便秘が原因で糖尿病になる? 血糖値が気になる方必見の便秘解消法

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糖尿病と便秘には深い関係性があるのをご存じでしょうか? 実は、糖尿病が原因で便秘になることもあれば、便秘が原因となって糖尿病を引き起こすこともあるのです。

今回は糖尿病と便秘の関係性について中心にご紹介していきたいと思います。便秘改善に役立つ食品についてもご紹介しますので、ぜひ最後までおつきあいくださいね。

  1. 糖尿病と便秘の関連性とは?
  2. 便秘が糖尿病を引き起こすことも!?
  3. 実践すべき便秘の改善法!
  4. 今日から取り入れたい便秘改善食品!

1.糖尿病と便秘の関連性とは?

糖尿病になると便秘や下痢を引き起こしやすいといわれています。食べ過ぎたわけでもないのに下痢になっていたり、便通がよかったはずなのに突然便秘になったりした場合には糖尿病を疑わなければいけません。

1-1.キーワードは『神経』

糖尿病のサインである便秘や下痢。では、なぜ糖尿病になると便秘や下痢を引き起こしやすくなるのでしょうか。

それは、糖尿病の合併症である『糖尿病性神経障害』が原因。糖尿病性神経障害は糖尿病の『3大合併症』と呼ばれ、その中でも特に症状が早く現れる病気です。

そして、糖尿病性神経障害は自律神経に大きな障害を引き起こします。

1-2.自律神経と便秘・下痢の関係性

自律神経は心臓・肺・胃・腸・膀胱(ぼうこう)・子宮・血管・汗腺などといった体中の様々な部分を支配する神経です。ひいては、呼吸・消化・分泌・代謝・体温調節などといった、無意識に行われている機能を支配しているといっても過言ではありません。

ですから、自律神経に障害が出ると胃や腸の消化機能に異常が発生し、消化が非常に早くなったり遅くなったりとバランスが崩れてしまいます。結果として、下痢や便秘といった症状として出てくるというわけです。

ただし、突然便秘や下痢になったからといって、必ずしも糖尿病だとはいえませんので過度に悲観する必要はありません。自律神経というのは非常にデリケートで、ストレスや寝不足などでも容易にバランスを崩してしまうからです。また、単純に早食いなどの消化不良が原因ということもあります。

まずは生活習慣を規則正しいものにして、食事もゆっくりと適切な量をとるように心がけてみてください。それでも、便秘や下痢が改善しない場合は、病院に行くようにしましょう。

2.便秘が糖尿病を引き起こすことも!?

ここまで、糖尿病が原因の便秘や下痢についてお話ししてきましたが、実は、逆に便秘が糖尿病を引き起こすリスクもあるのです。

では、どのようにして便秘が糖尿病を引き起こすのかを覚えていきましょう。

2-1.キーワードは『すい臓機能の低下』

糖尿病は血糖値が高まることで発症する病気ですが、普段はすい臓から分泌されるインシュリンによって血糖値が抑制されています。

しかし、便秘になると腸内の発生する腐敗ガスが血中に漏れ出し、すい臓の機能が低下してしまうのです。そのため、便秘が長引けば長引くほど血糖値が高まりやすくなり、結果として糖尿病のリスクも高まります。

3.実践すべき便秘の改善法!

血糖値が高いと診断された方は、食事制限を行うようになると思います。食べ過ぎ飲み過ぎはご法度ですよね。

しかし、食事の量が減ると、余計に便秘になりやすくなってしまうという困った弊害もあります。では、どのような点に気をつければ便秘を改善できるのでしょうか。

3-1.適度な食習慣

暴飲暴食は消化器官に大きな負荷をかけます。結果として下痢や便秘といった悪影響が引き起こされるでしょう。また、暴飲暴食を続けて肥満になれば、糖尿病のリスクはグッと高まります。

