便秘が悪化するとどうなるの? こんな生活習慣に要注意

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便秘を経験したことない、という方は少ないでしょう。また、便秘になっても特に何も対策をしないという方が多いと思います。
しかし「たかが便秘」と思っていると悪化して大変なことになるかもしれません。
そこで今回は便秘が悪化するとどうなってしまうのか、ということをご説明します。
便秘が悪化するとお腹が張ったりおならが出やすくなるという人もいますが、便秘の弊害はそれだけではありません。
今回は便秘が悪化する生活習慣や食生活もご紹介しますので、よく便秘をするという方は一度自分の生活と比べてみてはいかがでしょうか?

目次

  1. 便秘が悪化するとどうなるの?
  2. 便秘が悪化する生活習慣とは?
  3. 便秘を悪化させる食生活とは?
  4. おわりに

1.便秘が悪化するとどうなるの?

この項では、便秘が悪化すると出やすい症状についてご紹介します。
一見すると無関係に見える症状も便秘が原因ということもあるのです。

1-1.肌荒れ

便秘が悪化すると肌が荒れたり、吹き出物が出るという方は少なくないでしょう。
これは便秘によって直腸にたまった便から出る毒素のせいです。
便は食べ物から栄養素をとったのこりかすのようなもの。いわば生ものです。
ですから長らく体内にたまっていると腐敗して毒素が発生します。
この毒素は腸壁から血管に入り、やがて毛穴から体外へ出ていくでしょう。
その際に毒素が悪さをして肌荒れを起こすのです。

1-2.おなかの張り

便秘が続くとおなかの張りを感じる人は多いでしょう。こ
れは腸にたまった便からガスが発生して腸壁を圧迫しているからです。
このガスはおならとして体外に出ていきますが、排出が上手くいかないと腹痛を起こしたり、胃を圧迫して吐き気の原因になることもあります。

1-3.イライラ

腸は第二の脳といわれるくらい、精神状態に密接に関係しています。
腸の調子が悪ければ自然に気分も沈みがちになるでしょう。また、人によってはホルモンバランスが崩れてイライラしがちになる人もいます。

1-4.下痢

便秘が続くと体は何としても便を押し出そうとします。
その結果、いつもより強く腸の運動がおこり下痢になることも珍しくありません。
便秘が慢性化すると便秘と下痢の繰り返しで正常な便がなかなか出ないという場合もあります。
こうなれば腸自体が傷つく可能性もあるでしょう。

2.便秘が悪化する生活習慣とは?

ではいったいどんな生活習慣が便秘を悪化させているのでしょうか?
この項ではそれをご紹介します。何気なく行っていることが便秘を悪化させているかもしれません。

2-1.水分を取らない

体内に水分が不足すると、当然便の水分も不足します。
便が固くなると排泄もされにくいでしょう。
また、水分は便の滑りをよくする働きもあるのです。
仕事中などはトイレに立つ回数を減らすためにできるだけ水分摂取を控えている方もいるでしょうが、適度な水分は必要です。
仕事中に飲めないのならば、朝や夜に意識して水分を取りましょう。
冷たい水分よりは暖かい飲み物の方が便秘解消に効果的です。

2-2.運動不足

腸は腹筋によって支えられています。しかしこの腹筋が落ちると腸も下に落ちて、うまく動かなくなるのです。
今はパソコンに向かって1日デスクワークをしているという方も多いでしょう。
しかも通勤に車を使っていたらますます運動不足になってしまいます。
さらに、冷房や飲み物などで体を冷やすと余計に便秘になりやすくなるでしょう。
腹筋を鍛える運動というと、横になって状態を起こすおなじみの体操を想像する方が多いですが、ただ歩くだけでも腹筋は鍛えられます。
昼休みに会社の周りを歩き回ったり、通勤時間に少し余計に歩くなど工夫をしてみましょう。
また、家で体をひねるだけでも腹筋を鍛える効果があります。

