お腹が痛い!腹痛の場所からわかる痛みの原因と4つの対処法をご紹介!

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腹痛

多くの方が悩まされている腹痛。腹痛は痛みの場所から痛み方までさまざまな症状があります。「大事なときに限ってお腹(なか)が痛くなる…」「慢性的に痛む」「突然刺すような急激な腹痛に襲われる」といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

腹痛を「いつものこと」だと我慢して放っておくのは大変危険です。痛みの裏には重大な病気が潜んでいる可能性もあるでしょう。そこで今日は、腹痛の場所や痛み方から考えられる病気とすぐに受診したほうがいい危険症状について解説していきます。

  1. 腹痛が起きる場所はどこ?
  2. 腹痛には3つの痛み方がある
  3. 腹痛から考えられる病気とは?
  4. 腹痛で注意したいチェックポイント
  5. 症状に合わせた腹痛の対処方法とは?
  6. 心配ない例と受診が必要な危険症状の見分け方
  7. 腹痛の予防方法~日常生活からできること~

この記事を読むと、お腹が痛いときにどんな病気が考えられるかを知ることができます。早めに病院を受診すべき症状もわかりますので、重症化することも防げるでしょう。日常生活でできる腹痛の予防方法もご案内しています。簡単な方法ですので、ぜひ実践し、腹痛に悩む日々から解放されましょう。


1.腹痛が起きる場所はどこ?

腹痛と一言で言っても、「胃が痛い」「みぞおちあたりが痛む」など痛みの場所は人それぞれです。日によって痛む場所が違う、痛みの場所が移動することも多いでしょう。腹痛が起こる場所から疑われる病気についてご紹介します。

1-1.みぞおちが痛むとき

みぞおちが痛むときは、「胃疾患」の可能性があります。食べ過ぎ・飲み過ぎストレスから起こる急性胃炎、ストレスが原因の神経性胃炎はみぞおちの痛みが特徴です。虫垂炎(盲腸)の初期もみぞおちが痛むと言われています。その他、十二指腸潰瘍・胃潰瘍・食中毒・胆石・膵炎(すいえん)もみぞおち周辺に痛みが起こるでしょう。みぞおちの痛みが激しく胸も痛む場合、心筋梗塞の疑いもあります。

1-2.右上腹部が痛む

右上腹にある臓器は、肺や胆のう、十二指腸のほか、肝臓や腎臓です。この部分が痛むと、まずは胆のうと肝臓の病気を疑います。急性胆のう炎・胆石の発作・急性胆管炎・胃炎・十二指腸潰瘍・膵炎(すいえん)・肝がんなどです。

1-3.左上腹部が痛む

左のわき腹あたりが痛む場合、胃疾患や膵疾患を考えます。胃潰瘍・胃がんのほか、膵臓(すいぞう)破裂・大動脈りゅうなどです。お腹(なか)の左には、胃・膵臓(すいぞう)・腎臓・尿管・腸、女性は卵巣があります。痛みと同時に下痢がある場合は腸炎、血尿があれば腎結石などの心配があるでしょう。熱がある、強い痛みを伴う場合いは早めに受診してください。

1-4.おへそ周辺(おなかの真ん中)が痛む

お腹(なか)の真ん中、おへそ周辺の痛みは、小腸疾患を疑います。おへそ周辺にある臓器は、胃・小腸・十二指腸・大腸・胆管・子宮・卵巣などです。便秘やガスが溜(た)まった場合もおへそ周辺の痛みや張りを感じます。腸閉塞や急性すい炎もお腹(なか)の真ん中に痛みを感じるため注意してください。

1-5.右下腹部が痛いとき

右下腹部が急に激しい痛みに襲われる場合虫垂炎(盲腸)を疑います。女性の場合、卵管や卵巣、子宮があるため、婦人科系の病気も考えましょう。激痛がある場合尿管結石も疑われます。腸間膜リンパ節炎、 憩室炎なども右下腹部に痛みを感じることが多いです。

1-6.左下腹部が痛む

お腹(なか)の左下が痛む場合、症状によっては緊急を要する病気を発症しているケースも多いです。考えられる病気として、潰瘍性大腸炎・急性腸炎・憩室炎・腸閉塞、女性は子宮外妊娠・卵巣嚢腫(のうしゅ)捻転などがあります。便秘やガスが溜(た)まっているときも左下腹部に慢性的な痛みを感じるでしょう。

