キシリトールで便秘解消はNG!その危険性とは?

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キシリトールで便秘対策はNG

キシリトールといえば、ガムなどに配合されている成分として有名ですね。
配合製品には「摂取しすぎるとおなかがゆるくなる可能性があります」と注意書きがあります。
そのため「便秘解消に、下剤代わりとして役立つのでは?」と考える人も出ているようです。
今回は、キシリトールを使った便秘解消法の危険性についてお話しします。


そもそもキシリトールって何?

キシリトールとは、自然由来の甘味料のひとつです。
「糖アルコール」と呼ばれる分類に属します。
キシリトールに限らず、ほとんどの糖アルコールは甘味があり「カロリーが低い」「虫歯菌の繁殖を防ぐ」といった特徴を持つため、ダイエット食品や虫歯になりにくいとうたったガムの甘味料に使われるのです。
他にも、骨粗しょう症の治療に役立つという報告もあり、一方で、強くはありませんが下剤と同等の働きをする事でも知られています。

下剤は根本的な解決にはならない

便秘を解消するために下剤を使うという発想自体は悪いものではありません。
しかし、下剤の扱いには細心の注意が必要となります。
便秘を下剤で解消するとき、用量が多すぎると今度は下痢に悩まされ、それを解消するために下痢止めを飲むと今度はまた便秘に…… という悪循環に陥る可能性があるのです。
下痢と便秘を繰り返すと、腸内が荒れてしまいます。
腸内には、人間の健康に関わる重要な機能が含まれていることをご存じでしょうか?
例えば、病原菌の侵入・感染を防ぐ役割のある免疫細胞の多くは、腸内に住んでいるのです。
免疫力が低下すると風邪をひきやすくなったり、ホコリや花粉などちょっとした事でもアレルギー反応を起こすようになってしまい、また、下痢になると本来ならば食品から摂取できるはずの栄養素が排出されてしまい水分も流れ出ていくので、栄養不足に陥り体力を奪われます。
それを防ぐためには、効き過ぎないベストな用量で下剤を服用する必要があるのです。

下剤代わりにキシリトールはNG

通常の薬品として販売されている下剤でも、用法を間違えれば健康を損なう恐れがあるという事がご理解いただけましたか?
食品に配合されたキシリトールは下剤の働きをするとはいえ、用量を調節することは不可能といっていいでしょう。
これを取り入れて、うまく便秘を解消することなどできるはずもありません。
キシリトールには良い結果を生み出すすばらしい成分が多く含まれていることは確かですが、下剤の成分に限ってはその能力を活用することはオススメできることではないのです。
便秘の解消のためには、代用品ではなく便秘を解消することを目的とした正式な薬品の利用や、長期計画で腸内環境や体質を改善していくことを考えましょう。

おわりに

いかがでしたか?
今回はキシリトールを便秘解消に使う行為の危険性についてお話ししました。
便秘はつらいものですが、だからこそお手軽な手段で気軽に解決しようとせずに、きちんと向き合ってしっかりと解消したいですね。

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