お尻歩きの驚きの効果

歪み解消で便秘もスッキリ解決! お尻歩きの驚きの効果とは

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皆さんは「お尻歩き」をご存じでしょうか。この聞き慣れない「お尻歩き」とは、骨盤の歪(ゆが)みを整えることで便秘や腰痛を解消できるのです。それ以外にもダイエットにも効果があると言われています。そんなお尻歩きの方法や効果についてまとめました。

  1. お尻歩きとは
  2. 骨盤が歪(ゆが)むと便秘になりやすい?
  3. お尻歩きの便秘解消効果とは
  4. お尻歩きを行うメリット
  5. お尻歩きのやり方
  6. まとめ

1.お尻歩きとは

「お尻歩き」という言葉を聞き慣れない方も多いかと思います。そこで、まずはお尻歩きとは何かご紹介しましょう。

1-1.エクササイズにもなるお尻歩き

お尻歩きとは、その名の通りお尻で地面を歩くことです。ほふく前進の要領でお尻を左右交互に前へ出しながら進みます。
聞くだけなら非常に簡単のように聞こえるもの。しかし、実際にやってみるとうまく歩けずハードな運動になります。終わった後に全身から汗が出ていることも多い運動です。

1-2.お尻歩きをすると便秘解消などのメリットがあります

お尻歩きは下半身の骨盤矯正になります。そのため、下半身ダイエットのエクササイズとして取り入れられることもあるのです。
また、骨盤から矯正するので太りにくい体を作ってリバウンドを防ぐことにもつながります。ほかには腰痛改善や血行促進、便秘解消にもつながるのです。

2.骨盤が歪(ゆが)むと便秘になりやすい?

2-1.骨盤と便秘の関係性

人の体を支えている骨盤。この骨盤が歪(ゆが)むことで便秘になりやすいと言われています。
骨盤が歪(ゆが)んでくると内臓が元ある位置から下がり始めるもの。内臓が下がってしまうと血行が悪くなり代謝が低下します。
代謝は、体全体の動きや温度にかかわるもの。代謝が悪くなると体全体に栄養が行き届かなかったり排せつ機能が低下してしまったりするのです。その影響で便秘になる人が多くいます。

2-2.便秘以外にもデメリットがたくさん

骨盤が歪(ゆが)んでしまうと血行だけでなく体にもさまざまな悪影響を及ばすのです。
骨盤が歪(ゆが)んでしまうと内臓が下方向へ下がってしまいます。内臓の位置が変わることによって腹が出てしまうこともあるのです。また、内臓の位置が変わるとボディーラインも変わってしまいきれいに見えなくなります。
さらに、内臓機能が低下すると血行の流れが悪くなるのです。その結果、むくみや冷え症が進んでしまいます。

2-3.何気ない行動が骨盤を歪(ゆが)めています

骨盤が歪(ゆが)んでしまう原因としては、女性の出産が挙げられます。
女性は子どもを産むことで骨盤に少なからず影響が出ると言われているもの。出産による骨盤の歪(ゆが)みを放っておくと便秘やそれ以外の悪影響が出てきます。
それ以外には、自然と足を組んだりバッグを同じ肩に掛けたりすることで歪(ゆが)んでしまうのです。また、靴の片一方だけがすり減るのが早い・足を伸ばしたときに長さが違う・無意識に座ったときに腹がたるむ人は要注意となります。

3.お尻歩きの便秘解消効果とは

便秘だけでなくさまざまなデメリットを引き起こす骨盤の歪(ゆが)み。その歪(ゆが)みを解消するのに効果的なのがお尻歩きです。
お尻歩きは、骨盤と体の深いところにある筋肉を動かすエクササイズ。骨盤を矯正することで便秘の原因を根本から矯正できます。
また、お尻歩きは骨盤だけでなく体の内側を刺激できるエクササイズです。そのため、血流の改善や内臓の位置を修正することで便秘になりづらい体へと改善できるのもポイントとなります。

