膝痛にゼラチンが効果的って本当? その理由とは?

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年をとると膝痛に悩まされる方も増えます。
「膝痛に効く」とされる健康食品やサプリメントも数多いですね。
しかし、もっと毎日手軽にたくさん取れる膝痛に効果のあるものはないか?
と探している方もいるでしょう。
そこで、今回は膝痛に効果があるといわれるゼラチンについてご説明します。
ゼラチンはすべての膝痛に効果があるのでしょうか?
また、ゼラチンの効果的な摂取の仕方についてもご説明します。
膝が痛くてよい改善方法を探しているという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. ゼラチンって何?
  2. ゼラチンが膝痛に効果がある理由
  3. ゼラチンの摂取方法とは?
  4. ゼラチンが効かない膝の痛みとは?
  5. おわりに

1.ゼラチンって何?

ゼラチンとは、温かいときは液状になり冷めると固まる性質を持った食材です。
ゼリーなどのお菓子に使われることが多いため、誰もが口にしたことがあるでしょう。
また、煮魚や骨付き肉の煮汁が冷えると柔らかく固まることがあります。
これも、ゼラチンの効果です。
ゼラチンは牛や豚のコラーゲンが原料。
ちなみに、同じようにものを固まらせる効果のある食材に「寒天」がありますが、こちらは「てんぐさ」という海藻から作られます。
つまり、ゼラチンは動物性。寒天は植物性の食材です。
ちなみに、寒天の方がかために固まり、和食に使われます。
ゼラチンは柔らかめに固まり、洋菓子や西洋料理に使われることが多いのです。
ちなみに、ゼラチンはスーパーなどで安価でいつでも手に入ります。

2.ゼラチンが膝痛に効果がある理由

では、なぜゼラチンが膝痛に効果があるといわれるのでしょうか?
この項では、その理由をわかりやすくご説明しましょう。

2-1.年とともに膝が痛くなるのはなぜ?

膝は、いくつもの関節が組み合わさってできています。
ですから、あれだけ複雑な動きができるのです。
しかし、関節が組み合わさっただけではなめらかな動きができません。
軟骨、という柔らかい骨が膝の骨の先端についていて、クッションの役目を果たしているのです。
焼き鳥にも軟骨という部位がありますね。食べたことがある人も多いでしょう。
骨のような色と形をしていますが、歯でかみくだくことができるほど柔らかいものです。
しかし、この軟骨は年とともにすり減ってきます。
軟骨には再生機能がありますが、それも年とともに衰えてくるのです。
ですから、年をとると軟骨がなくなって骨どうしがじかにぶつかり合うようになり、痛みが生まれます。
軟骨がすり減るのは、程度の差はあれ誰でも起こること。
あまりひどい場合は、「変形膝関節症」という病気と診断されますが、「年のせいですから、ある程度はしょうがないです」といわれることも少なくありません。
関節や骨の異常がないのに膝が痛くなったという場合の多くが、軟骨の摩耗(まもう)なのです。

2-2.ゼラチンが膝痛に効くわけ

ゼラチンの主成分は牛や豚のコラーゲンであると前述しました。
この、コラーゲンを摂取すると人の体内でもコラーゲンが盛んに作られるようになるのです。
「コラーゲンを食べてお肌がプルプルになろう」などという、宣伝文句を聞いたことがある方もいるでしょう。
それは、コラーゲンが肌にうるおいと張りを与える効果があるからです。
つまり、ゼラチンを食べるとすり減った軟骨の再生がより活発になる可能性があります。
これが、ゼラチンを食べると膝痛が軽くなる理由なのです。

2-3.ゼラチンのメリット

ゼラチンを摂取するメリットは、なんといっても値段が安いことです。
粉ゼラチンは5グラム入りのものが10個以上入っているパッケージで350円程度。
これならばお財布にも優しいですね。
また、膝痛の緩和のような「体の再生能力を活発化して痛みをやわらげる」効果を期待するものは、長期間飲み続けなければ効果はありません。
いくら効果があるといっても味にくせがあるものや臭いの強いものは飲みにくいでしょう。
ゼラチンならば、お湯に溶かすと無味無臭になります。
ですから、普段愛飲している飲み物に混ぜても摂取することができるのです。

4.ゼラチンの摂取方法は?

ゼラチンは、ゼリーに代表されるお菓子に含まれています。
しかしその量はごくわずか。
膝の痛みに効果的なゼラチンの摂取量は1日5グラムです。
ですから、ゼラチンが含まれているものからゼラチンを摂取するよりも、粉ゼラチンを温かい飲み物に入れて溶かして摂取しましょう。
そうすれば、5グラムくらいは楽に摂取できます。
粉ゼラチンはスーパーの製菓コーナーで売っているほか、ドラッグストアなどでも入手できるでしょう。
何種類か試してみて、飲みやすいメーカーのものを選んでください。
ちなみにゼラチンは温かい飲み物に溶かしてしまえば無味無臭です。
しかし、少し温度が下がるととろみが出てきて、冷めると固まってしまいます。
ですから、必ず温かいうちに飲みましょう。
また、ビタミンCを一緒に摂取すれば、より効果が期待できます。
ですから、レモン汁にお湯とはちみつとゼラチンを加えた特性レモネードなどもお勧めです。

5.ゼラチンが効かない膝の痛みは?

ただし、ゼラチンの効果が期待できる膝痛は、軟骨の摩耗(まもう)によるものだけです。
膝の痛みの原因はそれだけではありません。関節が炎症を起こしている可能性もあります。
また、骨に腫瘍(しゅよう)などがあっても痛みを感じるでしょう。
さらに、ゼラチンで回復する軟骨の量にも限度があります。
ですから、軟骨がすり減りきって関節が炎症を起こしている場合は、ゼラチンをいくら飲んでも効果がありません。
また、リウマチなどの病気でも関節痛が発症します。
ですから、膝の痛みを感じたらまずは整形外科を受診してください。
レントゲン写真を撮れば、膝の状態や痛みの原因がはっきりします。
そして、薬や湿布薬を処方されたら、きちんと服薬したり張ったりしてください。
ゼラチンは万能ではありません。
また、軽い運動をして太ももの筋肉をきたえるのも、膝痛を防止する効果があります。
さらに、肥満も膝痛の原因になるのです。
ですから、日頃から適度な運動をして膝に負担をかけすぎないようにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?
今回は、ゼラチンの膝痛に対する効果についてご説明しました。
まとめると

  • 加齢による膝痛の原因は、軟骨の摩耗(まもう)による可能性がある。
  • ゼラチンは、動物のコラーゲンが原料で、軟骨の再生を助ける効果がある。
  • 1日5グラムのゼラチンを摂取すれば、膝痛が軽減する可能性がある。
  • ゼラチンはすべての膝痛に対して効果があるわけではない。

ということです。
ゼラチンの膝痛に対する効果は、今までテレビや雑誌で何度か取り上げられています。
視聴率を狙ってのことでしょうか、このような番組は紹介する食材を特効薬のように扱うことも少なくありません。
ゼラチンは、確かに軟骨の再生を助け、膝痛を軽減する効果があります。
しかし、その効果は薬のように万人に平等に効果的というわけではありません。
ですから、ゼラチンの効果を期待しすぎてはダメです。
膝痛を感じたら、まずは整形外科を受診して、原因と痛みをやわらげる方法をはっきりさせましょう。
ゼラチンを飲むのはその後でも十分です。
なお、ゼラチンにはカロリーがあります。肥満にならないよう摂取方法には注意してください。

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