
便秘に悩む人必見! おからの便秘改善効果と摂取の注意点
2014/12/15
監修: 快適ヘルシーライフ編集部
『おから』といえば、とても低カロリーでダイエットにも効果的な食材として知られていますよね。
しかも栄養が豊富なので、健康的にダイエットしたいと思っている人にも是非積極的に取り入れてほしい食材でもあります。
ですが、おからが持つ効果はそれだけではありません。
実は、便秘の改善効果も期待できるんです。
今回は、おからが便秘解消に効く理由と効果的な取り入れ方などについて紹介します。
便秘は食物繊維で改善
便秘気味の人は野菜をたくさん食べるといいと言われることが多いです。
これは、野菜に含まれる食物繊維が便の元となり、便秘の改善を手助けしてくれるからです。
食物繊維は胃の中で消化されにくいので、便のカサ増しの効果があるだけでなく、腸を刺激することにも繋がります。
野菜には、その食物繊維が豊富に含まれているんです。
野菜が苦手という人もいるかもしれませんが、おからであれば様々な料理に活用することもできるので、好みの食べ方を見つけることができるのではないでしょうか?
野菜嫌いの人は慢性的な便秘になりやすいですが、おからを上手に取り入れれば便秘解消に繋がるはずです。
注意!おからの食べ過ぎは逆効果!
おからに含まれる食物繊維は、野菜類に含まれるものと同じ不溶性食物繊維と呼ばれるもので、水に溶けないという特徴を持っています。
そしてもう一つ、食物繊維には水溶性食物繊維というものがあるのですが、こちらは水に溶ける食物繊維です。
おからに含まれる食物繊維が水に溶けないということは、おからを食べ過ぎてしまった場合、便のもとがどんどん作られていき、便秘が悪化してしまう可能性があるということです。
健康的に便秘を解消するためには、不溶性・水溶性のどちらも取り入れていくことが大切だと言えます。
正しいおからの摂取方法
便秘解消のためにおからを摂取しようと思っているのであれば、不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1という割合で摂取できるよう心がけてみましょう。
不要性の食物繊維は野菜類にも含まれているので、野菜をたくさん食べることができている人はおからを少なめにするといいですね。
水溶性の食物繊維は海藻などに多く含まれているので、こちらもしっかり食べるよう心がけると便秘解消に効果的です。
2:1と言われても難しいかと思いますが、ひとつの目安としておからを食べる量は1日50g程度に抑えるように心がけるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
なぜおからが便秘の解消に効果的なのか、どのような点に注意しておからを食べていけばいいのかについて紹介しました。
当然のことながら、毎日おからだけを食べていれば便秘が改善されるというわけではありません。
バランスよく食事を摂ったうえで、補助的な役割としておからを食べるように心がけましょう。
おからにはダイエットや便秘改善効果の他、美肌効果や腸内環境の改善効果などもあります。
スーパーや豆腐屋で非常に安く手に入れることができるので、あまりお金をかけずに便秘対策をしたいと思っている人も是非おからを取り入れてみましょう。