膝痛を解決するヒント

膝痛を解決するヒント!膝を曲げるときにポキポキとなる音の正体は?

監修: 光伸メディカルクリニック院長 中村 光伸  免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

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膝痛に悩む人の中には、しゃがんだときなどに膝からポキポキと音がなるという人がいると思います。このような音と膝痛は、どのような関係があるのでしょうか?ポキポキ音の正体に迫ります。

  1. 膝痛とポキポキ音の関係
  2. ポキポキと音がなる原因
  3. 膝痛の悪化を防ぐために
  4. 膝痛の解消方法

1.膝痛とポキポキ音の関係

1-1.膝から発生する異音

いつものように生活をしていて、膝から異音が聞こえる人は注意が必要です。「ポキポキ」という音以外にも、「ゴリゴリ」「ミシミシ」「パキッ」「ブチッ」という音が頻繁に起こるのは膝に異常がある可能性が高いでしょう。立つ・座る・歩くといった日常生活の基本動作に欠かすことができないのが膝です。少しでも気になる音が聞こえたら、放置しないてください。

1-2.ポキポキ音がするのに膝が痛くないとき

関節はふたつの骨がつながっている部分です。その接合部は、関節包というものでおおわれています。関節を曲げると、この関節包の内部にある関節液に圧力がかかるという仕組みです。すると、関節液に含まれる空気が気泡となり消えていくときに音が生じます。
関節がゆるんでいると、このような気泡のつぶれる音が聞こえるというわけです。ポキポキ音が聞こえるけれど痛みを感じない場合には、関節のゆるみが原因である可能性があるでしょう。

1-3.膝を曲げるときに音がなる理由

関節のゆるみ以外で音がなる原因は、いくつか考えられます。ほとんどの場合は運動不足によるものですが、膝にトラブルが生じているおそれがあるのです。
膝の曲げ伸ばしで音が発生するのは、膝(しつ)関節や軟骨に負荷がかかっているため。音だけでなく痛みがともなう場合には、次でご紹介するような障害が起きている疑いもあります。まずは整形外科を受診しましょう。

2.ポキポキと音がなる原因

2-1.変形性膝(しつ)関節症

膝(しつ)関節の骨や軟骨がすり減り、変形している状態です。主に膝を動かしはじめる際に痛みを感じます。膝の動きが制限され、膝がきしむような違和感があるのが特徴です。
加齢が原因とされることが多く、膝に負担が蓄積されてきた人に発症しやすいといわれています。中高年の膝痛の原因として、最も多いのが変形性膝(しつ)関節症です。

2-2.膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)

膝の皿の裏側にある軟骨が太ももの骨とこすれてすり減ってしまい、炎症を起こしています。膝を動かすときに膝の皿周辺に痛みや不安定さを感じるのが主な症状です。ゴリゴリと音がすることもあります。また、膝の皿を押すと痛みを感じるのも特徴です。
膝を使いすぎている人や歩き方が不自然な人に起こりやすいといわれています。筋力不足や内股(うちまた)も原因なので、若い女性に多く発症する障害です。

2-3.タナ障害(タナ症候群)

「タナ」とは、膝の皿と太ももの骨の間にあるひだ状の膜のこと。このタナが炎症を起こした状態が、タナ障害です。膝を動かしたときに、膝の皿あたりに何かひっかかっているような違和感があります。また、「コキッ」という音がすることもあるようです。
膝を曲げ伸ばすときに、骨のでっぱり部分にタナがこすれることで起こります。野球やバスケットボール、バレーボール、陸上競技など膝の屈伸や打撲をともなうスポーツで発症しやすく、スポーツ障害のひとつです。太ももの筋肉が疲労するとタナの摩擦(まさつ)が強まるといわれています。

3.膝痛の悪化を防ぐために

3-1.食生活

食べ過ぎや飲み過ぎに気をつけ、栄養バランスのよい食事をとるのが基本です。肥満による体重増加で膝に負担をかけないようにしましょう。カロリーの多い食品を控え、野菜類を多く摂取してください。揚げ物や菓子類、ジュース類、炭水化物の食べ過ぎには特に注意が必要です。また、就寝前の3~4時間前には夕食をすませるように心がけましょう。

テレビなどを見ながらの「ながら食い」にも気をつけてください。食べていることに意識を集中できないので、満腹感をあまり得られません。結果として食べ過ぎてしまうのです。食事中はテレビを消し、ゆっくりとよくかんで食べましょう。毎日決まった時間に食事をとることも大切です。

骨や筋肉を丈夫にする栄養素をしっかりと摂取することも忘れないでください。炭水化物・タンパク質・カルシウム・ビタミン・ミネラル・食物繊維といった必須栄養素をバランスよく摂取できる食事メニューを考えましょう。特に、タンパク質を十分に摂取して筋肉を強化すると効果的です。

3-2.運動

筋肉を鍛えるためには、運動を欠かすことはできません。適度な運動を定期的に続けて、膝の痛みを防いでいきましょう。膝への負担が比較的少ない水中運動や体操、ウォーキング、自転車などがおすすめです。呼吸を止めない有酸素運動を行いましょう。

