便秘中、背中が痛い

便秘中、背中が痛い! 原因や対処法・便秘の解消方法など徹底解析

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便秘になると、腹痛に悩まされますが、背中に痛みを感じることもあります。便秘中に背中の痛みを感じる場合は、腰の近く、左右の両側に痛みが集中しているのではないでしょうか。背中の痛みを改善するためには、最初に、便秘を解消しなければなりません。また、便秘と背中の痛みの関係性についても知ることが大切です。そこで、本記事では、便秘と背中の痛みの関係から原因・対処法・解消方法について説明します。

  1. 便秘と背中の痛みの関係とは
  2. 便秘による背中の痛みの対処法
  3. 便秘の解消方法
  4. 便秘と背中の痛みに関してよくある質問

この記事を読むことで、便秘と背中の痛みの関係について知り、適切な対処法・便秘の解消方法がわかります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


1.便秘と背中の痛みの関係とは

便秘中、背中が痛い場合は、根本的な原因は便秘にあると考えられます。では、なぜ便秘で背中が痛くなるのでしょうか。詳しく説明します。

1-1.便秘で背中が痛くなる?

多くの人が、便秘と同時に背中の痛みを感じています。腰のあたりに痛みを感じる場合は、老廃物やガスによる圧迫によって、腰痛になっている可能性が高いでしょう。背中全体に痛みを感じる場合は、内臓疾患の病気が考えられます。背中といっても、痛みを感じる箇所によって原因が変わるのです。便秘中の背中の痛みは、ただの腰痛ではないことを覚えておきましょう。

1-2.原因、メカニズム

便秘中に起きる背中の痛みは、大きく分けて「血行不良」と「骨盤のゆがみ」の2つが原因だと考えられています。便秘中は、腸内に便がたまり、腐敗が始まると同時にスカトールやインドールという悪臭ガスが発生するのです。悪臭ガスがいっぱいになれば、周囲の臓器や血管が圧迫し、血行不良になります。大腸の1部となる「上行結腸(じょうこうけっちょう)」と「下行結腸(かこうけっちょう)」は、背中に張りつくように位置しており、この部分が血行不良になると背中が圧迫され、痛みを感じるようになる仕組みです。
さらに、便秘と背中の痛みが同時に起きているときは、骨盤のゆがみが発生している可能性があります。特に、女性は、男性よりも骨盤が広いので、腸内に便がたまると骨盤の中に落ち、ゆがんでしまうのです。便秘+骨盤のゆがみ→姿勢の悪さ→背中の痛みという悪循環ができてしまいます。

1-3.症状、伴う症状など

便秘と同時に背中に痛みが出る、もしくは、便秘が続いた後に痛みが出るケースがほとんどです。背中の痛み以外にも、便秘によってさまざまな症状が伴います。代表的なのは、腹痛・お腹の張り・胃のむかつき・ゲップなどです。人によっては、胃痛や吐き気が伴う場合もあります。現在、便秘や背中の痛み以外に、どのような症状が出ているのか見直してみてください。

1-4.腰痛との違い?

背中の痛み=腰痛とつなげる方は多いですが、便秘中の背中の痛みは注意しておかなければなりません。なぜなら、便秘中の背中の痛みは、必ずしも腰痛とは限らないからです。そもそも、腰痛とは、腰に痛み・炎症などを感じる状態を指しています。便秘による悪臭ガスがたまり、背中を圧迫→血流の悪化から腰痛になるケースもあるでしょう。しかし、「背中の左側が痛む」場合は、膵臓(すいぞう)などの内臓疾患が異常を起こしている可能性があります。痛みの発生箇所によっては、腰痛とは異なる病気の可能性が考えられるのです。

2.便秘による背中の痛みの対処法

では、便秘で背中が痛いときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。

2-1.ゆがみ矯正

まず、実践してほしいのが、骨盤のゆがみ矯正です。骨盤のゆがみを改善することによって、正しい姿勢が維持でき、背中の痛みが改善されます。また、腸を正常な位置に戻すことができるため、自然と本来の働きをするようになり便秘の解消につながるでしょう。以下に、自宅でできる矯正方法をピックアップしてみましたので、ぜひ試してみてください。

