断食が便秘解消に効果的? 半日断食の方法

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便秘解消の効果があるといわれている断食。
食事を取れないなんてつらいと思う方もいるでしょうが、半日断食するだけでも便秘解消には効果があるのです。
このような短期間な断食はプチ断食とも呼ばれているそうですね。
そこで今回は便秘解消に効果がある断食についてご紹介します。
半日断食するということは、いったい何食抜けばよいのでしょうか?
また、その間に気を付けるべきことはなんでしょう?
便秘解消を目的に断食をしてみたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。

目次

  1. なぜ、断食が便秘に効果があるの?
  2. 便秘を解消する半日断食とは?
  3. 断食をする際の注意点

1.なぜ、断食が便秘に効果があるの?

この項では、断食が便秘に効果的な理由をご紹介しましょう。
内臓の働きは多岐にわたります。断食をすると、内臓の仕事を一部休ませてあげられるのですよ。

1-1.内臓は働きもの

胃や腸などの消化器官をはじめとする「内臓」の働きはたくさんあります。
その中でもとくに重要なのは、消化と吸収です。
人間は生きている限りエネルギーを消費し続けますから、常にエネルギーの補給もしなければいけません。
現在では食べ物に不自由することはほとんどありませんが、ほんの数百年前までは人間の歴史は飢えとの戦いでもあったのです。
ですから、内臓は食べ物が体内に入って来れば真っ先に「消化」と「吸収」を行います。
一見すると消化に関係ない肝臓や膵臓、腎臓などもそれぞれ消化を助ける物質を出しているのです。
一方、消化と吸収が終わり、残りかすとなった食べ物は体外へ排出されます。
これも内臓の働きのひとつですが、優先順位からすれば、消化吸収よりは下なのです。

1-2.胃腸だって疲れる

飲み過ぎたり、食べすぎたりすると、胃腸の調子が悪くなることがあります。
人間だって働きすぎれば疲れるように、内臓も働きすぎれば疲れてしまうでしょう。
しかし、内臓は食べ物が入れば消化吸収を行わなければなりません。
その結果、排出のほうがおろそかになってしまう場合もあります。
ですから、暴飲暴食の結果下痢になるという人もいれば、暴飲暴食の結果、便秘になるという方もいるのです。

1-3.断食をするとどうなるの?

断食をすると、当然のことながら食べ物が入ってきません。
胃は空腹を訴え、食べ物が欲しいと盛んに蠕動します。
空腹になるとお腹が鳴るのは、胃が動いているせいなのですね。
この動きは胃だけではありません。
腸も同時に動いているのです。
腸が動くということは、たまっていた便が押し出されるということ。
消化に力を使わない分、内臓は排出に活発になります。これが、便秘をすることで便秘が解消する理由なのです。

2.便秘を解消する半日断食とは?

さて、一口に断食と言っても、期間はさまざまです。
最近は週末を利用して丸1日~2日断食する週末プチ断食も流行っているそうですが、便秘を解消するだけが目的ならば、半日程度の断食でも効果があるでしょう。
この項では、半日断食のやり方をご紹介します。

2-1.半日断食とは?

半日断食とは、朝食を抜く断食方法です。
前日の夕飯から翌日の昼食までがちょうど半日程度なので、半日断食と呼ばれています。
1日~3日間断食をすると、回復までに時間がかかりますし、体への負担も大きいです。
しかし、半日程度ならば回復にそれほど気を使う必要もありません。
断食明けの昼ご飯を少し軽めにすれば大丈夫です。
でも、気を付けなければならない点もいくつかありますよ。
 

2-2.半日断食の注意点とは?

半日断食は通常の朝食抜きとは違います。
まずは前日の夕食ですが、通常よりは軽めに、腹八分程度に抑えておきましょう。
また、あまり夜遅くなってもいけません。遅くとも夜8時までには終えておきましょう。
そして半日断食を行う当日は、朝食抜きだからといって、遅くまで寝ていてはいけません。
たとえ休みの日でも、通常と同じ時間に起きて白湯を飲んでください。
白湯は、お湯を50度程度までに冷ましたもの。これを飲むことで胃腸を動かします。
その後は普通の日と同じようにして問題ありません。ただし、激しい運動は慎みましょう。
お腹がすいて我慢できないという場合は、黒糖を入れた紅茶を飲んでみてください。
そのまま12時まで我慢すれば断食終了です。どうですか?思ったより簡単でしょう。
早い人では断食中に便意が起こるかもしれません。
その他の方も、数日中に何らかの体の変化を感じられるはずです。

3.断食をする際の注意点

では最後に、断食をする際の注意点をご紹介しましょう。
以下のことに気を付けてください。

3-1.断食は体調が良い時に行う

風邪をひいているなど具合が悪い時に行うと、体調がますます悪化する恐れがあります。
生理中の時もできれば避けましょう。

3-2.前日の夕食は軽めを心がける

翌日は昼間で食べられない、と夕食を食べすぎると、胃腸はそれを消化するのに手いっぱいになり、便秘解消の効果はありません。
できればあげものを避け、和食中心の消化の良い食事を心がけてください。
また、残業などで遅くなる場合は、おにぎりなどを食べて空腹を収め、寝る前はヨーグルトなど軽いものを食べましょう。

3-3.起床時間はいつも通りに

断食だから、と昼近くまで眠っていては、胃腸は動いてくれません。
いつもの時間に起床して白湯などを飲み、胃腸を目覚めさせてあげましょう。

3-4.断食は頻繁に行わない

断食をしたからといって、便秘がすべて解消するとは限りません。
また、たった半日とはいえ、断食は体に負担をかけます。
便秘解消の効果がないからといって、しょっちゅう断食を行うと、今度は体の負担が大きくなります。
また、もっと断食をすれば効果があるだろうと、断食日数を伸ばしてもいけません。
確かに断食日数を伸ばせば胃腸の動きも活発になりますから、便秘が解消しやすくなります。
しかし、断食日数が長くなるほど回復も段階を踏んで進めないと、かえって胃腸を壊したり、体重が増えたりします。
断食で便秘が解消しないのなら、他の方法を考えましょう。

3-5.断食中の運動は気を付けて

食事を取らないと、体は低血糖状態になります。
その状態で激しい運動をすれば、立ちくらみを起こしたり気分が悪くなるかもしれません。
断食中の運動は家事や散歩など軽いものにし、激しく体を動かす運動は避けましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は断食が便秘解消に効果的な理由や、プチ断食の方法についてご紹介しました。
まとめると

  • 食事を取らないと、内臓が動き排泄を促しやすい
  • 便秘を解消するならば、半日断食でも効果がある
  • すべての便秘が断食で解消するとは限らない

ということです。インターネットで断食を検索すると、デトックス・ダイエット・便秘解消など体にプラスになることばかりが書かれたサイトがヒットします。
しかし、断食がデトックス効果を発揮したり、便秘解消に効果があるのは、あくまでも正しい方法で断食をした場合なのです。
ですから、自宅で行う断食ならば、どんなに長くても半日~1日程度にしておきましょう。
また、断食中にお腹がすいてどうしようもなくなったら、ショウガや黒糖を入れた紅茶を飲みましょう。
水分と糖分を同時に補給できます。
さらに、断食中とはいえ、酢分だけは適度に取るようにしましょう。
水分まで摂取を控えてしまうと、脱水症状になります。
また、断食をしても便秘が解消しない場合は、運動や食生活の見直しなど、他の方法も考えましょう。

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