ストレスが原因の便秘はこうして解消! 効果的な改善方法を紹介!

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便秘の原因はさまざまです。
しかし、最近ストレスが原因の便秘に悩まされる人が増えています。
ストレス性便秘とは、どんな症状があるのでしょうか?
また、ストレスが原因の便秘の解消法はどうすればよいでしょうか?
そこで今回はストレスが原因の便秘の特徴や解消する方法をご紹介します。
この便秘は運動不足や食習慣が原因の便秘とは異なり、下剤を飲むと悪化してしまう場合もあります。
ストレス性便秘で悩んでいるという方や、ストレス性便秘の解消法が知りたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

目次

  1. 便秘とストレスの関係とは?
  2. ストレス性便秘の解消法とは?
  3. 過敏性大腸症候群になってしまったら?

1.便秘とストレスの関係とは?

まず初めに、ストレスと便秘の関係についてご紹介します。
ストレスがたまると下痢になるというイメージがある方もいるでしょう。
しかし、便秘と下痢というのは腸が正しく動いていないという点では同じことなのです。

1-1.ストレス性便秘の原因とは?

胃や腸などの内臓は、ストレスに弱いのです。
緊張すると胃が痛くなったりやたらとトイレに行きたくなったりする人も多いでしょう。
これは、自律神経のなかの交感神経が活発になることで胃腸の動きが乱れやすくなるからです。
胃腸の動きは自分の意志でコントロールできません。
胃腸の動きを調節するのは副交感神経といい、リラックスをしている際に働きやすい神経です。
しかし、ストレスがたまると副交感神経がうまく働かず、胃酸が多量に分泌されたり、腸がまるで痙攣をするように動いたりします。
その結果ストレス性便秘になってしまうのです。

1-2.ストレス性便秘の特徴とは?

ストレス性便秘の特徴は

  • 下腹部が痛いのに便が出ない
  • ウサギのフンのようなコロコロとした便が少量でて、残便感がある
  • 便秘と下痢が交互に繰り返される

などがあります。これがひどくなると「過敏性大腸症候群」という病気になります。
これは、ストレスがかかる場所に行こうとすると急に腹痛が来てトイレから出られなくなってしまう病気で、ひどくなると通勤や通学すら困難になってしまうでしょう。
有効な治療法は今だなく、対処療法で腹痛は排便をコントロールするしかありません。
誰にも相談できずに悩んでいる患者がかなりの数にのぼるのでは?と考えられています。

2.ストレス性便秘の解消法とは?

では、ストレス性便秘を解消するにはどうしたらよいのでしょうか?
この項ではその方法をご紹介します。

2-1.一般の便秘解消の方法では逆効果?

便秘になると下剤を使うという方は多いでしょう。下剤は腸の運動をうながす効果のある成分が含まれています。
しかし、ストレス性便秘の場合は腸がけいれんしているのですから、下剤を飲めば余計にけいれんがひどくなってしまいます。
つまり、お腹が痛くなるばかりで効果が得にくいのです。
また、野菜などに含まれている不溶性食物繊維は、腸の中で膨れることで蠕動運動を活発にします。
しかしこれもまたストレス性便秘には逆効果になりがちでしょう。

2-2.食事を見直そう

ストレスがたまると暴飲暴食をしてしまう、という方は少なくないでしょう。
また、お酒でストレスを解消するという方もいます。しかし、ただでさえ弱っている胃腸に負担がかかることをすれば、便秘はますます悪化してしまいます。
ストレス性便秘の場合はまず暴飲暴食と過度の飲酒を控え、胃に優しい食事をゆっくりととることを心がけましょう。
できれば油をたっぷりと使った洋食や中華より、和食がおすすめです。
また、ストレスで食欲がないという方も胃酸が出すぎて内臓が荒れてしまいます。
ヨーグルトやゼリーなどのど越しが良く、栄養価の高いものを少しずつでも取るように心がけてください。

2-3.無理をしない

ストレスには自覚のあるものとないものがあります。
とくに「自分ががんばらなければ」と気を張っているときは、ストレスを感じていると気づかない場合もあるでしょう。
しかし、体は正直です。今まで何の問題もなかったのに、急に便秘になり心当たりもないという場合は、ストレスを疑いましょう。
ストレスが解消されれば便秘も自然に治っていきます。
仕事の残業や休日出勤はできる限り断る、休日は遊びではなく体を休めることに重点を置くなどして、無理をしないようにしましょう。
また、悩みを誰かに話すだけでも気持ちが軽くなることもあります。
家族や友人には話ずらいという場合は、同じ悩みを抱えている人たちが集まるSNSなどを利用してもいいでしょう。
匿名だからこそ言い合えるという話もあります。また、人間関係を見直してみるのもストレス解消のきっかけになります。

3.過敏性大腸症候群になってしまったら?

ストレス性便秘が悪化すると過敏性大腸症候群を発症する恐れがあります。
この病気は下痢だけの症状が現れる人や便秘と下痢が交互に繰り返される人など、症状に個人差があります。
しかし、自然な排便ができないことには変わりありません。

  • 出かけようとすると猛烈な腹痛に見舞われる
  • 数日間便秘が続いたら下痢になる、という症状が1カ月以上続いている
  • 会議や発表会など重要で緊張しやすい場面になると腹痛が起こる

という症状に悩まされている人は、一度病院を受診しましょう。現在、過敏性大腸症候群の特効薬はありません。
しかし、ストレスを和らげる薬や整腸剤などで症状が緩和(かんわ)した人もいます。
便秘や下痢の悩みは医師とはいえ人には相談しにくいでしょう。
しかし、過敏性大腸症候群は放っておいても治るという病気ではありません。
むしろ今度は「いつ腹痛が起こるか」という不安が加わって、ひどい人になると外出すらできなくなってしまいます。
現在、日本人の約10%~15%がこの過敏性大腸症候群に悩まされているそうですから、決して珍しい病気ではありません。
便秘と下痢を繰り返して、腸が弱り切ってしまう前にまずは内科で診察を受けましょう。
その結果しだいではもっと専門的な病院を紹介される場合もあります。
また、過敏性大腸症候群は根気強い治療が大切です。1~2回病院に通ったからといって治るものではありません。
場合によっては定期的に薬を変えて様子を見るといった治療が行われることもあるでしょう。
病気がストレスにならないように、ある程度リラックスして治療を受けることも大切です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はストレスが原因の便秘についてご紹介しました。
まとめると

  • ストレス性便秘は腸がけいれんして起こる便秘
  • 下剤を飲んだり食物繊維を食べると悪化する場合もある
  • ストレス性便秘を放置しておくと、過敏性大腸症候群を発症する場合がある
  • 暴飲暴食を控え、無理をしない生活をすることが大事

ということです。現在はストレス社会とも言われ、ストレスが原因の便秘で悩む方も増えています。
しかし、社会生活を行っている以上、完全にストレスフリーの生活をすることもできません。
ストレスとうまく付き合っていく方法を見つけ出すことも大切です。
特に「食べることだけが楽しみ」という方はストレス性便秘になってしまうと甲斐性が難しいです。
散歩をするなどの体を動かす趣味を始めたり、胃腸に負担のない暮らしを心がけてみましょう。
また、過敏性大腸症候群を発症した場合はできるだけ早く病院に行ってください。
便秘と下痢を繰り返していると、腸自体がダメージを受けてしまいます。

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