毎日の食事は規則正しく、2食なら2食、3食なら3食、きっちりと同じ時間に食べましょう。そして、腹8分目に押さえる努力をしてくださいね。

3-2.規則正しい生活習慣

規則正しい生活習慣は自律神経のバランスを保つ上で非常に重要です。徹夜を繰り返したり、就寝時間や起床時間が大きくずれたりするようなことは、なるべくないようにしましょう。

また、できれば毎日太陽の光に当たることを心がけてください。太陽の光を受けると体内時計がリセットされ、自律神経のバランスを整えてくれるからです。実際、宇宙飛行士は太陽光ライトを10分ほど浴びるようにしています。信じられないという方は、ダマされたと思ってぜひ実践してくださいね。

3-3.定期的なストレス発散

ストレスも自律神経に大きく影響します。ですから、なるべくストレスをためないようにすることが大切です。一番いいのは体を動かすこと。ゲームや読書などもよいのですが、体を使った方がより効果的です。

4.今日から取り入れたい便秘改善食品!

便秘は生活習慣を変えること以外に、食事で改善することも可能です。食事療法は非常に即効性が高いので効果を実感しやすく、やりがいのある改善方法といえます。ぜひ、試してみてくださいね。

4-1.オリゴ糖

糖尿病患者の方、あるいは糖尿病を心配する高血糖の方に知っておいてほしいのがオリゴ糖です。

「オリゴ糖って糖質だし、血糖値が高いから無理だよ……」と思われた方、少し待ってください。オリゴ糖は普通の砂糖とは違い、糖質制限中でも食べられる糖分なのです。

一般的に出回っている砂糖というのは『多糖類』と呼ばれるタイプで、非常に体に吸収されやすい性質があります。しかし、オリゴ糖は『単糖類』と呼ばれるタイプで、非常に吸収されづらい性質があるのです。ですから、血糖値の気になる方にもおすすめできます。

オリゴ糖が便秘に効く理由については、すでにお話しした『吸収されづらい性質』が重要です。普通の砂糖は大腸にたどり着くころにはほとんどが体に吸収されていますが、オリゴ糖は吸収されづらいので大腸までたどり着きます。そして、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌の繁殖を促してくれるのです。

皆さん知ってのとおり、善玉菌は腸内環境を整えてくれる細菌。たくさん増えれば、それだけ便秘の解消に役立つでしょう。

4-2.プルーン

プルーンは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランスよく含むだけではなく、ソルビトールという糖質が含まれています。

ソルビトールは便秘薬にも用いられている成分です。大腸の水分吸収機能を抑制し、便が硬くなるのを阻害する働きがあるので、結果として便秘の解消に役立つでしょう。

4-3.オリーブオイル

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、腸内をなめらかにする作用があります。とある実験によれば、毎日大さじ1杯のオリーブオイルを飲み続けた被験者64人中63人が改善を実感したそうです。つまり、99パーセントの比とはオリーブオイルで便秘が改善したということ。とてもすごいことですよね。

オリーブオイルは油なのであらゆる料理に使え、飽きも来ないスーパー食材。毎日の食事に取り入れるようにしましょう。

4-4.バナナ

バナナも便秘に役立つ食品。食物繊維が豊富なだけではなく、オリゴ糖が多く含まれているので善玉菌を増やす効果もあるでしょう。さらに、まだ色づいていない緑色のバナナには、レジスタントスターチというデンプン質が含まれています。このレジスタントスターチは食物繊維に似た働きを持っているので、まさに一石三鳥な食材といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は糖尿病と便秘の関連性について中心にご紹介しました。

  1. 糖尿病と便秘の関連性とは?
  2. 便秘が糖尿病を引き起こすことも!?
  3. 実践すべき便秘の改善法!
  4. 今日から取り入れたい便秘改善食品!

便秘は糖尿病の原因となり、糖尿病もまた便秘の原因となる。それぞれには深い関係性があります。ですから、糖尿病にかかっている方もそうでない方も、便秘には細心の注意を払うようにしましょう。

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