切れ痔が悪化すると大変なことになるかも。防ぐ方法をご紹介します。

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痔(じ)に悩んでいるという方は実は少なくありません。
しかし、場所が場所なので病院に行ったり薬局で薬を買ったりすることが恥ずかしい方もいるでしょう。
でも、痔(特に切れ痔)が悪化すると、大変つらいです。
そこで、今回は切れ痔の悪化を防ぐ方法をご紹介します。
切れ痔とは痔の中で最も患者数が多い病気です。
また、若い女性でも発症することが少なくありません。
そして切れ痔をくりかえすと、肛門(こうもん)(こうもん)付近が狭くなってよりつらくなるのです。
切れ痔を悪化させたくないという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

目次

  1. 切れ痔はなぜ起こる?
  2. 切れ痔は再発しやすい?
  3. 切れ痔になったらどうしたらいいの?
  4. 切れ痔の悪化を防ぐ方法とは?
  5. 便秘を防ぐにはどうしたらいいの?
  6. おわりに

1.切れ痔はなぜ起こる?

切れ痔とは、肛門(こうもん)付近の皮膚が切れる症状です。
排便するときや座ると痛みがあり、ひどくなるとトイレに行くのもつらくなるでしょう。
切れ痔は便秘が原因で発症することが多いです。
便秘をすると、腸内で水分が失われて便が硬くなります。
それを無理に出そうとすると、肛門(こうもん)付近の皮膚が切れてしまうのです。
便秘は、最もポピュラーな体の不調のひとつ。
特に、女性は男性よりも便秘になりやすいのです。
生まれてから一度も便秘になったことがないという人の方が少ないでしょう。
切れ痔というと男性の病気というイメージを持っている方もいますが、若い女性で悩んでいる方も多いのです。
また、妊娠すると女性ホルモンの影響で便秘になりがちになります。
ですから、出産を機に切れ痔になってしまったという方も多いのです。

2.切れ痔は再発しやすい?

切れ痔は、病気というよりもけがに近いです。
ですから、軽い場合は自然に回復するでしょう。
しかし、便秘はくりかえしやすいもの。
治ったころに再び肛門(こうもん)付近の皮膚が切れてしまうこともあるでしょう。
あまり切れ痔をくりかえすと、その部分の皮膚が硬くなりその付近が狭くなってしまうかもしれません。
また、傷跡がおできのように盛り上がることもあります。
これがいぼ痔です。
つまり、切れ痔は再発をくりかえすとより重症な痔へと変化します。
ですから、切れ痔になってしまったら再発を防止することと悪化しないように対策を取ることが大切です。

3.切れ痔になったらどうしたらいいの?

前述したように、切れ痔でも軽傷の場合は自然に治ります。
便秘の後で硬い便が出たときなどに、1度だけ痛みがあったという場合は様子を見ていてよいでしょう。
2~3日くらい、便をするたびに軽い痛みがあるという場合は、薬局で売っている患部に塗る薬を使いましょう。
痛みがやわらぎますし、治りも早くなるでしょう。
排便をするたびに激しい痛みがはしったり、1週間以上痛みがひかなかったりする場合は病院を受診してください。
患部を診せるのが恥ずかしい人もいるかもしれません。
しかし、切れ痔の患部は雑菌が入りやすいため化膿(かのう)したらもっと大変なことになります。
また、前述したように切れ痔をくりかえすと、いぼ痔になることもあるでしょう。
今は、患部を隠すようにして診察もしてくれますから、安心して診察を受けてください。

4.切れ痔の悪化を防ぐ方法とは?

