ランナー膝とはどのような病気? 原因や治療法・症状を解説します!

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

ランナー膝とは、腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)をはじめとする、スポーツをしている際に発生する膝関節周辺の障害の総称です。マラソンだけでなく、登山やウォーキング・サイクリングを行っている人でも、発症することがあります。ランナー膝を一度発症すると、なかなか完治することが難しく、痛みが長期間続くこともあるでしょう。そうなると、スポーツを楽しむことも難しくなります。
そこで、今回はランナー膝の症状や原因・治療法や予防方法を解説しましょう。

  1. ランナー膝の基礎知識
  2. ランナー膝の治療方法
  3. ランナー膝を予防する方法
  4. 膝の痛みを予防するサプリメントを利用してみよう
  5. ランナー膝に関するよくある質問
  6. おわりに

この記事を読めば、ランナー膝を予防しながらスポーツを楽しむ方法もよく分かります。興味がある人は、ぜひ読んでみてください。


1.ランナー膝の基礎知識

はじめに、ランナー膝の中でも患者数が多い腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)の原因や症状を解説します。どのような症状が現れるのでしょうか?

1-1.ランナー膝とはどのようなもの?

ランナー膝の代表格である腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、膝の外側にある腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)という部位が、膝の外側にある骨の突起によってこすれて摩耗し、炎症を起こす病気です。なお、靭帯とは、骨と骨をつなぐコラーゲン線維のことを指します。靭帯には骨同士をつないでスムーズに動かす役割のほか、関節の動きを制御する役割も担っているため、靭帯を痛めると、関節を動かすたびに痛みが出るようになるでしょう。

1-2.ランナー膝の症状

腸脛靱帯炎を発症すると、大たい骨周辺(膝の外側)に疼痛や圧痛(圧迫すると痛みを感じること)が起こります。腸脛靱帯は膝の外側、骨がポコッと飛び出している部分あたりにある靭帯です。この辺りを触っていると靭帯が固く緊張している場合や、膝を90度に曲げ、膝の外側を抑えながらゆっくりと伸ばしていくと痛みを感じる場合は、ランナー膝の可能性があります。

ランナー膝は、初期症状では膝を動かしている時に痛みを感じ、休むと痛みが消失するでしょう。ジョギングだけでなく、ウォーキング・サイクリング・水泳など、膝を屈伸する動きが激しいスポーツをしていると痛みが現れる場合、ランナー膝が疑われます。また、症状が進むと膝を動かしただけで痛みを感じ、消失までの時間もかかるようになるでしょう。

1-3.ランナー膝を発症する原因

ランナー膝は、以下のようなことが原因で発症します。

  • 体に負荷をかけすぎた(走り過ぎなど)
  • ウォームアップ不足(準備運動を十分にしなかった)
  • 休養不足
  • 靴底の薄いシューズで、固い路面を走り続けた
  • 靴が固すぎる
  • 偏平足

つまり、準備運動が不十分なままランニングをしていたり、靴が体にあっていなかったりすると、発症しやすいでしょう。また、過度なトレーニングも発症の原因となります。特に、「若い頃運動をしていて体力に自信があった人が、ブランクを経て、中年になって再び運動を開始した」という場合は、注意が必要です。体の衰えに気が付きにくく、無理な運動をしがちになり、ランナー膝を発症しやすくなります。