膝サポーター

膝痛の予防にも対処にも使える膝サポーターの効果と選び方

監修: 快適ヘルシーライフ編集部  免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア

「運動時の負担を軽くしたい」「年齢とともに膝の痛みが気になってきた」「冬の寒さはもちろん、夏場の空調による冷えで痛む」……膝はいつも使う部分ですから、何かする度に痛むのでは困りますね。膝痛はできれば予防して、痛む場合はサポートしたいものです。痛みを軽減するために膝サポーターを買おうにも、どんなタイプのものがいいか悩みますよね。痛みの種類に合わせて選んでいただくために、膝サポーターのタイプや選ぶポイントを紹介します。


  1. 膝の痛みについて
  2. サポーターについて
  3. 痛みと用途に合わせて選ぼう
  4. サイズと価格について
  5. 価格と購入できる場所
  6. 膝サポーターと併用したいこと
  7. よくある質問
  8. まとめ

1.膝の痛みについて

1-1.膝の痛みのおもな原因

膝は人体の中で最もよく使う関節の1つであり、全体重を支えています。膝関節がなければ、立つことも歩くこともできません。膝の関節は太ももの骨・すねの骨・膝蓋骨(膝のお皿)と、それらをつなぐ筋肉や腱からできています。骨・筋肉・腱のどれかが傷ついたり壊れたりした場合は、膝を動かすたびに痛みを感じるでしょう。また、膝の関節は加齢により劣化します。すると、痛みを感じやすくなるのです。

1-2.膝の痛みを伴うおもな病気

膝の軟骨がすり減って、膝関節内で硬い骨同士が直接ぶつかり合って発症する変形性膝関節症や、全身の関節が破壊される関節リウマチの2つが、膝関節の痛みが症状として出る、主な病気です。このほか、膝の内側に痛みを感じる鵞足炎(がそくえん)や、膝のお皿と言われる半月板損傷などでも、痛みを感じるでしょう。また、日常的に激しいスポーツをする人や肥満の人は膝を酷使するため、痛みを感じやすい傾向にあります。

1-3.なりやすい人・患者数など

膝の痛みは高齢になるほど感じやすくなります。また、前述のとおり激しいスポーツをする人や肥満の人も膝関節に負担がかかるため、痛みを感じやすいでしょう。

2.サポーターについて

膝用のサポーターは関節を固定し、支える働きをする器具です。本来は腱や筋肉が関節を固定し、支える働きをしますが、激しい運動をする場合や高齢者は腱や筋肉だけではサポートが追い付かないことも珍しくありません。ですから、サポーターをつけることにより、関節の負担を軽くするのです。

2-1.種類

膝用のサポーターは大きく分けて医療用とスポーツ用があります。スポーツ用はケガの防止と関節の負担軽減が目的です。医療用はケガをした関節や腱・筋肉等に負担をかけない目的で装着します。スポーツ用をケガをした時につけることはできませんし、医療用のサポーターをつけてスポーツをしても、効果は薄いでしょう。目的に合ったサポーターを装着しましょう。また、サポーターは膝をしっかりと包みこんで関節を支えなければ意味がありません。ぶかぶかのものを装着しても効果はないので、サイズを合わせて購入し、装着してください。

3.痛みと用途に合わせて選ぼう

3-1.伸縮性のある保温効果のあるもの

「冷えると痛む」場合に有効です。このタイプは安価なものが多く、着脱が簡単で、汚れたらすぐに洗濯できます。「病院にかかる前に、楽になるなら試してみようかな」「医師に膝サポーターで温めるようすすめられた」という場合も、このタイプがおすすめです。このタイプは膝周りの保温を目的としていますので、このタイプではホールドする力が弱いと感じられる場合は、次に紹介する支柱入りタイプに替えてみてください。

3-2.支柱の入ったベルトでしっかり固定するもの

しっかり膝を固定してくれます。ハードタイプとソフトタイプがありますが、激しいスポーツをするのでなければソフトタイプで良いでしょう。このタイプは、膝を固定することによって踏ん張りやすくし、負担や痛みを軽減してくれます。保温目的のものに比べて高価なものが多く、着脱に手間がかかりますが、特にハードタイプのものは怪我のリハビリにも使われるものですので、痛みがひどい場合は支柱入りタイプの使用を検討してみましょう。

4.サイズと価格について

4-1.サイズ

保温目的なら、締め付けのきつすぎるものは避けてください。血行を妨げ、むくみの原因となります。膝用できつすぎる場合は、太もも用を膝に使っても良いでしょう。

支柱入りのものは、すこしきついと感じられるかもしれませんが、しっかりと固定することで筋肉を使いやすくしてくれます。運動時に使うことを想定していますので、一日中装着するのはやめましょう。

5.価格と購入できる場所

保温目的なら1000円前後のものを目安に選びましょう。膝サポーターを取扱っている百円ショップもありますが、膝の曲げ伸ばしや洗濯に耐えきれず、すぐに生地が傷んできてしまいます。主にドラッグストアで買うことができます。

支柱入りのものは、保温目的のものに比べて価格の高いものが多いです。また、機能も幅広く、価格帯が幅広いのも特徴です。医療品に携わるメーカーが出しているものであれば安心ですね。どのメーカーにしようか迷ったら、かかっている医師に尋ねても良いでしょう。このタイプもドラッグストアで購入できますが、本格的なものをお求めの場合はスポーツ用品店で探してみてください。

6.膝サポーターと併用したいこと

サポーターを着用しながら運動をすると、膝関節に負担をかけずに筋肉量を増やすことができます。特に、高齢者の場合はサポーターをつけて運動をすれば、膝関節を痛めることなく筋肉量を増やすことができるでしょう。

また、膝関節の痛みを和らげたり予防したりするするサプリメントもおすすめです。楽らく歩は、経口摂取しても体内でアミノ酸に変化することない非変性Ⅱ型コラーゲンと同じ構造である食品素材のUC-Ⅱを、成分の一つとしています。それに加えて、関節の痛みを和らげる成分である西洋シロヤナギ・プロテオグリカンなどをバランスよく配合しました。UC-Ⅱを摂取すれば、コラーゲンと同じように膝軟骨の生成を助けてくれます。

「関節痛を予防するサプリメントはたくさんありすぎて、どれを利用してよいか迷う」という人も、ぜひ利用してみてください。

7.よくある質問

Q.サポーターはどこで購入できるでしょうか?
A.医療用はドラッグストアや整形外科で、スポーツ用はスポーツ用品店やインターネットショップで購入できます。

Q.サポーターのサイズは何種類もあるのでしょうか?
A.いいえ。3,4種類ですが、ぶかぶかのサポーターは装着しても意味がありません。また、きつすぎても血行が悪くなります。可能ならば試着させて決めるとよいですね。

Q.サポーターをつけながらサプリメントを飲めば、より効果的でしょうか?
A.はい。楽らく歩とサポーターを併用すれば、より関節は痛みにくくなります。

Q.サポーターは子ども用もあるのでしょうか?
A.はい。ジュニアサイズもあります。

Q.サポーターをつける際の注意点は何ですか?
A.サポーターの力を過信しないようにしましょう。また、家族で共有するのも避けてください。特に、男女では膝関節の太さが異なるので、共有するとサポーターのゴムがゆるんだまま元に戻らなくなることもあります。

8.まとめ

  • 痛みや用途に合わせて選ぶ
  • サイズと価格に気をつけて選ぶ

膝サポーターを使うときは、以上の点に気をつけて選んでみてください。膝痛は長い付き合いになることが多いですから、サポーターとも上手く付き合っていきたいですね。