関節炎の症状

膝に発症する関節炎の症状は? 原因や治療・予防のポイントを徹底解説!

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

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関節炎とは、関節内部の組織が炎症を起こす症状の総称です。寒い場所に長時間滞在したり長時間動き続けていたりすると、体の関節が痛むという経験をしたことがある方も多いことでしょう。このような症状は、関節炎が原因かもしれません。中でも膝は、関節炎が発症しやすい部位であり、痛みや強張りに悩んでいる方もたくさんいます。

そこで、今回は膝に起こる関節炎の症状や原因、治療法・予防方法をご紹介しましょう。

  1. 関節炎の基礎知識
  2. 膝関節炎の種類
  3. 膝の関節炎の診断と治療について
  4. 膝の関節炎を予防する方法
  5. 膝の関節炎に関するよくある質問

関節炎の症状が分かれば、病院を受診する目安もつきます。最近膝関節が痛むようになってきたという方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。


1.関節炎の基礎知識

はじめに、関節炎とはどのような病気かということをご紹介します。関節炎の症状とはどのようなものがあるのでしょうか?

1-1.関節炎とは

関節炎とは関節を構成している骨や軟骨・腱などが炎症を起こす症状全般を指します。炎症が起こる原因はさまざまですが、最も多いのが病気の症状として炎症が起こるケースと、加齢や関節の動かし過ぎで骨や軟骨・腱が損傷して炎症が起こるケースです。全身の関節に発症する可能性がありますが、よく動かす膝・手首・肘・股関節の関節は特に炎症が発症しやすいでしょう。また、関節の炎症は高齢者が発症しやすいというイメージがありますが、若い年代の方が発症することも珍しくありません。

1-2.膝関節が関節炎を起こしやすい原因

膝関節は、人体の関節の中で最も使用される関節の一つです。歩く時はもちろんのこと、ただ立っているだけでも全体重を支えています。そのため、年を取るにつれて軟骨がすり減り、骨が変形して炎症を起こしやすくなるのです。また、スポーツのしすぎも関節炎を発症する原因となります。この他、関節が炎症を起こす病気を発症した場合も、膝関節は真っ先に炎症を起こしやすいのです。

1-3.膝関節が炎症を起こした場合の症状

膝関節が炎症を起こすと、痛みや強張りが出ます。最初はう激しく運動した後とや膝関節が冷えた時、長時間立ち続けた時などに痛みや強張りが出やすいでしょう。炎症が激しくなるにつれて安静にしている時にも痛みや強張りが出たり関節が腫れ上がることもあります。湿布薬などで痛みを和らげても、炎症を治療しなければ痛みが消えることはありません。

1-4.膝の炎症を起こしやすい人とは?

膝の炎症が発症しやすい人は

  • 高齢者
  • 激しい運動を長時間行い続けている人
  • 中高年になって運動を始めた人
  • 肥満の人

は膝の関節炎を発症しやすい傾向にあります。また、関節リウマチ・痛風などの患者さんは症状として膝関節の炎症が起こるのです。

2.膝関節炎の種類

この項では、膝関節炎の種類についてご紹介します。いろいろな原因で膝の関節炎は起こるのです。

2-1.病気由来の関節炎

  • 結核性関節炎
  • 関節リウマチ
  • 痛風
  • 乾癬性関節炎

は、病気が原因となって起こる関節炎です。そのうち関節リウマチは女性が多く発症し、痛風は男性に患者さんが多いという特徴があります。結核性関節炎は結核菌が関節に炎症を起こして発症しますが、現在は患者数が少なくなりました。乾癬性関節炎は、乾癬という皮膚病に合併して起こる関節炎です。これら病気由来の関節炎は、病気の治療をしなければ症状は軽減しません。中でも関節リウマチは症状が進めば自分の免疫が関節を破壊してしまうので、早めの治療が大切です。

