便秘が続くと肥満になりやすい原因

便秘が続くと肥満になりやすいのはなぜ? 3つの原因を解説

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便秘が続くと肥満になりやすい、とよく言われています。しかしなぜ便秘が続くと太るのでしょうか?そこで今回は、便秘と肥満の関係をご紹介します。便秘が続くとお腹がぽっこり出てしまうのは、果たして便のせいだけなのでしょうか? 便秘を解消すれば、痩せやすい体になるのでしょうか?

皆様が疑問に思っていることも一緒に解説いたしましょう。つらい便秘が続いているという方や、便秘と肥満の関係を知りたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。

  1. 便秘が続くと太りやすい3つの理由は?
  2. 便秘を放置しておくとこんな弊害がある!
  3. 便秘を解消するために有効な方法は?

1.便秘が続くと太りやすい3つの理由は?

この項では、便秘が続くと肥満になりやすい原因を3つご紹介しましょう。便秘になるということは、消化と吸収がうまくいっていないということでもあります。

1-1.消化、吸収のスピードが落ちる

腸の中に便がたまっていると、消化吸収のスピードが落ちます。腸の中に必要以上に排泄物がたまらないように、腸が自分で調節しているのですね。消化や吸収のスピードが落ちると食物の栄養を残らず吸収できるというメリットがある反面、同じものを食べても、便秘でない人よりカロリーを多く吸収してしまうというデメリットもあります。現在の食べ物はおいしく、栄養も豊富です。その栄養素を残らず吸収すれば普通の量を食べていてもカロリーオーバーになりやすいのです。

1-2.代謝が落ちる

消化吸収がゆっくりになるということは、それだけ内臓が働かないということです。自覚はありませんが、内臓が動くと結構なカロリーを消費します。これが「代謝」ですね。内臓が元気に動いていれば代謝は活発になり、消費カロリーは増えます。

しかし、便秘になって消化吸収がゆっくりになるということは、いわば「内臓がさぼっている」状態なのです。当然代謝は悪くなり、同じ量の食事でも快便の人より太りやすくなるのです。

1-3.皮下脂肪がつきやすくなる

消化吸収がゆっくりになると、腸には栄養素や水分がたまってきます。この腸にたまった栄養素は皮下脂肪になりやすいのです。一度ついた皮下脂肪は食事制限をしても、運動をしてもなかなか落ちにくいです。これもまた便秘の弊害といえるでしょう。

2.便秘を放置しておくとこんな弊害がある!

ここまで読んでいただいただけでも、「便秘って怖いな」と思った方は多いでしょう。しかし、便秘の弊害は太りやすくなるだけではありません。この項では、便秘を放っておくと起こりやすい弊害についてご紹介しましょう。

2-1.口臭・体臭が強くなる

便は本来、すぐに排泄されるべきものです。しかしそれが体の中にたまっていくと便は腐敗し、有毒ガスが発生するようになるでしょう。便秘が続くとお腹がぽっこりと膨らんでしまうというかたも多いですが、あれは便ではなくガスのせいでもあります。腸内で発生したガスは血液に乗って全身に流れ、毛穴や口から外に出ます。

ですから、有毒ガスが発生したからといって命にかかわるということはありません。でも、便から発生したガスですから当然のことながら臭います。そんなガスが毛穴や口から排出されるのですから口臭や体臭が強くなるのですね。

2-2.冷えやむくみの原因になる

便から発生した有毒ガスが血流に乗って全身に流れ続けていると、やがて血流が悪くなります。血液は体中に栄養素や熱を運ぶ大切な役割を担っています。血流が悪くなれば、栄養素や熱が体の末端まで行き届かず、冷え性の原因になります。

さらに、血液は体の老廃物を外へ運び出す役割もありますので、血流が悪くなれば体の中の余分な水分が排出されにくくなり、むくみの原因にもなるでしょう。

2-3.痔の原因は便秘?

ひそかに悩んでいる人が多い病気、痔。この原因のひとつが便秘です。便秘が続くと体内の便は水分が抜けて固くなります。これを無理に排泄しようとすると肛門の一部が切れて出血します。これが切れ痔です。

痔を早期に治すためには医師の治療を受けることが一番良いのですが、羞恥心からなかなか病院に行けない方も多いでしょう。また、便秘が再発すれば切れ痔も再発しやすくなります。たかが痔と思うかもしれませんが、痔は悪化すると手術が必要にもなる怖い病気なのです。

2-4.ガンの原因になることも

近年日本では大腸がんの患者が増えてきています。食生活の欧米化が主な原因と言われていますが、便秘が続くと腸の中に繁殖する有毒物質も発がん性が確認されています。特に問題になっているのが、p-クレゾール(パラ クレゾール)という物質。これがたくさん発生している腸にはがん細胞も同じように発生しやすいのです。

3.便秘を解消するために有効な方法は?

さて、このように百害あって一利なしの便秘ですが、解消するのはなかなか大変です。そこでこの項では、便秘解消に効果的な食べ物や運動方法などをご紹介します。便秘解消の方法はたくさんありますので、自分の体に合ったものを探すことも大切です。

3-1.食物繊維と水を多めに取る

便秘解消に効果的な食物といえば真っ先に食物繊維があげられます。食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は海藻(かいそう)やこんにゃくに含まれるぬるぬるとしたもので、便を包み込んで滑りを良くして押し出しやすくする働きがあります。不溶性食物繊維は野菜類に多く含まれ、腸の中で膨らんで便を押し出す働きがあります。

これら2つの食物繊維をまんべんなくとることで、便秘が解消しやすくなるでしょう。さらに、水分を多めに取るとより便秘が解消しやすくなります。この水分、というのはあくまでも水や麦茶などです。コーヒーや紅茶では利尿作用があるため、水分補給にはなりません。体に合っているのなら、硬水を飲めばより便秘解消に効果的です。

3-2.腸内の善玉菌を増やす

ヨーグルトやオリゴ糖には、ビフィズス菌がたくさん含まれています。この菌は腸内の善玉菌の餌になり、腸内環境を整えてくれるのです。ですから砂糖代わりにオリゴ糖を使ったり、デザートやおやつにヨーグルトを食べると便秘が解消しやすくなります。

3-3.適度な運動をする

便を出すにはおなかに力を入れる必要があります。この際使われるのがおなかの筋肉である腹筋ですが、運動不足によって腹筋が弱ると便を押し出す力が弱くなり、便秘になりやすくなります。つまり、腹筋を強くすれば便秘解消に効果的なのです。腹筋運動というと、仰向けに寝転んで状態を起こす運動をイメージする方も多いでしょう。しかし、軽いウォーキングだけでも腹筋を鍛える効果があります。無理のない範囲で運動を続けてみましょう。

おわりに

いかがでしたか? 今回は便秘と肥満の関係をご紹介しました。
まとめると

  • 便秘が続くと消化吸収がゆっくりになり、余計な栄養素まで吸収してしまう
  • 便秘が続くと血流が悪くなり、冷え性やむくみの原因になる
  • 便秘が続くと肥満以外にも弊害が出る

ということです。便秘が続いてつらいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。