1-7.下腹部が痛むときは

下腹部は消火器・泌尿器・生殖器のある場所です。下腹部が痛い・突然チクチクとした痛みに襲われた場合考えられる病気は、腸閉塞・腸捻転・尿管結石などの疑いがあります。排尿するときに痛みを感じるケースでは膀胱(ぼうこう)炎を考えましょう。

女性は、月経があるため下腹部の痛みを感じることも多いです。症状が続く場合や痛みが激しいときは、慣れている痛みと思わず、すぐに婦人科を受診してください。

2.腹痛には5つの痛み方がある

お腹(なか)の痛みには、5つの種類があることをご存じでしょうか? キリキリ・チクチク・鈍い痛みや刺すような激しい痛みまで、痛みを人に伝えるのはなかなか難しいものです。この項では腹痛の痛みのパターンについてご紹介していきます。

2-1.内蔵性腹痛

内蔵が原因で引き起こされる腹痛です。消化器官の収縮や麻ひ・拡張によって、キリキリしたうずくような痛みに襲われます。痛む場所がはっきりとわからないことが多く、なんとなくお腹(なか)が痛いという感じです。吐き気や冷や汗が出ることもあります。下痢のときに感じる痛みは内蔵性腹痛です。

2-2.体性腹痛

体性腹痛は、腹膜や腸間膜、横隔膜にある知覚神経が刺激されることで起こる腹痛です。鋭く刺すような痛みが30分以上続きます。痛む場所がはっきりしていて、歩くとひびくことが特徴です。炎症を起こした部分を押すと痛みを感じます。体性腹痛は、自然に治まらないことも多いです。

2-3.心因性腹痛

ストレスからくる痛みを心因性腹痛と言います。緊張したときやイライラしているときなど、胃に痛みを感じませんか?大事な会議前に限って胃が痛くなると言ったケースは心因性腹痛の代表的な症状です。臓器など器質的に異常がなくても、症状が治まらない場合は、ストレスが原因で臓器に異常が現れることもあります。

2-4.関連痛

関連痛は、ほかの部分の症状が、腹痛となって現れる症状のことです。炎症を起こしている部分の刺激が激しいときに脳が痛みの発生している場所を誤認識することから引き起こされると言われています。

2-5.放散痛

放散痛はその文字どおり痛みが徐々に伝染し、1か所からさまざまな部位で感じるようになります。原因が腹部にあるのに、腹部と離れた場所で痛みを感じるのです。腹部の近くの皮膚に痛みを感じることもあります。

3.腹痛から考えられる病気とは?

腹痛が起きたときに考えられる主な病気を見てみましょう。

3-1.腸炎・急性腸炎

腸炎は、何らかの理由により腸が炎症を起こす病気です。消化器系の病気の中では比較的多くの人に見られます。腸炎の中には、慢性・急性・神経性のものがあり炎症は発症する場所により症状も異なるでしょう。激しい下痢・腹痛・下腹部の張り腸の痛みを感じます。

軽症の場合は、自然に回復するのですが、重度の場合は入院が必要です。小腸に炎症があるとおへそ周辺に、大腸に炎症があると下腹部に刺し込むような痛みを感じます。急性腸炎の多くは、ノロウィルス、腸炎ビブリオなど細菌感染で起こる感染性胃腸炎です。

3-2.急性虫垂炎(盲腸)

急性虫垂炎とは、俗に言う「盲腸」のことです。大腸の先にある盲腸から出ている虫垂という突起物が炎症を起こすことで痛みを感じます。虫垂が炎症を起こす原因は細菌感染です。炎症が起こると、腹痛や発熱、症状が進めば腹部全体に激しい痛みを感じ腹膜炎を起こすこともあります。

女性が注意したいのは、腹膜炎による卵管閉塞です。細菌感染が卵管や卵巣まで広がると卵管が詰(つ)まり、不妊になることもあるでしょう。虫垂炎の痛みは、みぞおちやへその周辺から始まり、時間が経(た)つとともに右下腹部へ移動します。症状が進行すると、腹膜炎を引き起こし、お腹(なか)全体に痛みを感じる人が多いです。虫垂の炎症部分を触ると痛みを感じます。咳(せき)をする、歩くだけでも痛みが強くなるでしょう。痛みとともに現れる症状は、吐き気と発熱、嘔吐(おうと)などです。

3-3.胃炎・胃潰瘍

お酒の飲み過ぎやストレス、ウィルス感染により胃に炎症やただれが起きる状態が胃炎です。胃壁は、通常、胃粘液で守られています。しかし、過労や精神的ストレスにより自律神経の働きが乱れると、胃酸と胃粘液のバランスも崩れてしまうのです。胃酸が多くなると胃の粘膜を傷つけ、潰瘍ができてしまいます。