3-3.日常の動作

何気ない日常の動作をくり返し行うことで、膝に負担をかける可能性があります。基本的に、動作はゆっくり行いましょう。急に立ったり座ったりするのは、膝に大きな負担となります。また、重いものを持ち上げるときには、しっかりと膝を曲げて腰を落としてください。荷物をおなかあたりに引き寄せて、両腕で固定して持ち上げます。この際、腕の力だけでなく、太ももやおしり、腰を含めた体全体を使って持ち上げるのがポイントです。

バッグの肩かけにも注意してください。片方の肩だけにバッグをかけていると、体の重心が偏ります。膝(しつ)関節の変形を引き起こすので、左右の肩や腕を均等に使うようにしましょう。荷物が重いときには、リュックサックや手押し車の利用をおすすめします。

4.膝痛の解消方法

4-1.ストレッチが効果的

体の緊張をほぐすストレッチは、膝痛の解消にも有効です。簡単に行えるストレッチを習慣にして、膝の痛みをやわらげていきましょう。

4-2.膝痛に有効なストレッチ

イスに深く腰かけてください。そして、片足ずつゆっくりと上げていきます。膝に負担をかけない程度に、無理のない範囲で構いません。そのまま10秒ほどキープしてから元の位置に戻します。この動きを5回行ってください。そして、反対側の足も同様に行います。

ストレッチのほかにも、膝まわりのマッサージも効果的です。血行がよくなる入浴中に行うとよいでしょう。膝の皿の周辺をやさしく丁寧にマッサージしてください。ただし、力を入れると圧迫してしまうので力加減に気をつけましょう。

4-3.急性の症状があるときは控える

膝痛を軽減するためには、膝(しつ)関節まわりの筋肉を鍛える必要があります。膝が痛むと運動不足になりがちです。意識的に運動をしないとますます状態が悪くなるでしょう。しかし、腫れや炎症が起きているときや熱を帯びているときには、運動やストレッチは避けてください。

4-4.初期段階ならサプリメントも効果的?

症状がまだ軽い場合には、サプリメントを使ってみるのもよいでしょう。 特に効果が高いとされているのが、コラーゲン2型が配合されたサプリメントです。コラーゲン2型とは、関節軟骨と同じ成分でできたコラーゲンで、すり減った軟骨成分の補修を促す効果が期待されています。

ただし、一般的に関節痛に効くとされているサプリメントの多くは、体内で分解されてしまい、実際には関節に働きかける効果がないものがほとんどです。一方、当社で販売している楽らく歩は、取り込んだコラーゲンが体内で分解されない特許成分『UC-Ⅱ』を配合しているため、コラーゲンを効率的に吸収できます。

  • 変形性膝関節症
  • 膝蓋軟骨軟化症
  • タナ障害

これらの初期症状でお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。
楽らく歩の詳細はこちらから

まとめ

いかがでしたか? 膝痛に関して、最後にまとめておきます。

  • ポキポキ音が聞こえるけれど痛みを感じない場合には、関節のゆるみが原因である可能性がある
  • 膝の曲げ伸ばしで音が発生するのは、膝(しつ)関節や軟骨に負荷がかかっているため
  • 肥満による体重増加で膝に負担をかけないように
  • 骨や筋肉を丈夫にする栄養素をしっかりと摂取する
  • 膝への負担が比較的少ない水中運動や体操、ウォーキング、自転車などがおすすめ
  • 急に立ったり座ったりするのは、膝に大きな負担となる
  • 体の緊張をほぐすストレッチは、膝痛の解消にも有効

生活に支障をきたすことのある膝痛は放っておくと悪化する一方です。膝痛の原因を突き止め、適切な対処を行ってください。

光伸メディカルクリニック院長中村 光伸

監修者

中村 光伸
光伸メディカルクリニック(東京 新宿)院長
医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科認定スポーツ医
日本整形外科認定リウマチ医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本抗加齢学会認定専門医
日本胎盤臨床医学会認定専門医
日本美容皮膚科学会
日本レーザー治療学会

東京生まれ。北里大学医学部卒業、北里大学整形外科入局。
学位習得後、フンボルト大学外傷再建外科学(ドイツ)・チャンガン大学形成外科美容外科(台湾)へ留学。 Jリーグヴァンフォーレ甲府チームドクター、山梨学院大学陸上競技部(駅伝)チームドクターを歴任。 北里大学整形外科専任講師、北里大学救命救急整形外科部長、松倉クリニック&メディカルスパ等を経て、2011年12月、自身の理想とする医療を実現するため「光伸メディカルクリニック」を開業。 “リバースエイジング・健康寿命を延ばす”を命題に“見た目”の大切さと“動き目”の大切さを唱え、「整形外科」「美容外科」「美容皮膚科」「リハビリテーション科」を一つの科として診療している。

著書
「3か月で10歳若返る わたしはリバースエイジングドクター」(H304月1日発刊予定) メディア掲載歴
『Domani』2018年3月号、『VoCE』2017年11月号、『厳選 クリニックガイド』、『VOGUE』2017年9月号、『VoCE』2017年4月号、『VoCE』2017年3月号、『ViVi』2016年8月号、『VoCE』2016年6月号、『InRed』2016年6月号、『VOGUE』2016年1月号、『DRESS』2016年2月号、『MAQUIA』2016年2月号、『VoCE』2015年2月号、『VOGUE』2015年1月号、『MyAge』2015年秋冬号、他多数