膝のサポート

膝が痛い方必見! サポーターの効果や使い方を紹介します。

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

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膝は人体の中で最もよく動かす関節の一つであり、その分痛みも出やすい場所です。ですから、サポーターも膝を保護して痛みを和らげるものや、膝を冷えから守り痛みを出にくくするものなど種類もたくさんあります。しかし、その一方で、サポーターを利用したいけれど、種類が多すぎてどれを選んでいいか迷っているという方は多いことでしょう。

そこで今回は、膝サポーターの種類別効果や選び方をご紹介しましょう。

  1. 膝関節についての基礎知識
  2. 膝サポーターのや効果について
  3. 膝サポーターの選び方と使い方
  4. サポーターと並行してできる痛み対策
  5. 膝サポーターに関するよくある質問

膝サポーターの種類別効果が分かれば、選びやすくもなります。膝サポーターの効果や選び方を知りたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。


1.膝関節についての基礎知識

はじめに、膝関節の働きやなぜ痛みが出るのかということをご説明します。膝関節はどのような役割を担っているのでしょうか?

1-1.膝関節の仕組み

膝関節は、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)とすねの骨である脛骨(けいこつ)、膝のお皿とも呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)の3つの骨を靭帯が繋ぐことで成り立っています。それぞれの骨の接面には軟骨がついているため、滑らかな動きが可能です。

1-2.膝関節の役割

膝関節は、歩く・走る・ジャンプするなど足を使う動作すべてに使われる関節です。歩くようになってから老齢になるまで、膝関節が動かない日はありません。その分、膝関節は摩耗しやすく年を取るにつれて痛みが出やすい場所です。

1-3.膝関節のトラブルとは?

1-3-1.ケガによるトラブル

スポーツを毎日行っている人は、膝関節を構成する骨や靭帯・筋肉を酷使しています。そのため、靭帯の損傷などのケガをすることも珍しくありません。若い年代の方で膝を傷めるケースは、スポーツが原因のケガであることが多いのです。
また、交通事故などで膝関節を損傷すると、後まで痛みが残ることもあります。

1-3-2.膝関節の使い過ぎによるトラブル

膝関節を酷使しすぎると、タナ障害に代表される膝関節を構成する組織が炎症を起こすことがあります。ちなみに、タナというのは「滑膜ひだ」という組織で、棚のように張り出していることからタナと呼ばれているのです。タナ障害になると、このタナが炎症を起こします。
スポーツをしている方はもちろんのこと、毎日長距離を歩いたり重い荷物をもって歩いたりしている方は、膝関節が傷みやすいので要注意です。

1-3-3.加齢によるトラブル

年を取るにつれて、膝の動きを滑らかにする役割を担ってきた軟骨がすり減ってきます。軟骨は自力で再生をする力を持っていますが、年を取るにつれて再生能力は落ちていくため、摩耗するスピードに再生能力が追い付かなくなるのです。すると、膝関節を動かすたびに硬い骨同士がぶつかり合い痛みが出ます。ひどくなると、変形性膝関節症という病気と診断されることもあるのです。

1-3-4.運動不足によるトラブル

太ももやすねの筋肉は、膝関節に伝わる衝撃を和らげる役割を担っています。運動不足で足の筋肉が弱くなると、歩いたり走ったりした時の衝撃が直に膝関節に伝わるのです。そのため、痛みが出やすくなります。

1-3-5.病気によるトラブル

関節性リウマチや膠原病・通風を発症すると、膝関節に強い痛みが出ることがあります。特に関節性リウマチの場合は、ひどくなると膝関節が変形してしまうのです。病気由来の膝関節痛は、早めの治療開始が重要となります。

1-4.膝の痛みが起こりやすい人とは?

  • テニス・陸上・バスケットボールなど足を使うスポーツを毎日長時間行っている
  • 毎日長時間歩いたり重いものを持ったりする
  • 50代以上
  • 座りっぱなしで運動はほとんどしない
  • 体重が重い

このような方は、膝関節の痛みが出やすいので注意が必要です。

2.膝サポーターのや効果について

​この項では、膝サポーターの効果や膝サポーターをつけた方がよい状況などをご紹介します。どんな時に使用すればよいのでしょうか?

2-1.膝サポーターとは

膝サポーターには、大きく分けて2つの効果があります。1つは、膝関節を支えて関節に伝わる衝撃を和らげる効果。もう1つは、膝を温める効果です。膝サポーターのほとんどが、どちらかの効果に特化しています。ですから、膝関節が痛む原因でサポーターを使い分けましょう。

2-2.膝関節を支えるサポーターの使い道

膝関節を使いすぎたり筋肉が衰えたりしている方は、支えるタイプの膝サポーターを使うと痛みが出にくく、膝関節を動かしやすくなります。また、膝がぐらぐらしているという場合もおすすめです。膝関節がケガをした場合のリハビリにも利用されます。

2-3.膝を温めるサポーターの使い道

膝を温めるサポーターは、膝が冷えると痛みや違和感が出る方向けの製品です。保温効果に優れており、膝関節を支えるサポーターよりも安価で、100円ショップでも販売されています。軽い膝の痛みに悩まされている方向けの製品です。

2-4.サポーターを使ったほうがよい人とは?

