膝のロッキング現象

膝のロッキング現象とは?原因や改善・予防方法を紹介!

記事監修:快適ヘルシーライフ編集部 免責事項について

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、あくまでも私見ですのでご了承ください。内容に誤りがあった場合でも、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いません。体調に異変を感じた際には、当ブログの情報のみで自己判断せず、必ず医療機関を受診してください。

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激しい痛みとともに急に膝が動かなくなる現象を「ロッキング」といいます。初めて経験した方は、驚きと痛みでパニックになってしまうことも少なくないでしょう。しかし、ロッキングは決して珍しくない膝トラブルなのです。

そこで、今回は膝のロッキング現象が起こる原因と、対策方法をご紹介します。また、急にロッキングが起こった場合の対処法もご説明しましょう。ロッキングはすべての年代の人に発症する可能性がある膝の故障です。この記事をお読みいただいて正しい対処法を知り、いざというときに備えてください。

  1. 膝のロッキング現象とは?
  2. 半月板の損傷はなぜ起こる?
  3. 膝のロッキング現象の改善方法は?
  4. ロッキング現象のケアや予防の方法は?
  5. よくある質問
  6. おわりに

1.膝のロッキング現象とは?

始めに、膝のロッキング現象はどのようなものかということをご説明します。「激しいスポーツをしている人が起こしやすい膝の故障」というイメージを持っている方もいますが、必ずしもスポーツをしている人だけが発症するわけではありません。

1-1.膝のロッキング現象とはどういうもの?

膝のロッキング現象とは、突然激しい痛みが起こった後に膝が動かなくなってしまう現象です。普段はあまり意識していませんが、膝の関節が動かないと人間は歩けなくなります。ためしに、誰かに膝を強く抑えてもらって歩いてみてください。
足を動かすことすら大変だと思います。何の前触れもなく痛みがはしって膝が動かなくなれば、慌ててしまう方も多いでしょう。

1-2.ロッキング現象の原因とは?

膝のロッキング現象は、半月板の損傷が原因で起こります。半月板とは膝にある太い三日月型をした、軟骨組織です。この軟骨組織は、膝関節をスムーズに動かすクッションの役割を担(にな)っているだけでなく、膝にかかる衝撃を吸収してくれます。高いところから飛び降りたり、ジャンプしたりすると膝がジーンとしびれることがあるでしょう。それは、地面から受けた衝撃を半月板が吸収しているからです。

また、軟骨はその名のとおり柔らかい骨なので柔軟性があります。しかし、強い衝撃を受けたり負荷をかけたりすると、砕けてしまうのです。この損傷した半月板が膝の関節に挟まると、膝が動かなくなります。蝶番(ちょうつがい)に異物が挟まって動かなくなるのと同じ原理です。

1-3.起こりやすい人

膝のロッキング減少は高齢者や激しいスポーツを日常的に行っている人に発症しやすいでしょう。すべての年代で発症する危険性はありますが、特に60代以上や、部活等で激しいスポーツを行いがちな10代~20代前半に発症しやすい傾向があります。

1-4.膝のロッキング現象が起こったら?

膝のロッキング現象は、膝に強い衝撃や負担がかかれば発生する可能性があります。ですから、性別や年齢を問わずに起こるのです。いきなり痛みとともに膝が動かなくなったら慌ててしまうでしょう。しかし、そのまま膝が動かないまま、ということはありません。落ち着いてゆっくりと曲がる方向へ膝を動かしてみてください。半月板は、膝の関節に挟まっているだけなので、何度か動かすと外れてくれるでしょう。

そのまま病院へ行ってください。痛みがひどい場合は救急車を呼んでも構いません。かかりつけの整形外科がある場合は、タクシーなどを使っていきましょう。無理に歩こうとすると、痛みがひどくなることがあります。

2.半月板の損傷はなぜ起こる?

前述したように、半月板の損傷は激しい負荷や衝撃を膝に加えたときに起こりやすいです。ですから、階段を滑り落ちたり転んで膝を激しく打ちつけたりしても発症する可能性があります。また、激しいスポーツをして膝に負担をかけすぎると負荷を吸収しきれずに、半月板が損傷することまるのです。特に、ジャンプすることが多いスポーツは半月板を損傷することが珍しくありません。

加齢が原因で半月板が損傷することもあります。年をとると、軟骨が柔軟性を失ったりすり減って薄くなったりすることがあるのです。そのため、日常の動作をしているだけでも半月板が損傷してしまうこともあるでしょう。

3.膝のロッキング現象の改善方法は?

