い方の味方をするのです。腸内で善玉菌が多いときは発酵を促す手助けをします。一方、悪玉菌が多くなると、腸内の腐敗を進める手伝いをしてしまうのです。理想的な腸内細菌は、善玉菌2に対し、悪玉菌1、日和見菌7のバランスと言われています。腸内を健康に保つには、善玉菌を強くして日和見菌を常に味方につけておく必要があるのです。

1-3-2.腸内には大量の免疫細胞がある

腸の働きは消化・吸収・便を作るだけではありません。腸内は体の70%の免疫細胞が集まっている場所です。外界から体内に入った悪いものを撃退する役割を果たします。腸の免疫細胞が活性化すると免疫力が高まり、免疫細胞が少なくなると免疫力も低下してしまうのです。体内では毎日3000個ものガン細胞が生まれていることをご存じでしょうか。腸の免疫細胞は、ウィルスや毒素だけではなく、体の中で生まれるガン細胞も撃退します。免疫細胞の力で死滅しているため、すぐにはガンになりません。しかし、免疫力が低下するとガン細胞が増殖しやがて悪性腫瘍へと変化するのです。免疫細胞が集まる腸を活性化すれば、私たちは健康を維持することができます。

12