便秘の人と快便の人の違いは? 快便になるために知っておくべきこと

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便秘

便秘に悩んでいる方は少なくありません。
インターネットを検索すれば便秘解消方法を教えてくれるサイトがたくさんヒットするでしょう。
しかし、その一方で便秘知らずの快便の方もいるのです。
そこで、今回は便秘の人と快便の人の違いをご紹介しましょう。
病気や妊娠など特別なケースを除いて、便秘の人も快便の人も体の構造に違いはありません。
では、いったい何が違うのでしょうか?
この記事でじっくりとご紹介します。
ぜひ読んでみてくださいね。

  1. 便秘とは?
  2. 便秘が解消しない理由とは?
  3. 快便の人の生活習慣とは?
  4. おわりに

1.便秘とは?

便秘とは、便が出にくくなる体の不調のことです。
性別や年齢にかかわりなく発生する体の不調ですが、男性よりも女性、若年者よりも高齢者の方が便秘に悩みやすいでしょう。
便は、消化し終わった食べ物のカスや内臓から出た老廃物などのかたまりです。
ですから、本来ならば毎日排せつされなければなりません。
便秘になると、排便回数が減ります。
2~3日でないのは当たり前。便秘がひどくなると1週間全く便意がないという方も珍しくありません。
また、便秘になるとさまざまな体の不調も起こります。
代表的なのものはおなかの張りや不快感ですが、そのほかにも肌荒れや食欲不振、イライラなどがあるでしょう。
さらに、腸内環境の悪化により大腸がんや潰瘍のリスクもアップします。
「たかが便秘」と思いがちですが、それによって発生する体の不調は決して無視できないでしょう。

2.便秘が解消しない理由とは?

便秘に悩んでいる方の多くが、何らかの便秘解消方法を試していることでしょう。
しかし、なかなか便秘が解消しないと悩んでいる方も少なくありません。
この項では、その理由の一例をご紹介します。
思い当たることがある方もいるのではないでしょうか?

2-1.腹筋が弱っている

腸は、腹筋で支えられています。
おなかには骨がありませんので、腹筋が弱ると腸がたれさがってしまうのです。
腸が下がるとぜん動運動も弱まってしまいます。
高齢になると便秘がちになるのは、運動不足で腹筋が弱りがちになるため。
今は、若い方でも意識して運動をしないと腹筋が弱りがちになってしまいます。
腹筋を鍛えないと、どうしても便秘は解消しにくいでしょう。

2-2.食べる量が少なく、水分不足

食べる量が少なくなると、便の量も少なくなります。
「ダイエット中に便秘になった」という方が多いのは、食べる量が減るためです。
また、水分の摂取量が少なくなれば便は硬くなります。
「やっと便秘が解消しそうだと思ったら、便が固くて苦労した」という経験をした方もいるでしょう。
ですから、ある程度の食事量と適度な水分がないと便秘は解消しにくいのです。
なお、便秘解消の効果がある食べ物の代表選手である食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。
不溶性食物繊維は野菜やいも類に多く含まれているのですが、腸内の水分を吸って膨らむという性質があるのです。
そのため、不溶性食物繊維の取りすぎは便の水分を奪い、かえって便秘をひどくしてしまうこともあります。
食物繊維を取るときは、海そうや果物に含まれている水溶性食物性繊維も取りましょう。

2-3.腸の働きが弱っている

腸のぜん動運動のような意識してコントロールできない体の動きは、自律神経がつかさどっています。
この自律神経が乱れると腸のぜん動運動が鈍り、便秘が悪化しやすいのです。
さらに、便意が起きてもがまんしがちな生活をしていたり、過度なストレスがかかったりしても自律神経はうまく働かなくなります。
特に、便秘と下痢を交互にくりかえすという方は、自律神経が乱れている可能性が高いでしょう。

3.快便の人の生活習慣とは?

では、快便の人はどのような生活習慣をしているのでしょうか?
この項では、便秘知らずの方の多くが実践している生活習慣をご紹介します。
便秘解消は1日で効果は出ません。
毎日続けていくことが大切なのです。

3-1.適度な運動と規則正しい食生活

快便の人は、何らかの運動をしていることが多いです。
といっても、スポーツに打ちこんでいるとは限りません。遠くまで歩いて買い物に行ったり、電車やバスではなく自転車で通勤したりと、意識して体を動かしている方もたくさんいるのです。
これならば、わざわざ時間を作る必要はありません。
運動をすれば腹筋も鍛えられ、腸が再び持ち上がりぜん動運動も活発になります。
また、食事を決まった時間に食べ、しっかりと睡眠を取っている方が多いでしょう。
食事時間や寝る時間が決まっていると、自律神経も整いやすいのです。

3-2.食事に時間をかける

仕事が忙しいと、どうしても食事時間は短くなりがちです。
しかし、快便の方は最低でも15分以上かけて食事をします。
食事に時間をかけるということは、よくかんで食べるということです。
よくかまれた食べ物は、胃腸に負担をかけずに消化吸収ができます。
また、食事に時間をかけることで満足感をえられれば、暴飲暴食をすることもありません。
そして、よくかんで食べるためには、自然とかみごたえがある野菜を多く摂取するようになるでしょう。
野菜は食物繊維だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富です。
さらに、快便の方は冷たい飲み物よりも温かい飲み物を好んで飲む方が多いでしょう。
冷たいものが悪いというわけではありませんが、取りすぎは内臓を冷やして腸のぜん動運動も鈍りがちになります。

3-3.トイレに入る時間が決まっている

規則正しい生活をしていると、トイレに入る時間もある程度決まってきます。
毎日同じ時間にトイレに入れば、自律神経もそれに合わせてきちんと動いてくれるでしょう。
また、トイレは落ちついて入ると効果的。
焦っているとぜん動運動も起こりにくくなります。

3-4.ストレスを発散する方法を知っている

ストレスは、快便の大敵です。
便秘知らずの方は、自分に合ったストレス解消の方法を知っている方が多いでしょう。
好きな音楽を聞くのもよいですし、思い切り体を動かすのもよいですね。
趣味が何もないという方でも、お風呂にゆっくり入ったり時間をかけて食事を楽しんだりすれば、ストレスは発散されていくでしょう。
ただし、暴飲暴食や飲み過ぎはやめましょう。

3-5.便秘になっても焦らない

快便の方も全く便秘をしたことがない、という人ばかりではありません。
時に便秘をする方もいるでしょう。
しかし、便秘になっても焦る人は少ないのです。
おなかをマッサージしたりヨーグルトなど腸内環境を改善するものを食べたりして、自然な便秘解消をこころみます。
イライラしたり焦ったりするほど便秘は解消しにくくなるでしょう。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は便秘な人と快便の人の違いをご紹介しました。
快便の人も、決して特別なことはしていません。
胃腸に負担をかけないように生活をしているだけで、自然と快便になっていくでしょう。
すでに便秘がちな方は、快便の人の生活を少なくとも半年はまねしてみてください。
「生活習慣」というぐらいですから、習慣にしなければ意味がないのです。
なお、今現在長期間便秘をしているという場合は、一度便秘を解消して改めて生活習慣を調えましょう。
便秘を長期間放っておくほど、便は出にくくなります。
1週間近く出ていないという方は、市販の便秘薬を使ってでもまずは解消させましょう。
用法や用量を守りさえすれば、便秘薬は大変有効な便秘解消方法です。
一度便秘が解消すれば、生活習慣も整いやすくなります。

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