胃炎は、みぞおち部分の痛みのほか、胃もたれ・不快感・吐き気・満腹感・時には出血することがあるでしょう。胃炎には急性と慢性があり、慢性胃炎の原因でもあるピロリ菌が胃潰瘍を引き起こす要因とも言われています。

胃潰瘍は、胃酸が何らかの要因により胃の粘膜まで消化してしまう病気です。胃壁がただれるどころか胃に穴が開いてしまうこともあります。食事中や食後に感じるみぞおちの痛みが代表的です。胸やけ・ゲップ・吐き気・症状が進むと吐血や下血が見られるでしょう。胃に穴が開いた場合は手術が必要です。

3-4.胆石症・急性胆のう炎

肝臓の下にある胆のうという臓器は、肝臓から送り出される消化液の「胆汁」が蓄えられる場所です。食事を摂(と)ると胆汁を胆管から送り出し、十二指腸や小腸で脂質やビタミンの吸収を助けます。

胆石症とは、胆汁が通る道で、胆汁が固まり詰(つ)まってしまう病気です。日本人の10人に1人が胆石を持っている言われ、胆石の発症は珍しくありません。胆石を発症する患者は、40歳代の肥満気味な女性に多いと言われています。胆石の原因ははっきりとはわかっていません。しかし、脂肪の多い食事や不規則な食生活・ストレスが深く影響していると言われています。胆石が原因で、急性胆管炎や急性胆のう炎を発症することもあるでしょう。重症になる前に適切な治療を受けないと死に至ることもある危険な病気です。胆石の症状は、胆石疝痛(せんつう)と呼ばれる強い腹痛があります。

胆石は転げまわるほど痛いというイメージが強いのですが、疝痛(せんつう)が現れる前に、みぞおちの不快感や軽い痛みが出ているケースが多いです。この時点で病院を受診すれば、治療は投薬で済みます。急性胆のう炎になると、手術で胆のうを摘出しなければならないこともあるでしょう。

3-5.ストレスが原因の過敏性腸症候群

最近、20代~30代の若い人に多い過敏性腸症候群は、腹痛と下痢型や便秘型、下痢と便秘を繰り返す症状を伴う病気です。トイレのない電車内などで不安感を感じ、精神的な苦痛も伴います。過敏性腸症候群を発症するはっきりとした原因はわかっていません。しかし、ストレスを受けたときに脳下垂体から放出されるストレスホルモンが関係していると言われています。排便後、残便感がある、ガスが溜(た)まりやすい・休日や睡眠時に症状が出ないことも特徴です。

午前中(通勤時)に腹痛が多いなどの症状が見られる場合は過敏性腸症候群の疑いがあるでしょう。「もしトイレのない場所で症状が出てしまったら・・」と心配し家を出られなくなってしまうこともあります。過敏性腸症候群の治療は、自分の症状とうまく付き合っていけるような心の治療も必要です。

3-6.便秘・ガスが溜(た)まっている

お腹(なか)に便秘やガスが溜(た)まると、腸が膨張しほかの臓器を圧迫することで腹痛が起きます。便秘は生活習慣から起こることが多いです。しかし、がんや腸がねじれて塞がっている可能性もあります。激痛や下痢・血便などの症状が伴う場合は、早めに検査を受けましょう。お腹(なか)の中に溜(た)まった便は、腸の中で腐敗しガスが発生します。腸に便が詰(つ)まり、食べ物が進まなくなることで腹痛が起こるのです。

便秘による腹痛は、便が出るまで何日も続きます。痛みや吐き気で眠れなくなる人もいるほど辛(つら)い症状です。痛みを和らげるには、お腹(なか)のガスと便を出すことと、日頃の生活習慣の見直しが必要になります。

3-7.そのほか考えられること

幼児の腹痛は、体調不良や精神的なことから起こることが多いです。子供は自覚症状がなく、痛みをうまく表現できません。また、痛みの部位もうまく伝えることができないため注意してみておく必要があります。女性は、生理や妊娠・婦人科系トラブルで腹痛が起こることもあるでしょう。また、食べ過ぎや飲み過ぎも消化不良により腹痛が起こります。