では、切れ痔になってしまった場合、どうすれば悪化を防げるのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

4-1.出血したら患部を清潔にする

切れ痔で出血した場合、雑菌に感染する可能性もあります。
ですから、ウォシュレットなどで患部をよく洗いましょう。
ウォシュレットがついていないトイレの場合は、浴室でシャワーを使ってもよいですね。

4-2.患部を温めてマッサージをする

患部を温めてマッサージをすると痛みがやわらぎ、悪化を防ぐ効果があります。
スカートをはいている方はスパッツなどをはいて冷えないようにしましょう。
また、尾てい骨あたりをマッサージしても血流がよくなって治りが早くなります。

4-3.排便の仕方を工夫する

硬い便を無理やり出そうとすると、どうしても肛門(こうもん)付近に負担がかかります。
便秘が続くと苦しくなりますが、できれば自然に便意が起こるように工夫しましょう。
便秘が1週間以上続いているようならば、市販の便秘薬を頼っても構いません。
その際、便を柔らかくする効果のある薬を使うと効果的です。
また、便の滑りをよくするためには、油の摂取も効果的でしょう。
オリーブオイルを大さじ一杯飲むと自然な便意が起こりやすくなります。

5.便秘を防ぐにはどうしたらいいの?

切れ痔の原因は便秘のことが多い、と前述しました。
では、便秘を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

5-1.水溶性食物繊維を取る

便秘に食物繊維が効果的なことは、広く知られています。
しかし、野菜やいも類に含まれている不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸って膨らむ性質があるのです。
ですから、便秘を解消したいからと不溶性食物繊維ばかり取ると、固い便ができる可能性があります。
水溶性食物繊維とは、海藻やこんにゃくなどに含まれている水に溶ける食物繊維のこと。
これは、便を包みこんで滑りやすくする働きがあります。
ですから、便秘になったら野菜ばかりでなくこんにゃくや海藻を食べましょう。

5-2.適度な油分を取る

ダイエット中は油分の摂取を極力控えている方もいるでしょう。
しかし、油分を控えすぎると便が硬くなります。
オリーブオイルなどの油を食べると便秘が治るのは、油が便の滑りをよくするためでもあるのです。
ですから、ダイエット中も適度な油分を摂取してください。

5-3.腸内環境を整える

腸内環境が悪化しても便秘になりやすいでしょう。
善玉菌を増やすためにヨーグルトやオリゴ糖などを摂取してください。
また、乳酸菌発行をした漬物なども腸内環境を改善する効果があります。
甘いものや酸っぱいものが苦手という場合は、ぬか漬けやキムチを食べましょう。
また、納豆もお勧めです。

5-4.適度に歩く

実は、座りっぱなしでもお尻付近の血流が悪くなり、切れ痔になりやすいのです。
ですから、仕事中はずっと座りっぱなしという人は、休憩時間に意識して体を動かしましょう。
また、クッションを使っている場合はドーナツ状のものがお勧めです。
さらに、座業の人は腰の冷えにも要注意。
下半身が動かないと血行が悪くなって冷えやすくなるでしょう。
ですから、冬は腰から下に毛布をまいたり足元を小さなヒーターなどで温めてたりしてください。

6.おわりに

いかがでしたか?
今回は切れ痔の悪化を防ぐ方法をご紹介しました。
まとめると

  • 切れ痔は悪化すると化膿したりいぼ痔になったりする。
  • 便秘が慢性化している人は切れ痔をくりかえしやすい。
  • 痛みが一週間以上続く場合は病院を受診しよう。
  • 患部を温めたりマッサージすると治りが早くなる。
  • 便秘を解消しよう。

ということです。
切れ痔であることをできれば隠したいという方は多いでしょう。
しかし、切れ痔は最初のケアが肝心です。
切れ痔になったらまずは便秘を解消したり患部を清潔にたもったりしましょう。
女性の場合はおりものシートなどを患部付近にあてていると清潔さをたもてます。
また、下着はこまめに変えてください。
さらに、からいものなど刺激物は切れ痔を悪化させます。
激からカレーやキムチなどが好きな人は、治るまでがまんしてください。
また、痛みが治まったからといって油断してはいけません。
少なくとも1か月くらいは気をつけて生活しましょう。

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