  • 膝を動かすたびに痛みがある
  • 膝関節がぐらぐらして安定しない
  • ケガのリハビリ中などで、医師から着用をすすめられた
  • 寒くなると膝の痛みが強くなり、温めると楽になる

このような方は、サポーターを利用してみましょう。

2-5.サポーターを使う場合の注意点

サポーターは、あくまでも膝を支えたり温めたりするものであり、治療器具ではありません。痛みがある場合を無理にでも動かしたいという理由で、つけるのはやめましょう。
また、膝が痛む原因が分からないうちに痛みを和らげることだけを目的にサポーターを使用すると症状が悪化する場合もあります。

3.膝サポーターの選び方と使い方

この項では、膝サポーターの選び方と使い方をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

3-1.膝サポーターの選び方

膝サポーターは、使い道によって選びましょう。膝を支えることを目的としているサポーターの方が高価な分作りがしっかりとしています。また、一度つけると激しい動きをしてもとれません。
一方、保温効果に優れているものは薄手で柔軟性があります。膝を支える効果はそれほどありませんが、値段も手ごろです。
病院で膝痛の治療を受けている方は、医師からおすすめのサポーターを紹介してもらってもよいでしょう。

3-2.値段と性能の違い

膝サポーターの値段は様々です。高価なものはサポーターというより支柱付き装具のような作りになっています。高ければ高いほどよい、というわけではありません。動きやすさやサイズなども考慮して使いやすいものを選びましょう。
保温効果に優れているサポーターの場合は、あまり安すぎると効果がほとんど感じられません。ある程度の値段のものを買ったほうがよいでしょう。
膝を支えるサポーターも保温効果に優れているサポーターも、医療メーカー製のものの方がおすすめです。

3-3.サポーターを購入できる場所

サポーターは、薬局・ホームセンター・スポーツ用品店・病院・整体院などで購入することができます。医師や整体師推薦のものは病院や整体院で購入できることが多いので、使用したい場合は相談をしてみましょう。
子ども用のサポーターも最初の一個は病院で購入するのがおすすめです。2つ目や3つ目の購入は、インターネット通販を利用してもよいでしょう。

3-4.選ぶ際の注意点

サポーターを選ぶ際は実際に試着してみると、着け心地が分かりやすいでしょう。特に、膝を支えるタイプを選ぶ場合は一度装着して動き回ってみることが大切です。
子どもの場合は、自分で正確に着脱できるものを選びましょう。

3-5.膝サポーターのつけ方

膝サポーターには、靴下のようにはくタイプのものとマジックテープなどで巻き付けるタイプがあります。はくタイプはそのまま靴下と同じようにはきましょう。
巻き付けるタイプは、着脱が少々面倒ですが自分で締め付け力を調節できます。場面によって締め付け具合を調整して使いましょう。激しい動きをするときほど、膝の締め付け具合を強くするとサポート力も強くなります。

3-6.膝サポーターを付ける時間

膝をがっちり支えるタイプのものは、長時間つけていると血行が悪くなります。締め付け力の弱いものと使い分けて使用しましょう。
保温効果に優れているサポーターは、長時間つけていると汗で蒸れる場合があります。長時間付けたい場合は、一部がメッシュになっていて通気性の良いものを利用しましょう。

4.サポーター使用と並行してできる痛み対策

この項では、サポーターと並行して行える膝関節の痛み対策をご紹介しましょう。できるものがあったら実践してみてください。

4-1.ストレッチ

ストレッチは、筋肉をほぐして柔軟性を高める運動です。運動前や運動後に行えば、膝関節を傷めにくくなります。

  • 片足立ちになり、上げた方の足の脛を腿につける感じで膝を曲げる
  • 両手を壁に付き、アキレスけんを伸ばす感覚で足の筋肉を伸ばす
  • 仰向けに寝て、片方の足を高く上げ、もう片方の足は地面から動かないようにする

などのストレッチを10回程度行ってみましょう。筋肉が柔らかくなります。

4-2.適度な運動

加齢による膝の痛みは、膝関節を動かさないでいると周辺の筋肉が衰え、余計にひどくなることもあります。サポーターをつけて痛みが治まるようならば、15分くらいのウォーキングとストレッチを組み合わせた運動を行ってみましょう。

4-3.食生活を見直す

体重が重い人ほど加齢による膝関節の痛みが起こりやすくなります。健康のためにも和食中心の生活に切り替え、ダイエットを行いましょう。また、育ち盛りの子どもの場合は、筋肉を酷使したらタンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく食事で取ってください。

4-4.サプリメントを利用する

膝の痛みに効くサプリメントは、加齢による膝の痛みを和らげる効果が期待できます。サプリメントもいろいろな値段のものがありますが、長期的に飲み続けられるものを選ぶとよいでしょう。

5.膝サポーターに関するよくある質問

Q.サポーターとテーピングの違いは何でしょうか?
A.テーピングとは、医療用テープを使って膝を固定して安定度を高める方法です。膝に違和感を覚えた時など応急処置的に使われることもあります。長時間膝を使う場合は、テーピングよりもサポーターの方がおすすめです。

Q.サポーターをつけていれば、ケガの予防になりますか?
A.一定の効果は期待できますが、必ず予防できるわけではありません。

Q.痛みがある場合でも、サポーターをつければなんとか動けそうです。運動をしても大丈夫でしょうか?
A.膝関節に痛みを感じているときに無理に運動をするのは避けたほうがよいでしょう。まずは痛みを治すように努めてください。

Q.サポーターは何歳から付けることができますか?
A.サイズがあえば何歳からでも大丈夫です。しかし、小さな子どもが膝の痛みを訴える場合は必ず整形外科を受診しましょう。

Q.サポーターの値段はどのくらいですか?
A.支えるタイプは数千円~1万円・保温に優れたタイプは千円~数千円が相場です。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は膝につけるサポーターの効果や選び方をご紹介しました。膝に違和感を覚えた時、早めにサポーターをつけると膝の負担を軽減することができます。また、夏でも冷房の効いた室内は冷えるのでサポーターを付けるとよいでしょう。自分に合ったサポーターをいくつか買いそろえておき、シチュエーションや季節によって使い分けてもいいですね。