では、膝のロッキング現象が起こったらどのような治療をするのでしょうか? この項では、その一例をご紹介します。

3-1.半月板は一度損傷すると再生しない

半月板は、一度損傷をすると再生することはありません。ですから、半月板の損傷が原因でスポーツを続けられなくなる人もいるのです。また、半月板の損傷は軽度ならば患部を暖めたり固定したりして、痛みが治まるのを待ちます。痛みが治まれば、日常生活を送っても問題ありません。しかし、ロッキング現象が起こった場合は半月板の損傷が激しいケースが多いのです。ですから、入院をして半月板の破片を取りのぞいたり修復したりする手術を受ける人が多いでしょう。

3-2.自己判断は禁物

ロッキング現象が起こっても、一度膝を動かせるようになれば痛みはだんだんと治まっていきます。しかし、「痛みが治まったのだから、大したことはない」と思ってはいけません。ロッキング現象が起こったということは、膝の中で半月板が激しく損傷している可能性がとても高いのです。ですから、自己判断をせずに必ず整形外科を受診しましょう。

3-3.リハビリが必要な場合もある

高齢者がロッキング現象を起こした場合、しばらく膝関節を動かさないでおくと関節が固まってしまうことがあります。ですから、ケースによってはリハビリが必要なこともあるでしょう。また、歩き方にくせがある人はロッキング現象が起こりやすいこともあります。リハビリといっても入院して行うとは限りません。通院しながら行うリハビリもあるのです。

ロッキング現象を起こした膝は、痛みがなくなったからといって無理に動かすと痛みが再発することもあるでしょう。ですから、理学療法士などに「正しい膝の動かし方」を教えてもらうことも大切です。

4.ロッキング現象のケアや予防の方法は?

4-1.サポーターを利用する

ロッキング現象を起こした膝は、半月板が損傷した状態のままです。ですから、あまり激しい負荷をかけすぎると半月板が再び損傷することもあるでしょう。膝に負担をかけないように、サポーターなどをまいて動かしてください。激しい運動をする方は入念なストレッチを忘れずに。準備運動をせずにいきなり膝を動かすと、負荷がかかりやすくなります。

4-2.サプリメントを利用する

また、加齢とともに軟骨はすり減り、再生が遅くなるのです。ですから、軟骨の再生を助けるサプリメントなどを摂取して関節の健康をたもつとよいでしょう。

膝の痛みの予防や緩和を目的として販売されているサプリメントの多くが、軟骨の形成を助けるグルコサミンやコラーゲンなど配合しています。しかし、コラーゲンやグルコサミンは、そのまま摂取しても体内でアミノ酸に変化してしまうため、劇的な効果は期待できません。ただし、コラーゲンの中でも、非変性Ⅱ型コラーゲンは経口で摂取してもアミノ酸に変化しにくい性質を持っています。

4-3.おすすめのサプリメントは?

楽らく歩は、この非変性Ⅱ型コラーゲンと同じ構造であるUC-Ⅱという食品素材を配合したサプリメントです。このほか、痛みを和らげる成分である西洋シロヤナギやキャッツクローなどもバランスよく配合していますので、ロッキング現象に悩まされている人はもちろんのこと、予防したい人もぜひ利用してみてください。

5.よくある質問

Q.ロッキング現象はある日突然発症することはありますか?
A.はい。歩いている最中に突然発症することも珍しくありません。

Q.ロッキング現象は再発しますか?
A.はい。治療が不十分のまま激しく膝関節を動かせば再発するでしょう。

Q.ロッキング現象が起こった場合、冷やすのと温めるのとどちらが効果的ですか?
A.半月板のかけらが関節に挟まった状態ですので、冷やしても温めても効果は期待できません。

Q.ロッキング現象が起こったけれど膝が動く場合は放置しておいても大丈夫ですか?
A.いいえ。整形外科で治療を受けてください。

Q.ロッキング現象が治るまでどのくらいかかりますか?
A.個人差があり、一概にいつまで治るとは断言できません。医師の説明を聞きましょう。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は膝のロッキングが起こる原因と治療法などをご紹介しました。
まとめると

  • 膝のロッキングとは、損傷した半月板が膝関節に挟まることによって発症する。
  • 曲げられる方向へ足をゆっくり曲げていくと半月板が外れて足が動くようになる。
  • 膝のロッキングは、性別や年代にかかわらず発症する。
  • 膝のロッキング現象が起こったら必ず整形外科で治療を受けよう。

ということです。激しい運動とは無縁な人でも、ロッキング現象が起こる可能性もあります。また、小さな子どもが転んで膝を強く打ちつけても発症する可能性があるでしょう。特に、子どもがロッキング現象を発症すると痛みでパニックになってしまうこともあります。親がそばについていたら、まずは落ち着かせてあげましょう。階段などから滑り落ちて膝が動かなくなった場合は、ほかの部分もけがをしている可能性があります。無理をせずに救急車を呼んでください。