腹痛によい食べ物と悪い食べ物を紹介! 食事のポイントは?

監修: 快適ヘルシーライフ編集部  免責事項について

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1.腹痛について

腹痛を経験した方は多いと思いますが、具体的にどのような症状なのか詳細については分からない点が多いでしょう。まずは、腹痛の原因やメカニズムなど基礎知識を身につけることが大切です。

1-1.腹痛とは

腹部に感じる痛みとして自覚される症状を「腹痛」といいます。腹痛には大きく分けて「内臓痛」と「体性痛」の2種類があり、それぞれ痛みの部位・強さ・発症の仕方が異なるのです。
内臓痛は、消化管の伸縮・伸展・痙攣(けいれん)・拡張などによって起こる痛みとなります。自律神経を介して感じる腹痛で、おなか全体が何となく痛い・吐き気・冷や汗などが症状です。
体性痛は、腹部の臓器をおおっている腹膜(ふくまく)・腸間膜(ちょうかんまく)・横隔膜(おうかくまく)などに分布している知覚神経が刺激されることで起こります。刺すような鋭い痛みが特徴で、内臓痛よりも痛みの部位がハッキリしているタイプです。

1-2.主な原因

腹痛の原因は、日常生活からくるものと疾患からくるものがあります。
日常生活が関係する原因は、食べすぎ飲みすぎ・ストレスや温度差による自律神経の乱れ・便秘・下痢などです。中でも、ストレスによる自律神経の乱れが原因で腹痛になるケースが増えています。過度の精神的ストレスだけでなく、エアコンで冷えた室内や暖房で汗ばむ冬の室内など、室内外の温度差による身体的ストレスも原因の1つです。
そして、腹痛を伴う疾患が原因になっていることもあります。たとえば、急性胃炎・胃潰瘍(いかいよう)・十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)・腸閉塞などです。胃腸の疾患だけでなく、腎臓(じんぞう)・膵臓(すいぞう)・胆のうの疾患でも腹痛が起こります。

1-3.腹痛が起こるメカニズム

腹痛が起こるメカニズムは、原因によって多少違いがあります。ここでは、自律神経の乱れによる腹痛のメカニズムを以下にピックアップしてみました。

  1. ストレスを感じると、体を緊張状態にさせる交感神経が刺激される
  2. 交感神経の興奮が続き、さらに不安・疲れがたまる
  3. 一定期間、交感神経の興奮が続くと、バランスをとろうとして副交感神経も興奮する
  4. 副交感神経の興奮によって内臓の働きが過剰になり、胃腸の筋肉が過剰に伸縮する
  5. 腹痛を感じると、その刺激で交感神経がさらに興奮する
  6. 交感神経と副交感神経がお互いに過剰興奮することでバランスが保てなくなり、慢性的な便秘・下痢・腹痛になる

1-4.起こりやすい人

日常生活が乱れている・便秘が続いている・過剰なストレスを感じる人は、腹痛が起こりやすい傾向があります。不規則な日常生活を送る人ほど、便秘になりやすく腹痛が伴うでしょう。腹痛が起きたときは、生活が乱れている可能性もあります。また、刺激物ばかり食べていると、胃腸を痛めがちです。食生活で栄養が偏る人も、腹痛が起こりやすいといえるでしょう。

2.腹痛時の食べ物について

腹痛時に食べてよい物と食べてはいけない物を紹介します。

2-1.食べてよい物

基本的に、腹痛時は胃腸にやさしい食べ物が好ましいです。特に、リンゴをおすすめします。風邪のときもリンゴを食べるという方は多いでしょう。リンゴにはペクチンと呼ばれる成分が含まれており、腸内の悪玉菌を除去する効果があります。食物繊維なので腸内もキレイに掃除してくれるのです。リンゴを擦って食べたり、ジュースを飲んだりするとよいでしょう。
また、腸内環境を整えるヨーグルトもおすすめです。ヨーグルトには、乳酸菌・ビフィズス菌が多く含まれており、これらは腸内で善玉菌の働きをします。悪玉菌を除去して、腸内環境を整えるのに効果抜群の食べ物です。ヨーグルトにはちみつを加えると、さらに効果がアップします。はちみつの糖分はビフィズス菌の働きを助け、強い殺菌効果があるのです。

2-2.食べてはいけない物

逆に、腹痛時に食べてはいけない物は、脂肪分の多い食べ物です。唐揚げなどの油物やケーキなどの甘い物は極力控えてください。これらは、腸に大きな負担をかける食べ物です。また、唐辛子・スパイスなどが入っている激辛系の食べ物もNGとなります。荒れた腸内がさらに荒れてしまうでしょう。たとえ、大好物だとしても腹痛時に食べると悪化するので注意してくださいね。

2-3.注意点

食べ物も大切ですが、水分補給も必要です。飲みすぎはおなかを壊すというイメージがありますが、体の水分が不足するほど腹痛がひどくなる傾向があります。下痢をした後は脱水状態になるため、きちんと水分補給をしてください。ただし、一気に大量の水を飲むと、胃がびっくりしてしまうのでNGです。時間を空けながらこまめに摂取することをおすすめします。