なお、痛風とよく似た関節炎が発症する病気に偽痛風(ぎつうふう)があります。これは、ピロリン酸カルシウム結晶が膝関節に沈着することによって発症する病気です。

2-2.細菌性関節炎

細菌性関節炎は、体内に感染した細菌が関節の炎症を起こす病気です。関節内に白血球や浸出液が増加するのが特徴で、黄色ブドウ球菌などに感染すると発症しやすくなります。院内感染で発症する場合があり、高齢者や手術後などで抵抗力が弱った方が発症すると、命の危険もあるのです。

2-3.変形性関節炎

変形性関節炎は加齢によって膝軟骨がすり減り、硬い骨同士がぶつかり合って骨が変形して発症する関節炎です。高齢者が膝の痛みを訴えた場合、この病気である可能性があります。初期は湿布薬などで痛みが軽減できてしまうので、重症になるまで病院を受診しない方も珍しくありません。しかし、重症化すると手術をしないと痛みが取れないこともあります。

2-4.子どもの関節炎

子どもでも関節炎が発症することがあります。子どもが発症する関節炎の多くがケガ由来のものです。膝関節をケガすると歩行の度に痛みが生じることもあります。このため、痛みが出ないように無理な歩き方をすると膝関節に余計な負担がかかって炎症が起こることもあるのです。また、ケガをした際に傷口から細菌が入り炎症を起こす例もあります。ですから、子どもが膝関節をケガした場合は適切なサポートと治療が必要です。

また、発症率は低いのですが原因不明の関節炎が発症する小児特発性関節炎という病気もあります。この病気は膝だけでなく全身の関節が炎症を起こす病気です。

3.膝の関節炎の診断と治療について

この項では、膝の関節炎の診断や治療方法についてご説明します。膝が痛くなったら何科を受診すればよいのでしょうか?

3-1.膝の関節炎が疑われる場合、受診する診療科

膝に痛みを覚えたら、整形外科を受診しましょう。整形外科では

  • レントゲン検査
  • 血液検査
  • MRI
  • 関節液の検査

などを行います。これで関節炎の原因がほぼ特定できるでしょう。リウマチや痛風由来の関節炎の場合は専門の科を紹介してくれるので心配いりません。また、細菌性関節炎の場合はすぐに抗生物質など細菌を殺す薬を投与して炎症を抑えます。変形性関節炎の場合は、症状を見ながら治療を進めて行くのが一般的です。

3-2.関節炎の治療方法

3-2-1.投薬治療

関節炎の基本は湿布薬や痛み止めで痛みを抑えて炎症が治まるのを待ちます。軽度の変形性関節炎やケガ由来の関節炎などはこれで症状が軽くなるか完治するでしょう。関節性リウマチや痛風も現在の医学では完治することはできませんが、投薬で症状を抑えることはできます。

その間に膝関節の周りに筋肉をつけるなどするリハビリが行われることもあるでしょう。また、寒い季節や運動をした時に痛みが生じる場合は、整体院で痛みを軽減する施術を受ける方法もあります。

3-2-2.手術

変形性関節炎が重症の場合や関節リウマチが進行して関節が破壊されてしまった場合は、手術をすすめられることがあります。この場合は、人工関節を入れる手術やすねの骨を切って負荷のかかる場所をずらす高位脛骨骨切り術が一般的です。どちらにせよ1か月程度の入院とリハビリが必要なので、よく医師と相談をして決意しましょう。

4.膝の関節炎を予防する方法

この項では、膝の関節炎を予防する方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4-1.軟骨をすり減らさない

膝の関節炎で最も多い変形性膝関節炎は、軟骨のすり減りが原因で発症します。膝軟骨は膝の骨の先端についており、硬い骨同士が直接ぶつからないようにクッションの役割を担っているのです。軟骨は柔らかい骨ですから、ぶつかっているうちにすり減ってしまいます。軟骨には自然に回復する能力が備わっていますが、年を取るにつれて回復能力が摩耗に追いつかなくなるのです。ですから、食べ物やサプリメントで軟骨の生成を助けてあげると関節炎の予防になります。

4-2.軟骨の生成を助ける軟骨成分とは?

