すぐにできる! 便秘が解消できる便座の座り方

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便秘の悩みはつらいものです。便秘が引き起こすほかの問題を避けるためにも、なんとか便秘を解消する方法はないかと考える方も多いことでしょう。実は、便座の座り方を変えるだけで、劇的に便秘を解消できることがわかりました。どのような便座の座り方が便秘を解消するのか、その仕組みについての解説も含めてご紹介します。

  1. 体の仕組みを考えた便座の座り方
  2. 今すぐできる便座の座り方の改善方法
  3. いきみ方にも注意しよう

1.体の仕組みを考えた便座の座り方

1-1.直腸と肛門(こうもん)の位置からわかる便座の座り方

体の仕組みを考えるなら、おのずと便秘を解消するための便座の座り方がわかってきます。通常わたしたちは立つ、または座る姿勢で生活しているわけです。ですから、もし直腸と肛門(こうもん)がまっすぐにつながっているならば、便は容易に出てしまうことになります。しかし、そのようなことが生じないのは、体の仕組みの不思議なところです。実は、直腸と肛門(こうもん)は直角につながっているので、便が重力によって排出されないような作りとなっています。簡単に言うなら、直腸は背中側から前に向かって伸びており、そこから肛門(こうもん)の方向へ下に向かっているのです。ですから、体の姿勢がその直腸と肛門(こうもん)のつながりぐあいをまっすぐにしてあげることができれば、排便のしやすい姿勢になるということになります。

1-2.和式と洋式どちらを選ぶか

日本人の便秘は昔と比べて増えてきていると言われています。この主な原因は、和式便器から洋式便器へと主流な便座様式が変化していったことが原因のようです。つまり、和式便器であれば自然と体育座りのようになり、直腸と肛門(こうもん)がまっすぐになる体のかたちになることが自然な排便を促進していたということになります。ですから、もしどうしても便秘が治らないのであれば、あえて和式トイレで試してみるということもひとつの方法です。

1-3.便秘になりやすい便座の座り方

そのように考えると、便秘になりやすい便座の座り方もわかってきます。まっすぐに姿勢を正すような座り方で便座に座るなら、直腸と肛門(こうもん)を直角に保った状態となるので排便を促進することはありません。逆にのけぞるような姿勢でいきんだとしても、その姿勢は直腸と肛門(こうもん)への流れをより悪くするため、まったくの逆効果となります。また、便秘に取り組むために長居することを前提に本やスマートフォンを持ち込むこともおすすめできません。効率的に座り、的確なタイミングでいきむならしっかりと排便を行うことは可能です。

2.いますぐできる便座の座り方の改善方法

2-1.洋式トイレでもできる便秘解消の座り方

一番理想的な姿勢は和式トイレで前かがみになることですが、自宅のトイレが洋式であるという方もおられることでしょう。その場合には、どうぞ直腸と肛門(こうもん)の位置をまっすぐにすることを意識して、前かがみの姿勢をとって座ってください。意識としては、胸をひざにより近づける姿勢をとるような気持ちがよいでしょう。すると、自然とかかとが浮いてきます。そのように前かがみでかかとを少し持ち上げた姿勢が正しい姿勢です。

2-2.足の位置をあげてみよう

先ほども述べたように、最も理想的な座り方は和式トイレでの姿勢です。ですから、前かがみになりかかとをあげるだけでは、直腸と肛門(こうもん)をまっすぐにするための十分な姿勢とならない場合もあります。そのような場合には、どうぞ箱などの台を足元に置いてください。便座と同じ高さの箱を足の台にすることが理想です。そうすると、便座に座りながら体育座りをしているような姿勢になります。どうぞバランスを崩さないように注意してください。もし、適当な高さの箱が見つからなければ、風呂用のイスなどを使用することもできるでしょう。

2-3.腸の動きをよくしよう

直腸と肛門(こうもん)の位置がまっすぐになったなら、次は直腸への適度な刺激を与えてあげましょう。下腹に両手を当てて押し出すようなマッサージを行います。あまり強く押しすぎることのないようにしてください。腹の筋肉を動かして、下腹部全体の動きをよくするようにもできるでしょう。さて、ここまでは便座での座り方について考えましたが、適度ないきみも確かに必要です。とはいえ、やみくもに「いきめばよい」というわけではありません。それでは、効率的ないきみ方についても考えてみましょう。

3.いきみ方にも注意しよう

3-1.いきむのは短めに

便秘のときは、便は固めとなる傾向があります。そのため、あまりいきみすぎると肛門(こうもん)に無理がかかり、痔(じ)になるリスクがあることを忘れないようにしてください。痔(じ)になると便をしにくくなることから、便秘をさらに悪化するという悪循環になりかねません。ですから、便器でいきむときは、最大3分程度までとしておきましょう。肛門(こうもん)へ向けて軽くいきむのが最もよい方法です。リズムも大切ですので、ずっといきみすぎないようにもしましょう。直腸と肛門(こうもん)の働きを意識した「いきみ方」が効果的です。

3-2.わき腹の筋肉を動かそう

直腸と肛門(こうもん)へ働きかけるよう筋肉を動かすために、最もわかりやすいのはわき腹の筋肉を動かすことです。トイレにいく前にわき腹の筋肉をねじるように動かして、体内の筋肉の動きをよくしておくこともできます。いきむときに動かしたい筋肉は、ちょうどせきをするときに動く筋肉です。どうぞ、いきむときにはそのあたりの筋肉を動かすように心がけてください。普段からわき腹の筋肉の運動を心がけることにより、腸全体の動きが活発になるため慢性便秘を解消する助けにもなります。

3-3.いきまなくてもよいように事前にできること

このようなわき腹の筋肉の運動に加えて、規則正しく朝食をとることも便秘解消に役立ちます。また、朝おきたときにまず水を飲んで、腸の動きを刺激してあげることもできるでしょう。便意を感じたときには我慢せずに、すぐにトイレにいくことも大切です。ヨーグルトや繊維質の食べ物をふんだんに取り入れることも心がけてください。そのような重なる努力によって、きっと便秘を解消することができるはずです。

まとめ

便秘を解消することは意外にも便器の座り方でも可能であることがわかりました。

  • 直腸と肛門(こうもん)の位置を意識する
  • 前かがみになる
  • かかとを浮かす
  • 箱などを用い足をあげて座る

などの方法がありました。

また、運動や規則正しい生活などの努力を合わせて行うことも大切です。便秘を解消することにより、毎日の生活もさわやかになり、身も心も軽くなることでしょう。

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