排便がうまくできないときの対処法

便通の回数は1日何回が理想? 排便がうまくできないときの対処法

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「お通じが何日もこない」「1日に何回もお通じがくる」など、便通の回数について悩んでいる方は多いでしょう。一体、本当は1日に何度くらいの便通が理想なのでしょうか?
そこで、この記事では、理想的な排便の目安や改善方法について解説します。
便秘でお悩みの方や理想の排便回数について知りたい方は、ぜひこの記事を読んで疑問を解決してくださいね。

  1. 毎日便意が起こる人の方が少ない?
  2. 日本人は排便の回数が多い?
  3. 理想の便通とは?
  4. 便通を正常にするにはどうしたらいいの?

1.毎日便意が起こる人の方が少ない?

便秘に関する本や、サイトなどには「1日1回の排便が理想」と書かれていることが多いです。
しかし、毎日便意が起こる人は意外に少なく男性では4割、女性では3割程度といわれています。
また、胃や腸で消化や吸収しきれなかった食べ物が腸内を通過する時間は平均して50時間だそうです。
つまり、食べ物が便として排出されるまでは2日以上かかります。
ですから、毎日便通がなかったからといって必ずしも便秘とは限りません。
また、消化のスピードも人によって違います。
消化器官の活動が活発な方だったり、消化のよいものを食べ続けていたりすれば20時間程度で消化しきれることもあるでしょう。また、逆に消化が悪い食べ物であったり胃腸の働きが鈍っていたりすれば、消化に100時間以上かかることもあります。
ですから、1日1回便通がなくても便秘とはいい切れません。

2.日本人は排便の回数が多い?

和食は洋食に比べて植物性のものが多いです。
また、食物繊維が豊富な食事をしていますから、日本人は欧米人と比べると排便の回数が多い傾向にあります。
しかし、現在は日本の食事も欧米化が進み、欧米人と同じくらいの回数になっている人が多いそうです。
それに比べ、和食中心の生活をしている人は、洋食中心の生活をしている人よりも排便回数が多い傾向にあります。

3.理想の便通とは?

では、理想の便通とはどのようなものなのでしょうか?
この項では、理想の便通の目安についてご説明します。

3-1.大切なのは、便の状態

毎日排便があっても健康とは限りませんし、逆に2~3日に1度しか排便がなくても問題ない場合もあります。
その目安は、便の状態でわかるでしょう。健康な人の便は適度な硬さと長さがあります。
また、色は濃すぎない茶色1度の排便で出される便の重量は100グラム程度だそうです。
毎日便通が合ってもウサギのフンのようにコロコロとしていたり、逆に便が柔らかすぎて形にならないほどの状態であったりすれば、健康とはいえません。

3-2.1日5回以上の排便は下痢?

消化器官の活動が活発な方は、1日2~3回の排便があるそうです。
たくさん食べているのにあまり太らないという人も、排便回数が多い傾向にあります。
1日2~3回排便があっても便が適度に柔らかく、色が茶色ければ問題ありません。
ただし、1日5回以上の排便があり、しかも柔らかすぎて形がないような便が出る場合は下痢気味と判断してよいでしょう。
また、コロコロとした小石のような便が少量ずつ出る場合は、便が硬すぎて正常に排便できない状態です。

3-3.便秘は何日以上便が出ない状態を指すの?

便秘は通常3日以上便が出ない状態を指します。
1週間に1度程度しか排便がない状態であれば、便秘気味でしょう。
また、毎日排便があった人の場合は1日~2日でも便通がないと、おなかが張って苦しくなることもあります。
つまり、これまでの排便回数と照らし合わせないとその人が便秘なのかどうなのか、正確にはわかりにくいでしょう。

4.便通を正常にするにはどうしたらいいの?

では、便秘を解消したり下痢気味な便を正常な状態に戻したりするにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、便通を正常に戻す方法をご紹介します。

4-1.こんな場合は病院へ行こう

便の色が真っ黒な場合は、腸内で出血して血便になっている可能性があります。
血便というと赤っぽい便がイメージされますが、腸の上の方で出血していると酸化して黒くなることが多いのです。
もちろん、鮮血まじりの便が出ることもあります。
このような場合は肛門(こうもん)付近に傷があることが多いのです。
一番可能性が高いのは痔でしょう。
腸内で出血していても痔による出血の場合も、放っておくと大変なことになります。
できるだけ早く病院に行って適切な治療を受けてください。
また、今までずっと健康的な便が出ていたのに便秘になったという場合は、腸内にポリープができている可能性もあります。
このような場合の病院に行きましょう。

4-2.下痢の場合も食生活を見直してみよう

腸はとてもデリケートな器官です。
ストレスがたまっているだけで便秘になったり下痢になったりするでしょう。
最近は、「過敏性大腸症候群」というストレスなどが原因で下痢をくりかえす病気の人も増えています。
この病気は、腸に異常はありません。
ですから、ストレスを和らげるなど精神的な治療が必要になります。
また、油の取りすぎも下痢になりやすいです。
最近はココナッツオイルやオリーブオイルなど「健康によい」といわれる油を積極的に取る人が増えています。
しかし、油を積極的に取るようになったら下痢気味になったという場合は、油の摂取を控えてください。
さらに、これからの時期は冷房による冷えにも要注意。
おなかが冷えて下痢をしているようだという場合は、腹巻きをしてみましょう。
とても効果があります。

4-3.便秘解消は気長に取り組もう

便秘解消には、食生活の改善と適度な運動が一番です。
しかし、このふたつで便秘体質を改善するには、時間がかかるでしょう。
「何が何でも1週間以内に便秘体質を変える」と意気ごむよりは「1年後には体質が変わっているといいな」というくらいの気持ちで取り組んでみましょう。
毎朝ヨーグルトを1個食べるだけでも、体質が少しずつ改善していきます。

また、「便秘が続いてつらい」「すぐに便秘を解消したい」という場合は腸内環境を整える漢方薬も活用すると良いでしょう。通常の便秘薬のように無理に排便を促すわけではないので、安全かつ健康的に便秘を解消できます。
オススメは、熊の胆のうを原料とする和漢生薬『熊胆(ゆうたん)』。代謝・排泄に重要な胆汁分泌を促すことでカラダ本来の機能が回復し、便秘が解消しやすくなります。

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おわりに

いかがでしたか?
今回は理想の便通の回数についてご紹介しました。2~3日に1度でいいので1度にすっきりと便を出しきれるような状態が理想です。まずは日頃の生活習慣や食生活を見直し、心身ともにストレスのない生活を送るように心がけましょう。