軟骨は、コラーゲンやグルコサミン・ヒアルロン酸などからできています。このように軟骨を形成する成分を軟骨成分といい、軟骨の生成を助ける重要な物質です。また、ビタミンCも軟骨形成を助ける効果が期待できます。このような軟骨成分が多く含まれている食品は、軟骨やゼラチンなどが代表的です。しかし、食物だけで軟骨生成を助けられるくらいの軟骨成分を摂取するのはかなり難しいでしょう。ですから、軟骨成分で作られているサプリメントがおすすめです。

膝の関節痛を予防する効果を謳ったサプリメントはたくさん販売されていますが、高価なものほど効果があるわけではありません。サプリメントは長期的に飲まなければ効果が表れにくいので、購入し続けられる値段のものがおすすめです。

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4-3.軟骨の生成が関節炎を予防する理由

軟骨がすり減りが遅くなれば、硬い骨同士がぶつかって変形することもありません。そのため、変形性関節炎も起こりにくくなるのです。変形性関節炎が発症していたとしても、軽度ならば軟骨生成を助けてあげると進行をゆるやかにすることができるでしょう。

4-4.膝の筋肉をつける

膝の周りには、腿四頭筋はハムストリングスなどの筋肉があります。この筋肉が程よく発達していれば膝関節にかかる衝撃を和らげて、膝関節の炎症を防いでくれるのです。そのため、ストレッチや筋肉トレーニングをするとよいでしょう。

4-5.膝の筋肉をつけるストレッチの方法

4-5-1.膝関節を支える筋肉をつけるリハビリ運動

  • 両膝を伸ばして仰向けになり、つま先をぐっと伸ばしたり足首をそらしたりする。
  • 両膝を伸ばして仰向けになり、膝関節に力を入れて膝を床に押しつける。

膝が悪い方でもこのような運動なら適度なリハビリになります。

4-5-2.いすに座ったまま、寝たままできる簡単筋トレ

  • いすに座ったまま、片足ずつ伸ばして10cm床から足を浮かす。この時、両手でいすの座面をつかんでいるとバランスを散りやすい。
  • 仰向けに寝て、片方の膝を曲げ、もう片方の足をまっすぐにしたまま10cmほど床から持ち上げる。

これを20回ずつくらい両足で行いましょう。慣れてくればもっと高く上げても構いません。

4-5-3.お風呂やプールでできる負担のない筋トレ

  • プールでスクワットを行う
  • 浴槽に足を伸ばして入り、片膝を曲げ、もう片方の足は伸ばしたまま床から10㎝ほど持ち上げる

これも20回くらいずつ行いましょう。太っている方でも浮力があるため膝に負担がかかりません。

4-5-4.膝に問題がない方の筋トレ

膝に問題がない方は、スクワットや膝の屈伸運動、縄跳びなどがおすすめです。ただし、無理をしてはいけません。1日20回ずつくらいを目安に行いましょう。

5.膝の関節炎に関するよくある質問

Q.関節炎は自然に治癒はしないのでしょうか?
A.治癒する可能性はとても低いので、早めに病院へ行きましょう。

Q.病気由来の関節炎と変形性関節炎の違いはありますか?
A.関節リウマチや痛風の場合、膝関節以外の関節も炎症を起こすため、痛みが広範囲にわたるのが特徴です。

Q.スポーツのしすぎによる関節炎はどうやって予防すればよいのでしょうか?
A.スポーツをする前とした後にストレッチを行い筋肉をほぐしてください。また、過度な運動は厳禁です。

Q.サプリメントはどこで購入てきますか?
A.ドラッグストアやインターネット通販などで購入可能です。

Q.サプリメントで関節炎は治りますか?
A.サプリメントは薬ではありませんが、症状を軽減したり膝の変形性関節炎を予防する効果は期待できます。ですから、病院の薬と併せて使ったり、高齢になってきたら変形性関節炎を予防するために摂取したりしましょう。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は、膝の関節炎の症状や原因についてご紹介しました。膝の関節炎は、多くの方が高齢になると発症します。ですから、中年になったらサプリメントや適度な運動で予防することが大切です。また、運動もがむしゃらにやればよいというわけでなく、体を壊さない程度に適度に行ってください。