4.お尻歩きを行うメリット

エクササイズの一種と言えるお尻歩き。では、具体的にどのようなメリットがあるのかチェックしておきましょう。

4-1.骨盤を矯正して便秘解消につながる

便秘に困っている方は、薬だけに頼ることも多いでしょう。薬を使って症状を回復することは大切です。しかし、薬だけでなく運動を取り込んでいけば効率よく便秘を解消できます。
お尻歩きは、体重を骨盤に乗せて運動して圧力を掛けるのです。骨盤に圧力が加わることで徐々に元の位置へと修正できます。骨盤が元の位置に戻ることで内臓機能も上がるため便秘解消につながるのです。
また、お尻歩きは骨盤矯正と共に腸を刺激します。腸に刺激を与えることで便をスムーズに押し出すことにつながるのを知っておきましょう。

4-2.太りづらい体にできる

お尻歩きは、骨盤だけでなく「インナーマッスル」という普段使わない筋肉を刺激する効果があります。このインナーマッスルを刺激することで体の基礎代謝を底上げできるのです。
インナーマッスルを鍛えて基礎代謝を上げると脂肪が燃えやすい体となります。その結果、体に脂肪がたまらないので太りづらくなるのです。また、体全体をしなやかな筋肉にすることできれいなボディーラインを実現します。

4-3.腰痛改善になる

腰痛になってしまう原因は、骨盤だけでなく背中や腰についた脂肪が原因です。腰回りについた余分な脂肪が圧力を掛けて腰痛を引き起こします。このような脂肪に対してもお尻歩きは有効です。
お尻歩きは、腰回りや骨盤を集中的に鍛えることができるエクササイズ。お尻歩きによって骨盤やインナーマッスルを鍛えれば脂肪を効率よく解消できます。また、脂肪によって傷んだ腰回りのリハビリにもなるので試してみましょう。

4-4.血行促進で冷え症になりづらくなる

便秘で悩んでいる人は、冷え症で悩んでいる方も多いかと思います。お尻歩きを行えば便秘と共に冷え症改善も狙えるのです。
便秘や冷え症が起こるのは、体全体の血行不順が原因となっています。お尻歩きを行えば骨盤矯正と共に内臓機能が向上するもの。内臓の調子がよくなると体に流れる血液量も増えて体温が上昇します。その結果、体が冷えづらくなると共に便秘解消にもなるのです。
体全体に血液が流れると老廃物を効率よく排出できます。そのため、肩こりなどの悩みも同時に解決できるのもポイントです。

4-5.腹周りを集中的にダイエットできる

お尻歩きをしてみると普段使わない下腹・腰回りの筋肉に刺激を覚えます。この部分は、脂肪を取りづらいくびれにもかかわってくるのです。くびれや腹回りの脂肪で悩んでいる人には打ってつけのエクササイズとなります。
ランニングや筋肉トレーニングだけでは、腹周りの肉を効率よくそぎ落とすのは難しいものです。しかし、お尻歩きならば腹周りの脂肪を狙ってそぎ落とすことが可能となります。

5.お尻歩きのやり方

さまざまなメリットのあるお尻歩き。では、そのようにすれば最も効果を得ることができるのでしょうか。その方法についてまとめていました。

5-1.まずはウォーミングアップ

お尻歩きは、思っている以上にハードです。普段運動不足の人は、事前にストレッチなどを行っておきましょう。
まず、ウォーミングアップとして両足を伸ばして座ります。このとき、マットやブランケットなどを敷いてお尻の骨が痛くならないようにしましょう。敷物の上で大きく左右に揺れます。体が温まるまで行うのがポイントです。

5-2.本格的に歩いてみる

体が温まってきたところでお尻歩きをやってみましょう。
両足を伸ばして床に座ります。その後、お尻で前に進むのを意識しながら足を前後に動かしましょう。
このとき、背中をまっすぐにして歩くことがポイントです。また、前方を見ながら両腕を胸の前で組んでやってみましょう。回数としては1回3分を2~3セットが目安です。

6.まとめ

いかがでしたか? この記事ではお尻歩きの便秘解消効果についてまとめました。
便秘は骨盤の歪(ゆが)みや内臓筋肉の低下によって起こるものです。歪(ゆが)みや筋肉の刺激に打ってつけの運動がお尻歩きとなります。
お尻歩きは、普段使わないインナーマッスルや内臓を刺激することで便秘解消を促せる運動です。骨盤の矯正や代謝運動の促進、筋肉の増強によって便秘になりづらい体へ変えることができるので試してみましょう!