<うつ伏せゴロゴロ体操>

  1. 行う前にコップ1杯の水を飲む
  2. 布団やカーペットなどのやわらかい上に、うつ伏せになる(手と足をまっすぐに伸ばす)
  3. そのままの状態で左右にゴロゴロと転がる(左右ともに1回転半)
  4. 1分間ゴロゴロした後、1分間うつ伏せのまま休憩する
  5. 以上の動きを、起床時やお風呂に入った後に5セット行う

以上のゆがみ矯正は、背中の痛みにも効果があるといわれています。無理のない程度に、始めてみてください。また、骨盤矯正のために、整体へ通う方法もOKです。

2-2.飲みもの

血流の悪化を改善し、便を押し流すものとして、飲みものが効果的です。コーヒーやジュースなど、さまざまな飲みものがありますが、便秘解消・背中の痛みに効く飲みものとしては「麦茶」と「ココア」をおすすめします。麦茶にはサポニンと呼ばれている血液促進効果のある成分、ココアにはリグニンと呼ばれている腸内の善玉菌のエサとなる成分が含まれているのです。便秘解消のために、1日400ml飲むようにしてください。
ただし、ここで注意してほしいのが、「冷たい状態ではなく、温かい状態で飲むこと」です。温かい状態のほうが、腸の働きが活発化します。麦茶・ココア以外にも、できるだけ、1日1.5~2リットルの水を飲んで体内にたまっている老廃物を排出しましょう。

2-3.病院に行った方がいい場合

「起き上がれないほど背中が痛い」「便秘が1~2週間以上続いている」場合は、すぐに病院へ行ってください。便秘が長く続く場合は、自分の努力で解消できないほど慢性化している可能性があります。また、「背中の左側が痛む」「吐き気や下痢を伴う」場合も要注意です。背中の痛みがただの腰痛ではなく、内臓疾患が原因になっている可能性があります。内臓疾患を放置していると、手遅れ状態になるおそれがあるので迅速な治療が大切です。

2-4.やってはいけないこと、注意点

やってはいけないことは、「時間がないから病院へ行かない」「自然と治るから大丈夫」とあまく見ないことです。便秘を放置することで、さまざまな病気が引き起こされる可能性があります。たとえば、腸閉塞(ちょうへいそく)・大腸がんなどです。ごく稀(まれ)なケースとなりますが、可能性がゼロというわけではありません。
また、体を冷やす・食生活の偏り・日常生活の乱れも便秘と背中の痛みを悪化させる要因です。腸が冷えると働きが低下してしまうため、できるだけ冷やさないようにしてください。腸を冷やす・過剰な刺激を与える飲みものや食べものはNGです。栄養バランスの良い食事や規則正しい日常生活を送る努力をしましょう。

3.便秘の解消方法

便秘による背中の痛みを改善するためには、根本的な原因である便秘を解消しなければなりません。実践してほしい便秘の解消方法をいくつか紹介します。

3-1.食べもの、飲みもの

便秘の解消方法は、日々の生活に大きく関係しています。特に、食生活は体内にたまっている老廃物・便を押し流すために必要です。よく、ダイエットのために食事制限をしている女性がいますが、1日3食きちんと摂(と)ってください。きちんと1日3食を摂ったほうが、基礎代謝が向上し、痩せやすくなりますよ。
また、外食が多く油ものばかり食べる・コンビニ弁当やレトルト食品で済ませるという食生活は、便秘を悪化させる要因です。できるだけ、自炊を心がけて、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。飲みものもコーヒーやお茶ばかりでなく、水を1日1.5~2リットル飲むようにしてくださいね。以下に、便秘に効果的な食べものと成分をピックアップしてみました。

  • 食物繊維:海藻・野菜・全粒穀物・豆など
  • 乳酸菌:乳酸飲料・ヨーグルト・発酵乳製品など
  • ビタミンC:緑黄色野菜・果物・芋類など

特に、食物繊維は体内にたまっている老廃物や便を押し流す効果があります。肉類中心ではなく、野菜中心の食事を心がけたほうが良いでしょう。また、センナという成分も便秘に効果的といわれていますが、大変効果が強いので「葉」と「実」の部分が医薬品扱いとなっています。刺激が強すぎて副作用が起きる可能性があるため、使用前に医師などに相談したほうが良いでしょう。

