便秘に効果のある漢方薬はコレ! 市販の便秘薬とはここが違う!

このエントリーをはてなブックマークに追加

便秘が続くと食欲不振になったり、下腹部が張って苦しくなったりする人は多いでしょう。
食生活を改善したり運動をしたりしても便秘が改善しない場合は、薬に頼った方が効果的です。
しかし、市販の便秘薬は使い続けると習慣になってしまうこともあります。
そこで、お勧めなのが便秘解消の効果がある漢方薬。
今回は、便秘解消効果のある漢方薬や漢方薬を使うメリット・デメリットをご紹介します。
便秘解消に漢方薬を利用してみたいと考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. 市販の便秘薬と漢方薬との違いとは?
  2. 便秘に効果がある漢方薬の種類とは?
  3. 便秘解消効果のある漢方薬を使うメリットとは?
  4. 便秘解消効果のある漢方薬を使用する際の注意点とは?
  5. おわりに

1.市販の便秘薬と漢方薬との違いとは?

まず始めに、ドラッグストアで売られている市販の便秘薬と便秘解消効果のある漢方薬との違いをご紹介します。
いったいどのような違いがあるのでしょうか?

1-1.市販の便秘薬の特徴とは?

市販の便秘薬には、いろいろな種類があります。
しかし、どの薬も「飲めば数時間で効果がある」という特徴は共通しているのです。
中には、浣腸(かんちょう)のように使って数十分で効果が出るものもあるでしょう。
これは、便秘薬の成分が腸を刺激して排便を促(うなが)すからです。
ですから、たくさん飲み過ぎるとおなかが痛くなったり下痢になったりします。
病院で処方される便秘薬も同じです。
効き目の強弱はあれ、腸を刺激してぜん動運動を活発化させて排便を促(うなが)します。

1-2.便秘解消効果のある漢方薬の特徴とは?

東洋医学では、「便秘」という症状に対してではなく体質によって薬を使い分けます。
たとえば、「疲れやすく体力がない」「ダイエットを頻繁(ひんぱん)にしているのでやせ気味」といった人には、内臓に力を与え消化吸収能力をアップさせるような漢方を処方するのです。
つまり、腸を刺激して排便を促すだけでなく内臓全体の調子を整えて、便秘体質そのものを改善させる効果があります。
ですから、便秘解消の効果がある便秘薬は、市販の便秘薬より即効性がないものも多いです。
しかし、飲み続けていくうちにだんだんと便秘が改善されていく可能性も高いでしょう。
その場しのぎではなく、便秘体質そのものを変えたいという方にお勧めです。

2.便秘に効果がある漢方薬の種類とは?

便秘に効果のある漢方薬は、いろいろな種類があります。
たとえば、「麻子仁丸(ましにんがん)」などは、市販の便秘薬と同じように腸のぜん動運動を促(うなが)し、便秘を解消させるのです。
また、体の冷えから便秘になる人には体を温める効果のある「人参湯(にんじんとう)」などが処方されます。
このほかにも、体のホルモンバランスを整える「加味逍遙散(かみしょうさん)」や、胃腸を丈夫にする「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」なども便秘で悩んでいる方には効果があるでしょう。
つまり、漢方薬を利用しようと思った場合は、便秘以外の体の不調もチェックする必要があるのです。
漢方薬を購入する前に、便秘以外の体の不調もぜひ確認してみましょう。
便秘薬を選ぶ際の参考になります。

3.便秘解消効果のある漢方薬を使うメリットとは?

では、便秘解消効果のある漢方薬を使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
この項では、それをご説明していきます。

3-1.便秘以外の体の不調が改善する

便秘で悩んでいる方は、そのほかにも体の不調を抱えているケースも多いです。
たとえば、肌荒れやイライラ。体の冷えや食欲不振。
ささいなことでくよくよしやすいといった、精神的な不調を抱えている人もいるでしょう。
症状にあった漢方薬を飲めば、それらがまとめて改善する可能性もあるのです。
ですから、「便秘薬を飲んだら便秘が改善した」というだけでなく「漢方薬を飲んだら体調もよくなって、便秘も改善した」となる人も多いでしょう。

3-2.習慣になりにくい

市販の便秘薬は、腸のぜん動運動を促(うなが)す成分が入っています。
ですから、即効で効果が出やすいのです。
しかし、この成分を使い続けているとやがて体に耐性がついてしまう人もいます。
「しょっちゅう便秘薬を使っていたら、だんだん効き目が薄れてきた」という人もいるでしょう。
便秘薬に頼って排便し続けていると、やがて便秘薬なしでは腸が動かなくなってしまうこともあります。
しかし、便秘解消効果のある漢方薬はただ単に腸のぜん動運動を促(うなが)すだけではありません。
内臓全体に働きかけ、便秘が解消するように体質を変えていくのです。
ですから、最初から長期服用を前提に造られています。
毎日飲み続けても、「便秘薬を使わなければ便が出ない」ということにはなりにくいでしょう。

3-3.いろいろな人が使える

市販の便秘薬は、種類によって効果に差があります。
ですから、妊婦や高齢者には使えないものもあるのです。
便秘解消効果のある漢方薬は、市販の便秘薬に比べて効果が穏やかなものが多いため、いろいろな人に使えます。
ただし、市販の便秘薬の服用を止められている人は必ず漢方薬を使用する際、医師に相談してください。

4.便秘解消効果のある漢方薬を使用する際の注意点とは?

では、最後に便秘解消効果のある漢方薬を使用する際の注意点をご紹介します。
漢方薬はメリットばかりではありません。デメリットもあるのです。

4-1.服用している薬がある人は、必ず医師に相談する

漢方薬は生薬だから副作用がないと思っている人もいますが、それは間違いです。
飲む薬の組み合わせによっては副作用が出る場合もあるでしょう。
ですから、現在持病があって服用している薬がある方は、必ず医師に相談してから服用を開始してください。
妊婦も同様です。
特妊娠初期は赤ちゃんの大切な臓器が作られる時期。
たとえ漢方薬とはいえ、不用意に薬を飲まないように気をつけましょう。

4-2.急に便秘になった場合は、まず病院を受診する

便秘は、多くの人が悩んでいる軽い体の不調です。
しかし、中には病気が原因の便秘もあります。
特に、大腸がんを発症したり腸にポリープができたりすると便秘になる方が多いでしょう。
今まで便秘をしたことがなかったのに急に便秘になったという場合は、まずは病院を受診してください。

4-3.今すぐ便秘を解消したいという場合は、市販薬を使用しよう

何日も便秘が続いて苦しい場合は、すぐに便を出す必要があります。
このような場合は、市販の便秘薬を使用し方が効果的でしょう。
便秘が続くと腸の中で水分が失われ、やがて自力で排便できなくなるかもしれません。
そうなる前に、まずは便を出すことが大切です。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、便秘解消効果のある漢方薬や使用する際の注意点などをご紹介しました。
まとめると

  • 漢方薬は体質を改善して便秘を治すことを目的にしている。
  • 漢方薬を使用すれば、便秘以外の体調不良も改善する可能性がある。
  • ほかの薬を服用している人は、事前に医師と相談してから漢方薬を使用しよう。

ということです。
漢方薬はときとして、サプリメントや健康食品と混同される場合もあります。
しかし、漢方薬はれっきとした医薬品。
用法と用量を守って正しく使用してください。
また、長年市販の便秘薬を使って便秘を解消してきたけれど、なんとかして自然に排便できるようにしたいという方にも漢方はお勧めです。
効果が出るまで時間がかかりますが、食生活の改善や運動と併用してぜひ使ってみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加