膝の痛みに悩む方へ!歩くと痛い原因と対処法とは?

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

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「座っているときはよいのだけれど、歩くと膝が痛い」という悩みを抱えている方は、少なくないでしょう。膝の痛みは、加齢によって起こる最もポピュラーな症状のひとつ。「歩くと痛いくらいは、がまんしよう」と思っている方も多いと思います。しかし、この症状を放置しておくと痛みが強くなるケースも少なくありません。早めの対処が必要です。

そこで、今回は膝が歩くと痛い原因やその対処法をご紹介しましょう。最近膝が痛むようになったという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 膝が痛む原因とは?
  2. 膝が歩くと痛い場合の対処法とは?
  3. 膝の痛みを予防したりやわらげたりする方法とは?
  4. おわりに

1.膝が痛む原因とは?

膝は、人体の中で最もたくさん動かす関節のひとつです。特に、歩くときは膝(しつ)関節の動かす速度によってスピードを調節します。ですから、激しく動くほど関節を酷使することになるのです。これを踏まえて、膝が歩くと痛い原因の一例をご説明します。

1-1.軟骨がすり減った

加齢による膝の痛みで、一番多い原因がこの「軟骨のすり減り」です。膝は、いくつもの関節からできています。この関節同士は靭帯(じんたい)でつながっているのですが、その先端には「軟骨」と呼ばれる柔らかい骨がついているのです。焼き鳥で「軟骨」という部位がありますね。あれと同じです。

軟骨は、関節同士が直接ぶつからないようにクッションの役割を果たしています。しかし、この軟骨は年とともにすり減っていくために関節が直接ぶつかり合うようになって痛みを感じるのです。これが「年をとると膝が痛みやすくなる」ということ。これは、加齢の一種なので完全に防ぐことも治すこともできません。しかし、膝の痛みをやわらげたり予防したりすることはできます。

1-2.靭帯(じんたい)を痛めてしまった

激しいスポーツや交通事故などで、膝の関節をつなぐ「靭帯(じんたい)」を痛めた場合も、歩くと膝が痛くなります。若くてスポーツをしている人の膝の痛みは、これが原因のことが多いでしょう。また、交通事故で膝をけがした場合も靭帯(じんたい)の損傷が原因で歩くと膝が痛いと感じることがあります。

1-3.炎症

何らかの原因で、膝の関節が炎症を起こしても痛みを感じます。この場合は、重症になると安静にしていても膝が痛くなるでしょう。炎症を治療しない限り、痛みは治まりません。また、炎症がひどくなると膝に水がたまる場合もあります。

1-4.病気

リウマチや通風などを発症すると、関節がはれたり痛んだりします。初期のころは動かすと痛む程度ですが、病気が進行すると安静にしていても痛みを感じるようになるでしょう。リウマチは女性に、痛風は男性に多い病気です。このふたつの病気は早期に治療を開始するほど、進行を食い止められます。

また、病気による関節の痛みは膝以外にもひじや指の関節にも起こるのです。ですから、「運動をしていないのに関節が痛い」という場合は、一度病院を受診してみてください。

2.膝が歩くと痛い場合の対処法とは?

高齢者の場合は、痛みを感じても「年のせい」にしてしまうことが多いでしょう。実際に、前述したように軟骨がすり減れば、どうしても痛みは起こります。しかし、軟骨をすり減ったままの状態にしておくと「変形性膝(しつ)関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」という病気になるのです。これがひどくなると、手術を勧められることもあるでしょう。

また、若い人が膝に痛みを感じる場合は、スポーツのし過ぎなどが原因なことも多いです。どちらにせよ、膝の痛みを放置しておいてはいけません。できるだけ早く、整形外科を受診しましょう。レントゲン撮影をしたり血液検査を行ったりすれば、すぐに原因が分かります。

3.膝の痛みを予防したりやわらげたりする方法とは?

歩くと膝が痛むようになると、行動が制限されてしまいます。今は元気な高齢者がいる反面、早い時期から体に不調を感じる人も増えているのです。この項では、膝の痛みを予防したりやわらげたりする方法をご説明します。

3-1.適度な運動は大切

激しい運動をしても膝を痛めてしまいますが、運動不足でも膝の関節は痛みやすくなります。特に、どこへ行くにも自動車という方は要注意。意識して歩くようにしましょう。実は、都市部に住んでいる人の方が通勤や通学で運動量が多いという結果が出ています。今は、室内でも効果的に運動ができるプログラムがDVD化されているのです。ですから、ランニングやウォーキングができなくても運動は可能でしょう。

また、毎朝流れるラジオ体操やテレビ体操を行っても、膝(しつ)関節は鍛えられます。すでに膝が痛くて困っているという方は、お風呂で浮力を利用して運動しましょう。

3-2.減量して膝の負担を減らす

膝(しつ)関節には、体重がかかっています。当然ですが、肥満すればそれだけ膝(しつ)関節の負担は大きくなるでしょう。ですから、太りすぎには注意してください。

また、ダイエットをしようといきなり激しい運動してもいけません。急に膝(しつ)関節に重い負荷をかければ、痛みが出てしまいます。ですから、肥満で運動不足という方はプールなどで浮力を利用して運動したり、いすに腰をかけて膝(しつ)関節の運動をしたりしましょう。また、まず数キロ体重を落としてから、運動をするという方法もあります。

3-3.膝の軟骨を再生するサプリメントを利用する

テレビのCMなどで、膝に効くサプリメントを見たことがある方は多いでしょう。軟骨の再生機能は年とともに衰えてきます。ですから、軟骨の再生を助ける成分を大目に摂取することにより、軟骨がすり減るのを予防するのです。サプリメントはいろいろな種類がありますが、のめばすぐに膝の痛みが治まる、というわけではありません。毎日飲み続けられるものを選ぶことが大切です。

3-4.サポーターを利用する

膝にサポーターをつけると、負担が減って痛みが軽くなります。若い人ほど、膝に痛みを感じても動かなければならないでしょう。ですから、痛みを感じる膝にサポーターをつけて、保護してあげてください。これだけでも膝の関節や靭帯(じんたい)の治りが早くなることもあります。サポーターの相談は、整形外科などでも行えるでしょう。

4.おわりに

いかがでしたか? 今回は、膝が歩くと痛い場合の原因と対処法をご紹介しました。まとめると

  • 膝が歩くと痛い原因は、いろいろある。
  • 加齢によるものと、けがや病気が原因のものがある。
  • 放置しておくとひどくなる可能性が高いので、まずは整形外科を受診して原因を突き止めよう。

ということです。膝の痛みを年のせいだと思っていたら病気が見つかったという例は少なくありません。また、膝が痛いのでそれをかばうような歩き方をした結果、別の関節を痛める場合があります。ですから、まずは整形外科で痛みの原因を突き止めて、治療を開始しましょう。動かすと痛いからといって膝を動かさないと、ますます痛みが強くなります。痛みをやわらげるためにも膝(しつ)関節は動かし続けた方がよいのです。そのために、サポーターや杖なども利用しましょう。