4.腹痛で注意したい5つのチェックポイント

腹痛は、便秘やガスが溜(た)まっていることから起こっているもの、お腹(なか)の中にある臓器に異常があるため引き起こされているものなどさまざまな原因があります。便やおならを出すことで症状が改善されることも多いでしょう。また、痛みに波があり、しばらく横になると楽になる腹痛もあります。腹痛で注意したい5つのチェックポイントを確認してみましょう。

  1. 腹痛が起きている場所を確認
    腹痛は、腹腔内の器官のあらゆる変化で引き起こされます。みぞおちが痛い、痛みが移動する、下腹部が痛い…。痛みを感じる部位で、腹痛の原因となっている病気を予測できます。
     
  2. どのような痛み?
    キリキリ痛む、痛みに波がある、刺すような激しい痛みなど、腹痛の痛みはさまざまです。
     
  3. 痛みの時間、感覚を確認する
    腹痛が起こってからどのくらい時間が系かしているかなど、痛みの感覚を把握します。
     
  4. 腹痛のほかに症状はないか?
    発熱・吐き気・頭痛・胸が痛い・下痢・膨張感など、腹痛のほかに見られる症状を確認します。吐き気の場合、吐いたら楽になるか?何回も繰り返している?などは食中毒の重要なチェックポイントです。ほかの症状が伴う場合は、重篤な病気が潜んでいる場合があります。注意しましょう。
     
  5. アレルギー、持病、月経・妊娠など
    腹痛の原因が、アレルギーや持病のせいで起こっているもの可能性もあります。また、女性は月経や妊娠の有無も確認してください。婦人科系の病気が潜んでいる場合もあるため、不正出血やおりものにも注目しましょう。

5.心配ない例と受診が必要な危険症状の見分け方

腹痛が起こるのは珍しくありません。時間が経(た)つとよくなることもあるため、我慢してしまう人も多いのです。しかし、お腹(なか)の痛みには自分が思ってもいないような病気が隠されていることもあります。そこでこの項では、病院を受診しなければ危険な症状の見分け方をご紹介しましょう。

  • 急に腹部の激痛に襲われる
  • 嘔吐(おうと)・冷や汗・高熱・顔面そう白になる
  • 嘔吐(おうと)物に異臭がする
  • 意識が低下
  • お腹(なか)全体が硬くなる
  • 不正出血・下血・血便が見られる場合
  • 激痛でショック状態寸前

以上のような場合は、危険な腹痛である可能性が高いです。すでに腹膜炎や腹こう内で出血が起こっているケースも考えられるでしょう。このような痛みや症状を伴うときは、病院へ行くか救急車を呼んでください。

腸が詰(つ)まる腸閉塞は、急に転げまわるような激痛で一刻を争います。また、激しい腹痛には胆石や虫垂炎の疑いもあるでしょう。いずれにしても、我慢は禁物です。お腹(なか)の臓器が破れ、腹膜炎を起こすと大変な状態になりますので早めに受診してください。トイレに行くと治まる、しばらく休んでいたらよくなるような、ただちに危険がない痛みでも、原因を探ることは大切です。

慢性的に痛みを感じるときも病院を受診しましょう。食後、激しい嘔吐(おうと)と下痢を伴う場合は食中毒の可能性があります。抵抗力の弱い高齢者やお子様はすぐに受診が必要です。

6.症状に合わせた腹痛の対処方法とは?

この項では、お腹(なか)が痛いときに起こる症状別、対処法をご紹介していきます。腹痛は人によりさまざまな原因が考えられるため、以下の方法が必ず効果があるわけではありません。もし行っても症状が改善されない場合は、無理に続けず病院を受診しましょう。

6-1.激しい嘔吐(おうと)や下痢を伴う急な腹痛

食後、激しい嘔吐(おうと)や下痢を繰り返す腹痛は食中毒の可能性があります。中には呼吸停止を伴う危険なものもあるため、注意しなければなりません。症状が軽い場合は、脱水に気を付けで経過を見ましょう。下痢止めは、細菌やウィルスを体内に留(とど)めてしまう可能性があるため、服用しないようにしてください。市販の整腸剤は服用してもいいでしょう。症状が全然改善されない場合はすぐに病院を受診してください。

6-2.便秘やガスが溜(た)まったときの腹痛の対処

便秘が原因の腹痛では、お腹(なか)を温めることが大切です。特に寝る前・朝の白湯は便秘に効果があります。ガスや便が体内に溜(た)まり苦しい場合は、手でおへその周辺を”の”の字にマッサージすると効果的です。ゆっくりと1分くらいマッサージするとお腹が温まり楽になるでしょう。お腹(なか)を圧迫するような衣服は、腹圧が上がるためウエストを緩めてください。しばらく体をまっすぐに横になるのもオススメです。下剤など薬に頼ると、自力で排便する能力が落ちてしまいます。下剤はできるだけ避けてください。