3-2.生活習慣

「仕事が忙しいから」と、睡眠時間を削っていませんか? 睡眠をきちんと取っていない・昼夜逆転生活が続いているなどの不規則な生活習慣は、便秘を悪化させる要因です。栄養バランスの良い食事+規則正しい生活習慣が伴っているからこそ、腸の働きも活性化します。また、不規則な生活を送ることで、体内時計が狂ってしまい、免疫力や臓器活動の低下を引き起こすのです。生活習慣が乱れている場合は、朝きちんと決まった時間に起きることから初めてみてください。体内時計も自然と戻るようになります。

3-3.サプリメント

「忙しくて食事から栄養が摂れない」と感じている方は、サプリメントで栄養を摂取することもできます。ただ、便秘解消のためのサプリメントがたくさんあるので、どれを選ぶべきか迷うでしょう。サプリメントを選ぶ際のポイントは、便秘のタイプに合ったものを服用することです。以下に、便秘のタイプとそれぞれに合ったサプリメントをピックアップしてみました。

  • コロコロとした便が出る(Aタイプ):乳酸菌・オリゴ糖系サプリメント
  • 便秘と下痢をくり返す(Bタイプ):食物繊維のサプリメント
  • 硬めの便で、出す際に痛みが伴う(Cタイプ):酵素・水素のサプリメント
  • 鉛筆のような細い便が出る(Dタイプ):お茶タイプのサプリメント

ただし、サプリメントだけでは便秘は解消できません。あくまで、1日の足りない栄養を補うものであることを忘れないでください。

3-4.そのほか

ほかにも、自分でできる便秘解消法がたくさんあります。たとえば、運動です。運動不足の人は、腸の働きが低下しがちで、背中の痛みも起こりやすい傾向があります。時間ができたときは、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をしてください。継続的に運動をすることで血流が改善でき、新陳代謝が高まります。
また、ストレスをためこまないのも大切なポイントです。ストレスは体を緊張状態にさせる交感神経が活性化し、自律神経のバランスが乱れる原因となります。便秘を解消するためには、リラックス状態になる交感神経を活性化させなければなりません。ストレスを感じたときは自分なりに解消するなど、ためこまないように気をつけてください。

4.便秘と背中の痛みに関してよくある質問

便秘と背中の痛みに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

4-1.背中の右側が痛むのはなぜ?

背中の右側の痛みと同時に、吐き気を伴う場合は、胆石症(たんせきしょう)や胆嚢炎(たんのうえん)が疑われます。単なる便秘が原因ではなく、内臓疾患が痛みを引き起こしている可能性が高いでしょう。痛みがひどくなると、右肩に激しい痛みを生じることがあります。通常、出ることのない「白い便」が出ることもあるので要注意です。

4-2.背中に痛みが出てきたときの対処法は?

温めたタオルやカイロで背中を温めてみてください。腰まわりを温めることで、痛みが少しずつやわらぐことがあります。うつ伏せになる場合は、クッションでお腹あたりを安定させてください。腰を反(そ)らした状態は負担がかかるため、痛みが悪化するおそれがあります。

4-3.市販の便秘薬は使わないほうが良いのか?

市販の便秘薬は、刺激の強い成分が含まれています。確かに、飲むことですぐに便が排出できますが、刺激が強すぎるため体に負担を与えてしまいがちです。また、便秘薬に頼りすぎていては、体が慣れてしまい、本来の働きが取り戻せなくなってしまいます。できるだけ、市販の便秘薬を使わないようにしてください。

4-4.排便習慣をつけるポイントとは?

毎日余裕をもってトイレに入る時間をつくってください。便秘なのに便意を感じにくくなるタイプもあるため、トイレに入る習慣を自らつけることが大切です。

4-5.おすすめのサプリメントが知りたい

品質・安全性にこだわったサプリメントの製造・販売を行っている「私の救急箱」の、「複方熊胆円」がおすすめです。古くから体の毒出しとして有名な「熊胆(ゆうたん)」という和漢生薬が含まれています。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

いかがでしたか? 便秘による背中の痛みは、血行不良と骨盤のゆがみが大きく関係しています。ただし、痛む箇所によっては、内臓疾患の可能性もあるため注意が必要です。背中のどの部分が痛むのか、ほかに起きている症状は何なのか、きちんと把握してください。便秘が原因の痛みの場合は、便秘を解消しなければ改善されません。規則正しい生活習慣・栄養バランスの整った食生活・運動の3点セットを心がけて、便秘解消に努めましょう。日ごろの心がけでも、自然と腸の働きが活性化します。