2-3.イライラしやすい生活

ストレスは便秘の大敵です。緊張するとお腹が痛くなる人は多いでしょう。
つまり腸は精神の影響を受けやすいのです。
しかし、現在はストレス社会といわれています。
仕事や育児をしているとストレスを感じるなといわれる方が無理でしょう。
ですからストレスを上手に発散できる方法を見つけることが大切です。
1日30分でよいので、好きなことをして肩の力を抜く生活を心がけてください。

2-4.身体を冷やす生活

最近は冬でも半そでや足を露出するファッションをする人が多いです。
しかし、体を冷やすと腸の働きが鈍って便秘になりやすくなるでしょう。
夏でも油断は禁物です。
冷房が付いた室内は、場合によっては冬よりも体が冷えやすいです。
また冷たい飲み物や食べ物を頻繁に取ると、体の内側から冷えてしまいます。
特に女性の場合は皮下脂肪が多いので、一度体を冷やすとなかなか温まりません。
薄着をしたり体を露出したファッションをしたい場合は、せめてお腹だけは冷えないように工夫してください。

3.便秘を悪化させる食生活とは?

では最後に、便秘を悪化させる食生活とその改善方法をご紹介しましょう。
生活習慣と一緒に食生活も改善できれば便秘も解消しやすくなります。

3-1.偏った食生活

インスタント食品や炭水化物ばかり食べていると、便秘になりやすいです。
仕事が忙しい時は毎日外食とコンビニ弁当の繰り返しという方も多いでしょう。
しかし外食もコンビニ弁当もご飯などの炭水化物や脂質、糖質ばかり多くて食物繊維やビタミンが不足しがちです。
食生活が偏りがちだなと思ったら、手軽に食べられるバナナなどの果物やヨーグルトをお弁当に添えてバランスを取りましょう。
また、ダイエット目的で極端に食事の量を減らしても便秘になりやすいです。
食事の量を減らせば確かに痩せますが、同時に必要な栄養も取れないので髪や肌がいたみがちです。
そのうえさらに便秘になってしまえば、美容にもよくないでしょう。
ダイエットをした結果便秘になってしまったら、それは食事量が足りない証です。もう少し量を増やしましょう。

3-2.不溶性食物繊維の取りすぎ

食物繊維は便秘解消に効果的です。
しかし、ゴボウなどの野菜類に含まれている食物繊維は「不溶性食物繊維」といって腸内の水分を吸収してしまうため、食べ過ぎはかえって逆効果になるかもしれません。
野菜をたくさん食べているのに便秘が解消しないという場合は、海藻や果物、ヨーグルトなどを食べましょう。
これらに含まれている食物繊維は「水溶性食物繊維」といい、便の滑りをよくする働きがあります。

3-3.不規則な食生活

朝食を食べなかったり昼食を抜いて夕食をドカ食いするなど不規則な食生活をしていると、便秘になりやすいです。
食事はできる限り規則正しくとりましょう。特に便秘解消をしたいのなら、朝食を抜いてはいけません。
朝はどうしても食欲がない場合は、ヨーグルトやバナナなど口当たりがよくすぐに食べられるものを食べましょう。
特に今あげた2つは便秘解消に効果的です。
また起きてすぐに白湯を一杯飲むと、腸が動いて便秘が解消しやすくなります。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は便秘が悪化すると起こる症状や、便秘が悪化しやすくなる生活習慣や食生活をご紹介しました。
まとめると

  • 便秘が悪化すると肌が荒れやすくなったり、イライラしやすくなる
  • 体を冷やしすぎたり、水分を取らないと便秘になる
  • 適度な量の食事をとらないと便秘になる

ということです。便は体にとって不要なものですから、できる限り早く排出するに限ります。
また、長年便秘が続くと大腸がんやそのもとになる大腸ポリープを発症しやすくなるでしょう。
便秘になったらできるだけ早く解消させることが大切です。

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