6-3.胃痛の対処法

胃痛も珍しい症状ではないため、胃痛が起こるとすぐに胃薬を飲む方も多いでしょう。しかし、胃痛は知らず知らずのうちに潰瘍まで進んでいる場合もあります。薬は飲み過ぎず、胃酸を抑えるような食べ方・食べ物を選ぶようにしましょう。特に、早食いは、食べ物をよく噛(か)まずに飲み込むため消化不良を起こすことが多いです。

食事はゆっくりと消化にいいものを摂(と)るように心がけましょう。食べ過ぎや飲み過ぎで胃痛を感じる場合は、右腹を下にして寝てみてください。胃は右を下にして寝ると形状をたもてるため、消化促進に効果があります。また、半身浴などで体を外側から温めるのも効果があるでしょう。ぜひ試してみてください。

6-4.ただの下痢には…

嘔吐(おうと)や発熱などが伴わない下痢は、食べ過ぎや飲み過ぎなど胃腸の不調で引き起こされている可能性が高いです。またお腹を冷やしたことでも下痢になります。下痢をしたときは冷たい飲み物を控え、温かい飲み物を飲み、お腹(なか)を温めましょう。胃腸に負担をかけないよう、温かいスープやおかゆ、やわらかめに煮たうどんなど消化にいい食べ物を食べてください。はちみつは、整腸作用があるためオススメです。また、下痢のときには脱水症状にも気を付けなければなりません。唇や肌の渇き・尿の回数には注意しましょう。

下痢は、体の中の菌を体外に排出する目的があります。市販の下痢止めを自己判断で使用すると症状が悪化する可能性もあるでしょう。薬を飲むよりは、お腹(なか)を温め胃腸を休ませることが一番です。

7.腹痛の予防方法~日常生活からできること~

7-1.規則正しい生活と食生活

当たり前のことですが、私たちの健康は体内のリズムを規則正しく刻むことで保たれています。便秘やガスが溜(た)まる症状も、不規則な生活が原因です。スムーズな排便を促すためにも、たばこやアルコール・刺激物は避け胃腸にやさしい食事を心がけましょう。1日3食きちんと食べて、質のいい睡眠をとってください。

食事は食べ過ぎも腹痛につながるため、腹8分におさめましょう。りんごに含まれるペクチンは、腹痛の原因になる悪玉菌を退治する効果があります。食物繊維も豊富なので、腹痛に大変オススメです。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌も悪玉菌を退治し、腹痛を予防します。ヨーグルトに殺菌効果の高いはちみつをかけて食べるとより効果が高いでしょう。

7-2.精神的ストレスに注意

過労や過度のストレスは自律神経のバランスを崩し、胃痛や潰瘍・そのほかさまざまな病気を引き起こす原因となるでしょう。日頃からストレスは溜(た)めずなるべく発散するように心がけてください。趣味を楽しむ・お風呂につかる・友達とおいしい食事を摂(と)るなど、自分のストレスを解消できる方法をいくつか持っておくと日々のストレスを溜(た)め込まなくなります。

7-3.適度な運動を心がける

運動不足は、便秘やお腹(なか)にガスが溜(た)まる原因になります。また、ズボンやスカートのウエストがきつい、長時間座るなどもお腹(なか)が張る原因です。ウエストは圧迫せず、腹圧を下げましょう。休み時間のストレッチや軽い運動は、便秘やガスに大変効果的です。

運動をすると腹筋がつき、便やガスを排出する力が強くなります。また、ストレス発散にもつながるため、胃痛や潰瘍を予防できるでしょう。ストレッチやウォーキングは、腸の動きもよくなるため消化吸収に効果抜群!オススメの便秘解消法です。

まとめ

いかがでしたか? この記事では、腹痛の場所や痛み方から考えられる病気や、すぐに受診したほうがいい危険症状について解説しました。腹痛は、私たちの体によく起こる症状であるゆえに、我慢や安易な判断をしがちです。しかし、腹痛には重篤な病気が隠されている可能性があります。本来はもっと注意すべきものなのです。

この記事を参考に、痛みの場所や種類を確認し、気になる症状があればすぐに病院で検査を受けましょう。腹痛は日常生活の見直しで改善することができます。

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